どんな状況下でも主導権を握り勝利を制するには何をするべきかのか?【孫氏の兵法】
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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いろいろな兆候から相手の意図や実情を探り出す
孫子は戦場で起こる注意すべき異変について述べている。敵軍が森林のなかを進撃して来るときは、多数の木立が揺れてざわめく。伏兵がいるかのように見せかけるときは、あちこちに草を被かぶせて覆おおいをつくる。本当に伏兵を散開させていると、草むらから鳥が飛び立つ。奇襲を仕掛けようと森林に潜んでいると、獣が驚いて走り出すからだ。
戦車部隊が突撃して来るときは、砂さ 塵じんが高く舞い上がる。歩兵部隊が進撃して来るときは、砂塵が低く垂れこめて一面に広がる。雑役兵が薪まきを集めているときは、砂塵があちこちに分散する。軍営を張る作業をしているときは、砂塵の量が少ないのに人の往来が激しくなる。
敵の使者の口こう上じょうがへり下りながら、軍の守りが強化されているのは、進撃の準備をしているからである。口上が強気で軍が攻撃の構えを見せるのは、撤退の準備をしているのである。
相手を油断させたいときには、窮迫した状況でもないのに和睦を懇願して来る。会戦を決意したときには、伝令が慌ただしく走りまわり、各部隊を整列させている。こちらを誘い出したいときには、中途半端な攻撃を仕掛けてくる。勝つためには各種の兆候から、ライバルの意図や実情を探り出す能力が求められる。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 孫氏の兵法』 監修:島崎晋
記事提供元:ラブすぽ
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