【ここに掛けたい…を全部解決】テーブル・コット・車内で使える。10WAY対応「魔性のバー」が天才でした
イチオシスト
アイキャッチ画像出典:ミグラトレイル
記事中画像撮影:筆者
「ここに掛けられたら…」を何度も思ってた

キャンプや車中泊をしていると、「ここにちょっと掛けたいな〜」と思う瞬間がたびたびあります。
たとえばキャンプなら、テーブルまわりで使うランタン。テーブル置きだと広範囲を照らせず、かといって地面に置くタイプのランタンスタンドだと、位置が遠かったり、影ができたりして、手元を照らすには微妙なことも。

車内も同様で、テッシュケースや脱いだ帽子、床に置くと倒れがちなゴミ袋など、定位置が決まらずモヤっとすることがしばしば……。
その悩み、この「魔性のバー」で解決。しかも10WAYでマルチすぎる

商品名は「フィットハンガー」。愛知県発のバイクメーカーが手掛けるキャンプブランド、MIGRATRAIL(ミグラトレイル)のアイテムです。
ミグラトレイルといえば、以前CAMPHACKで紹介した「キャンプライフマルチフック」をはじめとしたマルチギアが得意なブランド。
関連記事:【110gで7WAY】カラビナもう使いません。多機能すぎる「魔性のフック」、これは何個も欲しくなるぞ…

公式サイトの情報を見る限り、フィットハンガーもなかなかの多機能ギア。これは使用感が気になりすぎる……と思い、現物を即ポチ。
使ってみたら、想像以上にマルチな使い勝手で、活用できたのはなんと10パターン。置き場に困るものたちの定位置をさりげなく作ってくれる気の利いたギアで、そのアイデアには脱帽でした……。
フィットハンガーミグラトレイル

フィットハンガーってどんなギア?

筆者が選んだのは、インダストリアルな雰囲気が際立つブラックカラー。素材はアルミニウム合金です。
表面にはアルマイト処理が施されており、落ち着いたマットな質感。無骨さがありつつも安っぽさはなく、なんともギア好きの心をくすぐる仕上がりです。

まずは基本的なポイントを整理してから、実際にキャンプで使い込みながら、その実力を検証していきたいと思います!
ポイント1|4つのパーツで構成されている

フィットハンガーのパーツはおもに4つ。ポール2本・クランプ・ハンガープレートです。

4つのパーツはこのような感じて連結可能。使用方法によって足し引きをして使います。
この時点ですでにいろいろな使い道がありそうでワクワク。
ポイント2|約180gの軽さ

総重量は約180g。見た目はずっしりしていそうですが、実際はメスティンと同じくらいの重さ。見た目に反して、とても軽い印象です。
ポイント3|タテとヨコで使える

このフィットハンガー、取り付け方ひとつで役割がガラッと変わるのが面白いところ。
たとえば、タテ使いなら、テーブル用のランタンハンガーに。

そしてヨコ使いにすると、クッカーを吊るせるギアハンガーに変身するんです。ユニークですよね!
しかもこのヨコ付け、じつはあのギアとも相性抜群だったので、詳しくはのちほど。
ポイント4|ハンガープレートは移動OK

こんな感じで、ハンガープレートの高さを変えることもできます。ランタンの光量調整などに合わせてベストな位置にできるのが便利だなぁと。

しかもクランプの下側にも取り付けられるので、テーブル上を広く使えるのも好印象。しかもここ蚊取り線香置き場にもちょうどいい!
ポイント5|耐荷重はMAX2kgまで

耐荷重は、どのパーツに何を掛けるかで異なります。ハンガープレートの先端部分は700g以内が目安とのこと。
参考までに、ゴールゼロは約68g、ベアボーンズのビーコンライトでも約290g。このあたりの小型〜中型LEDランタンなら、余裕をもって吊るせますね。

一方で、ポールとクランプの耐荷重はいずれも2kg。ということは、約1kgのマルチグリドル(33cm)も吊るせるということですね。あとで試してみましょう。
まずはキャンプテーブルで使ってみる(5パターン)
タテ・ヨコで使えるフィットハンガーは、とにかく活用できるシーンがたくさんありました。
というわけで、1ヶ月使うなかで見えてきた便利な使いかたをご紹介。まずはキャンプテーブルに装着して使う方法を5つ!
使用例1|タテ向きでランタンハンガーにする

テーブルに「タテ」で装着すると、ランタンハンガーとして使えます。おそらく、これがいちばん王道の使いかたでしょう。
取り付けはかんたんで、引っ掛けたら、手で調節ネジを締めるだけ。

クランプはMAXで3.6cmなので、それ以下の厚みであれば取り付けできます。

そして先ほどお伝えしたとおり、ハンガープレート先端の耐荷重は700gまで。ベアボーンズのビーコンライト(約290g)を吊るしてみましたが、グラつきもなく安定感は十分です。
ハンガープレートを下げて好きな高さで吊るせるところも使い勝手◎。
使用例2|ポールに直接くっつける

ポールのトップキャップを取り外すと、カメラネジ仕様になっており、1/4インチネジ穴が底面に実装されたLEDライトを直接ジョイントすることも可能です。
たとえば、5050WORKSHOPの「ミニマライト2.0」やゼインアーツの「ZIG」なんかがその対象ですね。ハンガープレートを使わないので、よりシンプルな佇まいに。
使用例3|ヨコ向きでギアハンガーにする

最近のキャンプテーブルにはサイドバーが実装されていることも増えましたよね。
シェラカップやコップなどテーブルまわりの小物整理に便利なんですが、ノーマルのテーブルも、フィットハンガーがあればハンガー機能を後付けできます。

今度はフィットハンガーを「ヨコ」付けに。そのときクランプは中央寄りにしておくと、なにかアイテムを吊るしたときの安定感がよくなります。

こんな感じで、クランプがテーブルをがっちり挟むので……
約1kgのマルチグルドルも安定感バッチリでしたよ。
使用例4|ポール1本でも使えます

ちなみに、ポール1本だけで短く使えるところもミソ。写真のように、テーブルの一辺が短いミニテーブルでもはみ出すことなくスマートに設置できるんです!

