劇的にロードスターの走りが“自然”になる! 回転フィールを磨き上げるP5-VPエンジン専用「T-REV BP」

イチオシスト

マツダの技術思想(SKYACTIV-G)を詰め込んだ直列4気筒1.5LガソリンエンジンP5-VP型を搭載し、自然吸気エンジンならではのリニアな吹き上がりに、小型&軽量なFRスポーツカーとして軽快な走りで人馬一体感を誇るロードスター。
一方で、低回転のトルクの薄さや発進時の微妙な粘り不足など惜しいという声も……。
そこで紹介したいのが、寺本自動車商会が開発した内圧コントロールシステム「T-REV BP(ティーレブ バイパス)」シリーズのP5-VPエンジン専用「T-REV BP」だ。
4輪用に開発された従来の「T-REV αシステム」をベースに改良を加え、クランクケース内圧の安定化とメンテナンス性向上を実現している。
回転全域が滑らかに繋がり、より自然なアクセル操作に対する追従性を持つ理想のロードスター像に近づくアップデートとしてオススメ!
P5-VP ロードスターにT-REVを装着すると、なにがどう変わる?

P5-VP型エンジンの特性と弱点
軽快で吹け上がりが良く、素直な回転フィールを持つロードスター(DBA-ND5RC)のP5-VP型エンジン(1.5L SKYACTIV-G)は、低回転から扱いやすく中高回転ではスッと伸びるライトウェイトスポーツの理想形と言えるユニットだ。
その一方で、小排気量ゆえにクランクケース内圧の変動が回転フィールの底にザラつきとして現れ、アクセル操作や減速のタイミングに細かな粗さを感じる瞬間があり、もっと気持ちよく走りたい勢にとって不満点も……。
また1.5Lモデルでは特に、低回転域のトルクの薄さやクラッチミート直後の粘り不足が気になることも。
T-REV BP装着で“パワーを盛る”のではなく、エンジンの質感を上質に仕立て上げる

エンジン内部の気圧=内圧をコントロールしてくれる「T-REV BP」装着で内圧が安定し、アイドルから高回転までの内圧をきめ細かく制御し、回転の繋がりを人の呼吸リズムのように滑らかに整えた。
結果、ロードスターのように「回して気持ちいいエンジン」にとっては、T-REVがその滑らかさと直結感をさらに磨き上げる欠かせない相棒となってくれた。
クラッチをつなぐ瞬間の粘りや、アクセルを抜いたあとの減速フィールがより自然になり、ワンランク上の「クルマと呼吸が合う人馬一体感」を味わえるのだ。
内圧を制御し、心臓部の動きを滑らかに仕立てるための精密技術「T-REV BP SYSTEM」
「T-REV」は、F1やMotoGPなどで使われている「エンジンの減圧=エンジンのクランクケース内部の空気密度を減少させる」原理を、寺本自動車商会が研究・開発して市販車向けに最適化したもの。
クランクケース内の内圧(空気密度)を下げることで、空気の重さが軽いと動かしやすい=エンジン回転時の抵抗が減るという仕組みだ。
“抜く”から”整える”へ:「T-REV α」から「T-REV BP」へ進化

従来の「T-REV α」ではリードバルブ/インテークマニホールドの負圧を使って減圧する設計だったが、減圧しすぎると油圧が下がってしまうのでフィルターを通して外部から空気を取り入れてエンジンの内圧を適正に保つ必要があった。
「T-REV BP」ではフィルターを廃止し、エンジンの中から空気を取り入れる/独自構造のリードバルブでケース内の正圧を抜きつつ外気を逆流させない循環(バイパス)させる設計とした。
これにより、抜いて内圧が下りすぎたら外気を取り入れる=内圧が上下して安定しきらなかった「T-REV α」と比べ、「T-REV BP」は状況に応じて循環させることで内圧を適正値に整え、エンジン内圧の安定化につながる=減圧の効果が低回転から高回転まで安定した。
また、フィルターの清掃や交換の必要がなくなり、メンテナンス性が向上したことも大きい。
メンテナンスタイミング
「T-REV BP」のメンテナンスは1年でバルブの点検清掃(パーツクリーナー推奨)/2年または2万キロでオーバーホールを推奨している。
車種専用設計の豊富な車種別ラインナップ
それぞれのエンジンの内圧をしっかりと調整する必要があるため、「T-REV BP」は汎用ではなく車種専用としてセッティングもしっかりと合わせ込んでいる。
取り付けられる車種は4サイクルのエンジン(ブローバイガスが発生するエンジン)なら基本的にOK。
公式サイトにある4輪用T-REV 適合表を見れば、愛車に装着できるかすぐに分かるのでチェックしてみよう。
また愛車の車種が車種適合にない場合でも、寺本自動車商会へ持ち込んで取り付けることが可能かどうかをチェックしてもらえるので、まずは問い合わせてみよう。
元レーシングライダーが率いるプロの技術集団による開発・製造

「ライディングやドライビングの感覚を刺激し、より純粋に走りを楽しめるパーツ作り」を掲げ、開発・自社工場での製造・販売まで手がける大阪の老舗パーツメーカー・寺本自動車商会。
元プロレーシングライダーの寺本代表が、30年以上に渡るレース経験(鈴鹿8耐など)で培ったライダーとしての感性と技術屋としてのノウハウを詰め込んで開発した「T-REV(特許取得)」は、2輪業界では”より気持ちよく走りを楽しみたい”ライダーたちにとって定番の人気カスタムパーツとなっている。
4輪車と違いコーナリングなどハンドリングがエンジンの加減速で左右される2輪車では、エンジンに関わるパーツの開発はかなりシビアな要求と技術力を要する。
そんな2輪のテクニックが4輪用の「T-REV 」にもきっちり転用されており、目指す理想のエンジンフィールは「キレイにまわって振動もなくキレイに吹け上がって減速でもキレイに落ちていく=シルキーなエンジンフィール」とくれば、テラモト製品への信頼度と期待値は言うまでもない。
愛車の内圧データが分かる特典アリ!
行きつけのショップやクルマ用品店で取り付けてもらうのもいいが、寺本自動車商会での取り付けなら愛車のエンジンの内圧を専用器具でしっかりと計測してくれる特典があるのでお得。
ビフォーアフターを数値で見られる「効果を可視化するサービス」はありがたい。
また、取り付け方法など写真入りの取り扱い説明書が同封してあるので、工具を持っていて知識がある人なら30分ほどで取り付け可能だ。
T-REV BP SYSTEM ロードスター 【DBA-ND5RC】






ロードスター本来の“一体感”をさらに深める! T-REV効果
T-REV BP装着によって内圧変動による細かなゆらぎが整えられ、ロードスターの魅力である“自然で軽やかな人馬一体感”をさらに磨くことができた。
T-REV BPがロードスターの持つ「小排気量+回転の鋭さゆえに内圧の変動をダイレクトに伝えやすい」という弱点を克服させたのだ。
ナチュラルな発進と滑らかなクラッチミートに加え、ザラつきが消えることで1.5Lとは思えないほど素直な伸びとともに操作と回転のテンポが一致する爽快感を味わえる。
また減圧してエンジンの動きが軽くなることで負荷が減り、エンジンの寿命も伸ばせる。ユーザーからは燃費がよくなったという声も多いというから嬉しい情報だ。
もっと気持ちよく走りを楽しみたいと感じているロードスター乗りは、T-REV BPを装着したロードスターでアクセルを開けた瞬間のシルキーなつながり&軽やかで流れるような回転上昇で刺激的な走りを楽しもう!
(編集協力:寺本自動車商会)


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