5年連続最終で涙… 久世夏乃香は悲願のプロテストへ課題克服の圧巻V【ネクヒロ開幕戦】
イチオシスト
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー開幕戦 マイナビカップ 最終日(2日間競技)◇12日◇大栄カントリー倶楽部(千葉)◇6279ヤード・パー72>
2003年生まれ、ダイヤモンド世代の久世夏乃香が「67」のラウンドでトータル8アンダーとスコアを伸ばし、逆転で開幕戦を制した。2年ぶりとなるネクヒロ2勝目。過去5年、毎回最終で涙を飲んできたプロテスト合格へ、幸先のいいシーズンのスタートを切った。
17、18番の連続バーディで後続を突き放してフィニッシュした久世だったが、本人は優勝に気が付いていなかった。「アマチュアの(佐藤)小洛ちゃんがバーディチャンスだったので、私が入れてプレーオフだと思っていました。そうしたら、みんなに『おめでとう。3打差だよ』って言われて…」。戸惑いつつも、優勝の喜びがあふれた。
初日は18番でダブルボギーを叩いた。「左が池なので、右を狙うホールなんですけど、右の林すれすれぐらいに行ったボールがロストボールになってしまいました。その後、見つかったみたいでボールは今朝戻ってきました」。4連続バーディで5アンダーと伸ばしたところでのアンラッキーなトラブルだった。
後半、再び5アンダーに戻したが、上がり2ホールは続けて3パットのボギー。オフに課題として取り組んできたパッティングでスコアを落とした。「なんでも狙いに行かずに状況によってタッチを合わせるような練習をしてきたんですけど、狙い過ぎてしまいました」。初日の反省を生かし、2日目はグリーン上でも安定したプレーを続け、ボギーは序盤の1つだけに抑えた。
8月20日生まれで名前は夏乃香。毎年、夏場は調子が良く、ネクヒロ初優勝はバースデーウイークだった。「11月の最終プロテストにも、その流れで自信を持って臨んでいるはずなんですけど、めっちゃ手が震えたり、いつもは起こらないことが起きるんです」。実力を発揮できない原因はメンタル面。この日も朝から緊張していたが「ゆっくり周りを気にせずに、目の前のことに集中しようと思ってプレーしました」。こちらの課題克服に向けても一歩前進した。
コースを離れる際には「明日は妹とディズニーランドに行くんです」とニッコリ。開幕戦優勝の余韻とともに、束の間の休息はより楽しい時間になるはずだ。
※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。26年は過去最多の18試合を予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、QTランク、ファン投票などにより決められる。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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