「これ、よくない?」登山にも“ハマる”トレイルランナー激推しアイテム6選
アイキャッチ画像提供:澤柳ゆり 編集:筆者 使ってみると手放せない!登山で“トレランギア”が大活躍するワケ 撮影:筆者 「トレランアイテム=走る人のアイテム」と思っていませんか?実は「登山を快適にしてくれるアイテム」でも […]
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イチオシスト
アイキャッチ画像提供:澤柳ゆり 編集:筆者
使ってみると手放せない!登山で“トレランギア”が大活躍するワケ

撮影:筆者
「トレランアイテム=走る人のアイテム」と思っていませんか?実は「登山を快適にしてくれるアイテム」でもあるんです。
トレランアイテムの特徴は登山アイテムと同じ、「軽量・速乾・コンパクト」。さらに「走る」というスピード感のある動きを妨げないよう、シンプルで使いやすいのが最大のポイントです。登山で使ってみると、「あれ?いつもより軽くてスムーズかも!?」と驚くのでは。
しかも、軽い=疲れにくいという大きなメリットも。長時間の登りや下りでも体への負担が少なく、荷物の圧迫感も軽減。登山で使うのは「あり」なのです!
「登山好き」なトレイルランナーが激推し!山で使えるトレランアイテム6選

画像提供:出演の皆さん 編集:筆者
実際にトレランアイテムを登山とトレラン、「両方で使っている」という声がちらほら聞こえるように……。
そこで、筆者が住む高尾周辺で活動する“登山好きなトレイルランナー”たちに、山で愛用しているトレランアイテムを教えてもらいました!
リアル愛用者が激推しする「山で本当に使えるトレラン用品」は、登山のウェア・ギア選びのヒントになること間違いなしです。
山もトレランも経験豊富!澤柳ゆりさん

画像提供:澤柳ゆり 編集:筆者
■登山歴:13年
■トレラン歴:7年
■登山スタイル:北アルプスでのテン泊縦走、ニュージーランドでのロングハイク、高尾や奥多摩でのトレイルランニング
登山、バックカントリースキー、トレランとアクティブに活動し、UTMBといった海外レースも完走した一児の母。夫はトップランナーの一人、澤柳匠さん。家族でレース遠征を楽しんでいます。
スムーズな行動と扱いやすさが◎。スパイン入りソフトフラスク「NATHAN ExoDraw SoftFlask 2.0」

画像提供:澤柳ゆり 編集:筆者
登山で便利だと感じたのがザックを降ろさずに給水できること。ザックのショルダーポケットからサッと取り出して補充できるので、立ち止まる時間が最小限で済みます。
左右2本を使い分けられるのも大きなメリット。片方は水、もう片方は麦茶やスポーツドリンクにしておけば、行動中の気分や体調に合わせて飲み物を選ぶことも可能。
縦走などで何日も連続使用する場合でも、軽くてかさばらないうえ、パーツを簡単に分解して洗えるため衛生的。広口なので洗いやすく、乾きも早いので、自宅での保管がラクなのも地味に嬉しいポイントです。
ー ゆりさん ー
とくに連泊での縦走登山の際、ハイドレーションやボトルの衛生面が気になっていたので、その心配が無くなるだけで山行の快適さが大幅にアップしました!
岩場などでもハンズフリーで麦茶やスポーツドリンクが飲めるのも、ちょっとした幸せです(笑)。
複数本に分けて携行できる=リスク分散になるのも安心材料。以前、山行中にハイドレーション本体が破れて水漏れして使えなくなったことが……。複数持つことでリスクを回避でき、行動を続けることができました。
このフラスクはスパイン(芯)が入っていて自立するがポイント。中身が少なくなっても飲み口が下に落ちにくく、最後までストレスなく飲めます。さらに、ハンドベルトを装着すれば手に持って行動できて便利です。
水がある=行動範囲が広がる!ソフトフラスク用浄水器「KATADYN BeFree」

画像提供:澤柳ゆり 編集:筆者
ソフトフラスクと合わせて使っているのが、この浄水器。湧水や沢水をそのまま補充して飲めるので、水切れを気にせず長時間行動できます。浄水しながら同時に飲めるため、煮沸などの手間もなし。行動中でもサッと使えて登山との相性抜群です。
ー ゆりさん ー
山の水特有の臭いや塩素が気になる時に臭いを軽減してくれるのが嬉しいところ♪水の補給の選択肢が増えることで、行動の自由度がぐっと広がりました。
心も体もまるごと「山」を楽しむ山本将也さん、ちひろさん夫妻

