京急川崎駅前に1万⼈超収容の新アリーナ、2030年10月開業へ! 味の素・三菱化⼯機がパートナーに
イチオシスト

ディー・エヌ・エー(DeNA)と京浜急行電鉄(京急電鉄)は2026年1月29日、川崎ブレイブサンダースのホームアリーナを含む複合エンターテインメント施設建設プロジェクトの名称を「Kawasaki Arena-City Project(カワサキ アリーナシティ プロジェクト)」に改称すると発表し、同エリアのイメージビジュアルなどを公開しました。
また、プロジェクトの第一弾パートナーとして、味の素、三菱化工機の2社とのパートナーシップを締結。アリーナの開業予定時期が2030年10月となることを明らかにしています。
街と調和するアリーナシティ、世界初のルーフトップパークも
同プロジェクトは、アリーナ建設にとどまらず、周辺地域を中心としたまちづくりを一体的に行うものです。今回の発表によると、新アリーナは2027年中に着工、2030年10月の開業を予定。アリーナ施設単体および周辺エリアへの推計来場者数は、年間330万人。
施設の目玉となるのは、1万人以上が収容可能なアリーナとしては世界初となる「ルーフトップパーク(屋上公園)」です。多摩川河川敷の整備とも連携し、街と調和した開発を目指します。


味の素・三菱化工機とパートナーシップ締結
プロジェクトの始動にあたり、川崎にゆかりの深い2社とのパートナーシップが発表されました。
味の素:ルーフトップパークのネーミングライツ取得
川崎事業所がグループ最大規模の生産拠点であり、創業以来の歴史を持つ味の素は、アリーナ屋上「ルーフトップパーク」のエリアネーミングライツを取得しました。アリーナシティ全体で「食とヘルスケア」を中心とするウェルビーイング創出の場を提供するほか、バスケットボールやダンスなどのコンテンツを活用した取り組みも展開予定です。
三菱化工機:水素エネルギーの導入
1935年に川崎市で創業した三菱化工機とは、環境・エネルギー分野で連携。同社が持つ水素技術を活用し、アリーナシティへの水素エネルギー導入に向けた検証を行います。すでに2025年12月より、近隣の「カワサキ文化公園」にて水素吸蔵合金・燃料電池一体型システム「HyDel(ハイデル)」の運用を開始しており、脱炭素社会の実現に向けたモデル構築を目指します。
サステナビリティプラットフォーム「Kawasaki 2050 Model」

本プロジェクトの最重要施策として、社会実装型サステナビリティプラットフォーム「Kawasaki 2050 Model」も発足しました。
これは2050年のゴールを見据え、世界共通の社会課題解決に挑む取り組みです。アリーナを核とする街区全体として、世界初の「LEED for Communities認証」取得を目指すなど、次世代都市モデルの世界的ベンチマークとなることを目標としています。
川崎の都市計画とつながる壮大な計画
川崎市は商圏人口約1500万、人口155万人を擁するビッグタウン。羽田空港まで京急電車で20分もかからない交通利便性の高さを誇り、平均年齢は政令市で最も若く、成長都市としても知られます。プロジェクトは川崎市の都市計画と一体となって進められ、多摩川河川敷の整備・開発とも連携します。
150万人レベルの都市の駅前ど真ん中(京急川崎駅に隣接した一等地)にアリーナやスタジアムを整備するのは世界的に見てもほとんど例がなく、ルーフトップパークも1万人規模のアリーナ施設としては世界初。川崎の新たなアイコンとなる壮大な計画が、今まさに進行しています。
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
記事提供元:旅とおでかけ 鉄道チャンネル
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