ミシュランが2026年発売の新タイヤを発表 キーワードは「energy」
今回の新製品で共通するキーワードは「energy」。
スポーツ性能や快適性といった従来の価値を維持しながら、転がり抵抗の低減によるエネルギー効率向上を高い次元で両立させた、新世代タイヤとして位置づけられる。
イチオシスト
日本ミシュランタイヤは2026年1月29日、都内で新製品発表会を開催し、2026年4月1日より順次発売となる新タイヤ「MICHELIN Pilot Sport 5 energy」と「MICHELIN Primacy 5 energy」を発表した。今回の新製品で共通するキーワードは「energy」。スポーツ性能や快適性といった従来の価値を維持しながら、転がり抵抗の低減によるエネルギー効率向上を高い次元で両立させた、新世代タイヤとして位置づけられる。

発表会には、日本ミシュランタイヤ代表取締役社長の須藤元氏をはじめ、ブランド戦略、マーケティング、そしてミシュラングループ研究開発部門の責任者が登壇。
製品説明だけでなく、ミシュランが掲げる「Performance Made to Last(最後まで続く性能)」という思想や、サステナビリティへの取り組みについても語られ、2026年以降のタイヤ開発の方向性が示された。

EV・BEVの普及やSUVの大型化、安全装備の充実によって、車両は年々重量化している。
その結果、タイヤの転がり抵抗は燃費や航続距離、さらには交換サイクルにも大きな影響を与える要素となった。
ミシュランは、環境性能と走行性能は両立できるという考えのもと、低転がり抵抗でありながら、グリップ・耐摩耗・快適性を犠牲にしない「energy」シリーズを投入する。
「MICHELIN Pilot Sport 5 energy」は、「Pilot Sport EV」の後継モデルとして開発されたハイグリップスポーツタイヤだ。
スポーツ走行に求められる卓越したハンドリング性能を維持しつつ、低燃費性能、耐摩耗性、ウェット性能をさらに向上。
スポーツセグメントとしては異例となる、低燃費性能最高グレード「AAA」を取得したサイズを含むことが大きな特徴となっている。
- 転がり抵抗性能:AAA / AA(サイズにより異なる)
- ウェットブレーキング性能:約3.3%向上(従来モデル比)
- 高いハンドリング性能と接地安定性
- バイ・コンパウンド・テクノロジー
エネルギー効率を高めるコンパウンドと、高いグリップ性能を両立。 - スリムベルト
トレッド構造を最適化し、転がり抵抗を低減。 - ダイナミック・レスポンス・テクノロジー
ドライバーの操作を正確に路面へ伝える。 - マックスタッチ・コンストラクション
接地圧を均一化し、偏摩耗を抑制。 - ピアノアコースティック・テクノロジー
スポーツタイヤでありながら静粛性にも配慮
「MICHELIN Primacy 5 energy」は、「e-Primacy」の後継モデルとなるプレミアム・コンフォートタイヤ。
低燃費性能において最高グレードAAAを獲得し、耐摩耗性、ウェット性能、静粛性を高次元でバランスさせている。
- 低燃費性能:最高グレードAAA
- ウェットブレーキング性能:約4.5%向上
- 優れた耐摩耗性とロングライフ設計
- プライマシーらしい高い静粛性
- energy passive 2.0 コンパウンド
転がり抵抗、ウェット性能、耐摩耗性を高次元で両立。 - スリムベルト
エネルギー損失を抑え、燃費と航続距離に貢献。 - サイレント・リブ・テクノロジー
パターンノイズを低減し、静粛性をさらに向上。 - ピアノアコースティック・テクノロジー
- フルリング・プレミアムタッチ
深みのある黒さと高級感あるサイドウォールを実現(18インチ以上)。

走りを重視するなら→PILOT SPORT 5 energy
快適性と静粛性を重視するなら→PRIMACY 5 energy
どちらも低燃費性能を重視しているが、キャラクターは明確に分かれている。

PILOT SPORT 5 energy→18〜21インチ(全17サイズ)
PRIMACY 5 energy→16〜21インチ(全21サイズ)
EVやSUVで主流となる大径サイズを幅広くカバーされ、2026年4月1日より順次発売される。

ミシュランの「energy」シリーズは、環境性能を理由に走りや快適性を妥協しないという明確なメッセージを持つ。
走る楽しさ、上質な乗り心地、そしてエネルギー効率。
そのすべてを追求するミシュランの2026年新タイヤは、次世代のタイヤ選びにおけるひとつの基準となりそうだ。

記事提供元:CARPRIME[カープライム]
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