画像提供:山本将也 編集:筆者
将也さん
■登山歴:12年
■トレラン歴:12年
■登山スタイル:山梨県大月・上野原エリア、ソロで波線ルートの探索が好き
ちひろさん
■登山歴:14年
■トレラン歴:8年
■登山スタイル:八ヶ岳エリア、東京近郊の里山などでゆるっと日帰りファミリーハイク、高尾エリアの朝ラン
高尾山麓の総合治療院「やま施術院(@yamasejutsuin)」と高尾オーダーメイドツアー(@takaoordermadetour )を主宰する山本将也さんとちひろさん夫妻。将也さんは100マイルを完走したウルトラランナーで山と身体のスペシャリスト。ちひろさんは登山やランを楽しみながら、最近はお子さんとのファミリーハイク、親子トレラン大会にも参加しています。
軽登山ならこれで十分!走っても揺れない「Ruy ADDiTIONAL RACE BELT #1」

画像提供:山本将也 編集:筆者
将也さんのおすすめアイテムはプロ山岳アスリート・上田瑠偉さんのオリジナルブランド “Ruy” のウエストベルト。
一見するとシンプルなランニング用ベルトですが、腰回りで揺れることがなく身体にフィットしたまま荷物を携行できるのが大きな特徴。薄手ながら腹部を覆う構造になっているため、軽い保温効果があるのもポイントです。寒い時期は前後にカイロを仕込めば、冷えやすいお腹まわりをしっかりカバー。体幹が冷えにくくなることで、行動中の快適さもぐっとアップします。
また、足さばきの邪魔にならないのも登山向き。段差の多い登山道や下りでも動きを妨げず、歩行に集中できます。軽く腹部を圧迫することでコルセットのような安定感が得られるのも意外なメリット。長時間の行動でも姿勢が崩れにくく、「なんとなくラク」と感じる場面が多いアイテムです。
ー 将也さん ー
サコッシュ、ウエストポーチ、ウエストベルトよりも足捌きが圧倒的に良いので行動スピードを落とさずに進めます!
もっと遠くへ……と、足を延ばしたくなる「Answer4 FOCUS Light」

画像提供:山本ちひろ 編集:筆者
ちひろさんのおすすめアイテムは「Answer4 FOCUS Light」。高尾をベースに活動するトレイルランニング専門ブランド・Answer4のバックパックです。
ファストハイクや軽装での登山にぴったり。とにかく軽いので体への負担が減り、行動範囲が自然と広がります。
とくに優秀なのがショルダーポケットと脇ポケットの収納力。補給食やソフトフラスクを入れておけば、バックパックを下ろさずにそのまま補給できます。この“ダイレクト補給”の快適さは、一度味わうともう元には戻れません!
外側にバンジーコードを装着すれば収納力がさらにアップ。脱いだ上着を外付けできるので、気温差のある山行でもスムーズに対応できます。
背負ったときの安定感も大きな魅力。逆三角錐形状で重心が高く設計されているため、歩行中に揺れが少なく、体幹がブレにくいので歩きやすさ◎。
サイズ展開が豊富で、自分の体型に合ったサイズを選べるのも嬉しいポイントです。
ー ちひろさん ー
内容量は約7Lとコンパクトですが、意外としっかり荷物が入るので、ランや登山に大活躍!
実際に陣馬山〜高尾山の約20kmのファストハイクで使用したときは、ミラーレス一眼、水、小さなマット、おやつや補給食、エマージェンシーキット、レインウェア上下を余裕で収納。重たいカメラは防水スタッフバッグに入れ、ザックの一番上になるように収納するとブレずに安定しました。
ストックなど細長い物もバンジーコードで簡単に外付け可能。ハイキング中に無人販売で買ったネギをくくりつけて帰ったこともあります(笑)。

