「アニメの出来が良すぎて…」『左ききのエレン』かっぴー氏が明かすポジティブな決意【記者会見】
イチオシスト
(写真左から、内山夕実、千葉翔也、原作・かっぴー氏)
4月7日(火)から、テレ東系列で放送開始するアニメ「左ききのエレン」(毎週深夜24時) 。
kino cinéma新宿にて第1話から第3話の舞台挨拶付き先行上映会が行われ、ボイスキャストの千葉翔也、内山夕実、原作者のかっぴー氏が登壇。作品への思いを語った。
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連載10年目で待望のアニメ化
累計2億5000万PV、発行部数410万部を突破し、ドラマ化や舞台化もされた人気漫画の待望のアニメ化。
広告代理店で働く凡人のデザイナー・朝倉光一と、圧倒的な才能を持つ天才アーティスト・山岸エレンを軸に、「才能」と「努力」の対比や、現代社会で働く人々の苦悩や葛藤をリアルに描いたクリエイター群像劇だ。

連載開始から10年という節目でのアニメ化について、かっぴー氏は「漫画を読まない妻や、まだ小さい子どもたちがアニメなら見てくれると思って、それが嬉しかった」と家族への思いを。
また、公式発表の約2年前から自身のSNSでアニメ化を“フライング告知”していたエピソードも明かし、「ネットでは『ポシャったんだろうな』と言われていたけれど」と、笑いを交えながら長期にわたる制作期間を振り返った。

千葉は、自身が演じる光一の「何者かになりたい」という切実な叫びに触れ、「演じている時よりも、出来上がった映像を見てハッとさせられた。光一は、いろんな人の気持ちを代弁している」とキャラクターへの深い共感を。

エレン役の内山は「まさに体当たりで、お互いに全力でお芝居を投げかけた」と手応えを明かした。
オーディションでは、光一役とエレン役がペアになって映像に声を当てるという珍しい形式が取られたそう。かっぴー氏は「光一役は迷わず千葉さんしかいないと思った」と語り、エレン役についても「千葉さんとの相性が決め手だった」とキャスティングの裏側を明かした。
また、作中に登場する神谷のセリフ「最低の日に最高の仕事をするのがプロ」に話題が及ぶと、かっぴー氏は自身が広告業界に身を置いていた経験に触れ、「家族との時間を犠牲にするなど、何かを削って作品を生み出している人が多かった」と語り、作品に漂うリアルな苦悩の背景を明かした。

さらに、本作のキャッチコピー「天才になれなかった全ての人へ」にちなみ、「もし一つ才能を手に入れられるなら」という質問も。
内山は「緊張しない才能」、千葉は「どんなに叫んでも翌日には万全のコンディションに戻る喉の強さ」と回答。かっぴー氏は「画力」と即答し、「漫画家はボロボロのコンディションでも描き続けなければいけない仕事。だからこそ、作画の人は本当にすごい」と語った。
追加キャストとして、朱音優子役に結川あさき、流川俊役に新垣樽助、佐久間威風役に松田健一郎が決定したことも発表。
また、3月27日(金)から1週間限定先行上映で配布される入場者プレゼントも解禁。かっぴー氏書き下ろしによる58ページの小冊子で、エレンの幼少期を描くエピソードが収録されるという。
かっぴー氏は「ずっと描きたいと思っていた父と娘の物語。今の自分だから描けた」と制作の背景を語り、作品への思いをにじませた。

最後にかっぴー氏は、「10年という節目でのアニメ化。実は少し前までは、やめるにはいい機会かなと思っていたんです」と明かし、「でも、アニメを見たらものすごく出来が良くて、これで俺がやめちゃったら、アニメが代表作になってしまうなと。だから逆に、これをきっかけにもう一回やるぞと。もっといい漫画を描き続けることで、後で振り返った時に”あのアニメがきっかけで始まったよな”と思わせたい。アニメ版はもちろん、これからの『左ききのエレン』に期待してほしい」と力強く締めくくった。
(取材・文/みやざわあさみ)
★作品タイトル:左ききのエレン
★OA表記:4月7日(火)深夜24時~テレ東系列にて放送開始
<先行上映情報>
「左ききのエレン」3話先行上映
3月27日(金)より3話先行・1週間限定上映
<配信情報>
Prime Videoにて、4月7日(火)より毎週火曜深夜24時30分~見放題最速配信その他動画配サービスでも、4月12日(日)より毎週日曜深夜24時30分~順次配信
※その他の配信情報はアニメ公式サイトをご確認ください。
※配信開始日は予告なく変更となる場合がございます。詳しくは各動画配信サービスの情報をご確認ください。
©かっぴー/アニメ「左ききのエレン」製作委員会
記事提供元:テレ東プラス
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