「UTはボール1個分ぐらいのフェースでいい(笑)」 98期生NO1のショットメーカーは操作性重視の小ぶりなヘッドが好み【ルーキーのクラブチェック】
イチオシスト
2025年のプロテストに合格したルーキーはどんなクラブを使っているのか。新人プロの初戦である25年の「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で使用したクラブを取材。今回は元ナショナルチームのメンバーで新人戦を制した藤本愛菜に聞いた。
現役ナショナルチームの一員として、2度目の挑戦で合格をつかんだ藤本。上田桃子らのコーチとして有名な辻村明志と二人三脚でハードトレーニングなどが実を結んだ。昨年12月のファイナルQTでは21位に入り、今季前半戦の出場権を獲得。98期生No.1の称号をもってプロデビュー戦を迎える。
新人戦で使用したクラブを見ると、ウッド系とパターはキャロウェイ製。アイアンとウェッジはダンロップ製だ。1Wは女子ツアーでも人気の「ELYTE ♦♦♦ TD」とややつかまりのいいモデルを使用している。「ドライバーはスピン量が少ないのと、ピタッと構えやすい。フェアウェイウッドはシャロー気味のタイプが好きです」と話す。
ドライバーのシャフトは「フィッティングをして一番良かった」というグラファイトデザインの『UB-5S』を使用。先端から先中部の剛性を高め、ヘッドのムダな動きを抑えて強く叩けるタイプが気持ちよく振れるという。フェアウェイウッドは「重い方が安定する」とグラファイトデザインの手元側の剛性をたかめたつかまりのいいモデル『CQ』の60グラム台を挿している。
ユーティリティは「何年も使っている」スリクソンの『ZX MkⅡHYBRID』で、シャフトは中学生時代から愛用するUSTマミヤの『ATTAS HY 75S』。「小ぶりなユーティリティが好きで、なんならアイアンぐらいの薄さでいい。ボール1個分ぐらいのフェースでもいいぐらい(笑)。小さくて操作性のあるものが好きです」と、小ぶりなヘッドを好む。
もちろんアイアンも操作性重視。男子プロも好むスリクソンのハーフキャビティ『ZXi7』を使用する。「ハーフキャビティは芯を外すと飛ばなくて難しいのですが、操作性がいいから、めっちゃ好きです。ポケットキャビティの方がやさしいですが…」と、ドロー、フェード、高低、さまざまな弾道を打ち分けるショットメーカーの藤本にとっては、やさしさよりも狙い通りの球筋が打てるヘッドを好む。
ちなみにパターはオデッセイの『TRI-BEAM #2』とトップラインが“極細”のブレードタイプ。もちろん「操作性がいいので。ボテッとしていると操作性が悪く見えてしまうので」というのが使用する理由だ。
使用クラブのスペック(2025年 JLPGA新人戦)
1W:キャロウェイ ELYTE ♦♦♦ TD(9度/ Tour AD UB-5S)
3、5W:キャロウェイ ELYTE(15度、18度/ Tour AD CQ –6S)
4、5U:スリクソン ZX MkⅡ(22度、25度/ATTAS HY 75S)
6I~PW:スリクソン ZXi7(Dynamic Gold 95S)
50、54、58度:クリーブランド RTZツアーラック(Dynamic Gold 95S)
PT:オデッセイ TRI-BEAM #2 ストロークラボ
BALL:スリクソン Z-STAR XV
グリップ:イオミック
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