画像提供:山本ちひろ(画像のフォーカスライトは夫・将也さんのもの) 編集:筆者
百名山を完登、フルマラソン サブ3の実力者!岡本拓実さん

画像提供:岡本拓実 編集:筆者
■登山歴:20年
■トレラン歴:3年
■登山スタイル:ソロはトレランスタイル、ファミリーではキャリア登山。基本ノーマルルートのみ、冬季少々。百名山完登。
筆者が「師」と仰ぐ、旧知の登山仲間。夏山縦走、厳冬期テント泊、トレランスタイルでピークハントを楽しんでいます。最近、最後の宮之浦岳を登り日本百名山を完登。フルマラソンをサブ3(3時間切り)で走る実力者です。
ミトン付きで安心感UP!「UNWASTED adapt」

画像提供:岡本拓実 編集:筆者
岡本さんのおすすめアイテムは、収納可能なフード付きのトレイルランニング用グローブ「UNWASTED adapt」。フィンガーレス仕様に加え、通気性の高い生地が採用されているため手のひらが蒸れにくく、行動中でも手の温度を適度に維持。運動量の多い登山やファストハイクで重宝します。
強風や小雨が降ってきた時はオーバーミトンを被せて対応。状況に応じて使い分けられる柔軟さが魅力です。
また、ストック使用時には手の皮膚をしっかり保護。長時間ストックを握っても擦れにくく、手のストレスを軽減してくれます。トレランでは手をついた時や転倒時の怪我予防にもなり、安心感が違います。
レースシーンを想定した作りだけに、細かな配慮も充実。汗を拭いたり、鼻水を拭いたりと、ちょっとした場面で使える汎用性も見逃せません。
ー 岡本さん ー
息子をキャリアで背負う登山(重量20kg強)の際にストックにかなり体重を乗せるため、手の親指の付け根が擦れてしまったことが……。
このグローブを導入して、一通りのシチュエーションで耐候性・操作性を確保しつつ手も保護することができ、登山時の快適度が格段にアップ!それ以来、愛用しています。
登山もトレランも楽しむブランドディレクター・塙健一朗さん

画像提供:塙健一朗 編集:筆者
■登山歴:15年
■トレラン歴:3年
■登山スタイル:低山、里山からアルプスまで、日帰り〜テント泊縦走とオールシーズン楽しむ。高尾山域を中心にトレイルラン。
- 「山でも着られるコットンTシャツ」やメリノウールの中でも最高級とされるスーパーエクストラファインメリノを使用したアウトドアウェアを作り出すブランド・subtle voice(サトルボイス/@subtlevoice_official)のディレクター。最近始めたトレランは大会にも積極的に参加し、100マイルレースを完走。
意外とメリットがたくさん!「UltrAspire Lumen 600 4.0」

画像提供:塙健一朗 編集:筆者
塙さんおすすめのアイテムは画期的なウエストライト「UltrAspire(ウルトラスパイア) Lumen 600 4.0」。
まず感じたのは、足元の見え方の違い。光が低い位置から当たるため、ヘッドライトより路面の状況が視認しやすく、とくに下りでは歩きやすく感じました。ヘッドライトの補助的にも使えます。
また、意外だったのは、光に寄ってくる虫が気になりにくいこと。光源が腰の位置のため、わずらわしい虫が顔にまとわりつかず、夜のトレイルでも集中が途切れず行動できました。
ガスが出ている状況でも、ヘッドライトより視界が安定します。霧に光が反射して白くなる感じが少なく、足元の見やすさが段違いでした。
ー 塙さん ー
歩きが中心のナイトトレイルであれば、ヘッドライトよりウエストライトの方が歩きやすい場面は意外に多いと思います。
ヘッドライトの予備としても常に携行したいアイテムです。
トレランアイテムで、登山はもっと自由に楽しくなる!

撮影:筆者
軽くて、動きやすくて、扱いやすい。
トレランアイテムは、登山の「ちょっとしたストレス」を減らし、行動そのものをもっと快適にしてくれます。
そんなトレランアイテムを味方につけて、いつもの登山をもっと自由に、もっと楽しくアップデートしてみてください!
イグソドローソフトフラスク 2.0NATHAN(ネイサン)

ビーフリーAC 0.5L ブルーKATADYN(カタダイン)

Additional Race Belt #1Ruy(ルイ)

FOCUS LightAnswer4(アンサーフォー)

adaptUNWASTED(アンウェイステッド)

LUMEN 600 5.0 《※現行モデル》UltrAspire(ウルトラスパイア)

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