このとおり、コンパクトなテーブルにも問題なく装着可能でした! いろいろな形・サイズのテーブルを持っている筆者にとっては、かなり嬉しいポイント。
使用例5|タテ・ヨコ同時設置もできる…!

ポール1本使いの場合は、自ずとポールが1本余ってしまいますが、じつはこれも無駄にはならない設計になっていて……

ポイントは、クランプを逆さまにすること。こうすると、余ったポールを装着できるギミックなんですよ……!
いやはや、ランタンスタンドとギアハンガーを同時使用もできるとは……。これに気がついたとき、マジで震えましたね……。ここまで考えられているなんて、ほんとスゴすぎ。
キャンプテーブルじゃなくても使えるぞ(5パターン)
ここからは、キャンプテーブル以外への取り付け例をご紹介します。
結論から言うと、想像以上に汎用性が高く、使える幅がかなり広い!
使用例6|コットにもよさげ

冒頭で「あのギアとの相性もよかった」と言ったのはコット。テーブルに横付けしたやりかたで、コットのフレームにも装着できちゃいました。

ここにストレージボックスを吊ってみたら、快適度爆あがり。吊るせないような小物も収納しておけます。
使用例7|ペグで地面に直接挿す

ペグを使えば、地面に直挿しで使うことも可能です。
やり方はシンプルで、地面にペグを垂直に打ち込み、そこにフィットハンガーを固定するだけ。

実際に試してみたところ、ソリッドステークのような円柱形のペグだと相性がよく、しっかり固定できました。
ちょっとした吊るし場所を作りたいときに重宝しそうです。
使用例8|大型のランタンハンガーにも?!

好みのカメラスタンドに、フィットハンガーのポールを取付けると大型ランタンハンガーに大変身。
先ほどのペグ地面挿しよりも安定感がアップし、設置場所を気にせず使いやすくなりそうです。
【補足】公式サイトには「LEDランタン推奨」としたうえで、「火気があるランタンは軽量な物を選択していただき、各部品の組立てに不備がないか確認し、慎重につり下げてください」とのこと。ガスなどを使うランタンの場合は十分安全に配慮しましょう。
使用例9|クルマでは荷物の整理に

このフィットハンガー、クルマでも便利。ヘッドレストに取り付けると、脱いだ上着や荷物を吊るしておけるので、狭い車内を有効活用できます。

我が家のビフォーアフターはこんな感じになりました。車内がすっきりして嬉しい!

ヘッドレストのステーにクランプがジャストフィットでした。耐荷重以内であれば問題なく使えそうです。

とくに車中泊のときはシートの上に荷物が置けなくなるので、フィットハンガーのおかげで快適度マシマシになりました!
使用例10|家ではデスクやラックに

マルチな使い方ができるフィットハンガーは、家でも大活躍。
ポールの耐荷重は2kgまでなので掛けすぎはNGですが、筆者はデスクに取り付けて、PCバッグや手荷物の一時置き場として重宝しています。

さらに嬉しいのが、クランプボルトにゴム製の緩衝材がついている点。取り付けの際に家具を傷つけにくいのも好印象でした。こうした細かな配慮は、日常使いでも安心感がありますね。
キャンプへ行かないオフシーズンは家で使うのもよき。
使い終わったあともスマートです
部品がひとつにまとまる→紛失なし

すべてのパーツは一体化できる設計なので、持ち運びや収納時に「あのパーツがない」といった心配が少ないところも嬉しいポイントでした。
収納袋つき

それに収納袋に入れたときにもパーツ同士の干渉音がないところもよかったところ。

ちなみに、ポールは最長で約68cmまで伸び、収納時は約34cmと半分サイズに。
コンパクトになるので、持ち運びのストレスもないですよ。筆者はギアボックスのスキマにスッと入れています。
使いこなすと、とにかく超〜便利

昼間はテーブルのサイドバーにして、キッチンツールなどの整理に。夜になったら、ランタンハンガーに切り替えて、卓上を真上から照らすツールに。
さらに、テントサイトを撤収したあとは車内で小物を吊るしたり、帰宅後はデスクで荷物掛けとして使ったりと、フィールドから日常まで活躍の場が広い!
使えば使うほど「なるほど、こうもできるのか〜!」と気づきが増えて、機能美がじわじわ伝わってくるアイテムでした。

とにかくワザありまくりなので、最初は考えながら使っていましたが、慣れてしまえば使いたいシーンに応じてサッと可変できるようになりました。
正直、これは買って正解ギア。吊るす収納が好きな人、マルチギア好きさんには声を大にしておすすめしたいですね!
フィットハンガーミグラトレイル

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