<オオスズメバチ>を素手で捕獲!危険度MAX、命がけで狙う究極の食材:所さんのそこんトコロ
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(毎週金曜夜8時)。
「テレ東プラス」では、12月12日(金)に放送された「激レア食材ハンター野人を追え!」をプレイバックします。
【動画】<オオスズメバチ>を素手で捕獲!危険度MAX、命がけで狙う究極の食材
自然界の知られざる食材を獲り、ミシュランの星つきレストランなどにおろす"野人"こと天然食材ハンター・谷田圭太に密着!
リポーターのワタリ119と谷田がやって来たのは、岡山・和気町。今回の獲物は危険度MAX!かつ、谷田が「虫唾が走るほど嫌い」と恐れる激レア食材です。
その正体は、日本最強のハチともいわれるオオスズメバチ。命を落とす危険もあるため、今回はスズメバチ捕獲の専門家・熱田さんを助っ人として迎え、巣の中にいる幼虫やサナギ、いわゆる「はちのこ」を狙います。

まずは、熱田さんが仕掛けたエサのポイントへ。木にぶら下げられていたのは、モンススメバチの幼虫とサナギが入った巣。熱田さんは、捕獲したはちのこを利用してこの仕掛けを作っているそう。

2つ目の仕掛けポイントに向かうと…そこにいたのはオオスズメバチ。日本最大級の体を持ち、猛毒で人の命をも脅かす存在です。

熱田さんはなんとオオスズメバチを素手でキャッチ! 実は、巣から8m以上離れていれば攻撃性が低く、比較的おとなしいとのこと。今回のターゲットはこのオオスズメバチのはちのこであるため、まずは巣を突き止めなければいけません。

巣を突き止めるために行うのは、伝統の猟法「ハチ追い」。エサに寄ってきたハチの体に白いビニール紐の目印をくくりつけ、巣へ帰るハチを走って追いかけることで、巣の場所を特定します。
「ハチ追い」の達人でもある熱田さんのガイドで、谷田がビニールの切れ端をこよりにした目印をハチの身体にくくり付けます。
飛び立ったハチを追って一行は猛ダッシュ! 仕掛けから約20m離れた林の中に巣があると当たりをつけます。

ここからが本当の意味での命がけ。細心の注意を払いながら林に入り、かすかなハチの羽根の音を手掛かりに巣の場所を捜索。しばらく歩くと、石の下に巣を発見しました。
通常は殺虫剤や煙幕を使いますが、熱田さんは「素材の価値を落としたくない」とのこだわりから、危険な生け捕りを選択します。

いよいよ捕獲作戦スタート。巣の出入り口を特製の筒で塞ぎ、地面を叩いて振動を与えることで、怒ったハチを筒の中へ誘導していきます。筒の中はあっという間に70匹以上のオオスズメバチで埋め尽くされ、戦慄の光景に。

さらに土を掘り進めると、直径約60cmの巨大な巣が出現し、体長5cmほどの女王バチも姿を現しました。最終的に、合計3つの巣を手に入れることに成功しました。

こうして獲れたオオスズメバチのはちのこは、元料理人でもある谷田と熱田さんの手によって調理。まずはサナギをそのまま素揚げに。外はサクサク、中はトロッとしており、エビのような味わいだそう。

幼虫を甘辛く煮付けて混ぜ込んだはちのこのおにぎりも。まろやかな甘みが広がり、白子のような味わいにワタリも思わず絶賛。苦手を克服し、命懸けで手に入れた極上の味に、谷田も大満足の結果となりました。
記事提供元:テレ東プラス
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