ティモシー・シャラメが7年間も卓球の訓練 踊るようなプレー披露 「マーティ・シュプリーム」本編映像
イチオシスト
2026年3月13日より劇場公開される、ティモシー・シャラメ主演最新作「マーティ・シュプリーム」から、本編映像の一部が公開された。
公開されたのは、卓球のロンドン世界選手権の準決勝にマーティが臨むシーン。元有名女優・ケイ(グウィネス・パルトロウ)を招待した試合で、1935年から1939年までチャンピオンだったクレツキを相手に、マッチポイントを迎えたマーティは、勝利を確信して「楽しもう」ともちかける。観客を楽しませるため、2人はエンターテインメント性の高いプレーにしようと画策する。踊るようなバックハンドで打ち返したり、息でボールを浮かせたり、コートを飛び超えてまでボールを追いかけたりと、現代の試合では考えられないような、超アグレッシブなプレーを披露する。
ジョシュ・サフディ監督は、「彼がどうやって周囲の人間を巻き込んでいくのか。彼の中にある燃えるような欲望や情熱が、どうやって他人に感染していくのか。それこそがマーティを美しい人物にしているんです」と、本シーンにはマーティの“陶酔”が描かれていると語る。さらに、このシーンでマーティがケイに与える影響についても、「この物語はケイの視点で語られています。彼女は倦怠(けんたい)の中で眠っていた人間で、夢を諦めていた。そんな彼女がこの場面で、信じられないほどの熱量で夢を追いかけている若者を目撃する。彼女はその“夢の途中”に立ち会うんです」と言及している。
マーティを演じたティモシー・シャラメは、本作で卓球選手を演じるにあたって、7年間に渡り卓球のトレーニングをしてきたという。その7年間には「計り知れないほど価値があった」というシャラメは、「肘の位置、手首、特にバックハンド。素人っぽく見えるかどうかは、そういう細部で決まります。本来なら何年もかかる技術を、カメラの前で成立させる必要がありました。俳優として、あるコミュニティを表現する責任があると思っています。この映画で言えば卓球界ですが、画面上で“本物”に見えるだけの時間をちゃんとかけないといけない。その世界の人が観た時に、『これはちゃんとしてる』と思ってもらえるレベルでなきゃ。ジョシュは今最も才能ある監督の一人だし、プロダクションチームも最高だった。そんな環境で、役作りの努力を怠る理由なんてありませんでした」と明かしている。
「マーティ・シュプリーム」は、実在の卓球選手であるマーティ・リーズマンの人生に着想を得た作品。1950年代のニューヨークを舞台に、卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレイヤーのマーティ・マウザーを描く。親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を稼ぐマーティ。ロンドンで行われた世界選手権で日本の選手に敗れたマーティは、日本で行われる次回の世界選手権に参加し、日本の選手を破って世界一になるため、ありとあらゆる方法で資金を稼ごうとする。
マーティを演じるのはティモシー・シャラメ。共演には6年ぶりのスクリーン復帰となるグウィネス・パルトロウ、マーティの友人役に演技初挑戦となるアーティストのタイラー・ザ・クリエイター、マーティの恋人役にオデッサ・アザイオンが顔をそろえる。監督は「アンカット・ダイヤモンド」のジョシュ・サフディ。これまで弟のベニー・サフディとサフディ兄弟として監督してきたが、「The Pleasure of being Robbed」以来の単独監督作となる。
3月に発表される第98回アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞(ティモシー・シャラメ)ほか9部門にノミネートされている。
【作品情報】
マーティ・シュプリーム
2026年3月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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記事提供元:映画スクエア
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