“大げさじゃない暖房”がちょうどいい。1人用ポータブルヒーターおすすめ6選
イチオシスト
アイキャッチ画像出典:楽天市場
車中泊・キャンプでも使える。ポータブルヒーターとは?

ポータブルヒーターは、その名のとおりコンパクトで持ち運びやすいヒーター。ストーブが燃料を燃やした熱で空間を暖めるのに対し、ヒーターは温風や放熱によって空気を間接的に暖めるという違いがあります。
電気を使用するので、一酸化炭素中毒の心配もありません。自宅だけでなく、アウトドアや車中泊でも使いやすい商品なので、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
コードレスの充電式ヒーターってあるの?

ヒーターは熱を発するので消費電力が大きく、小型のバッテリーでは電力を賄うことができません。そのため、コードレスのポータブルヒーターはないと思った方が良いでしょう。
ECサイトなどで商品を探していると、まるでコードレスのような商品画像が散見されますが、あくまで商品をすっきりとわかりやすく見せるためであり、実際にはコードがあると思った方がいいでしょう。
ポータブルヒーターの選び方

ポータブルヒーターは、種類や消費電力の違うさまざまなアイテムが販売されています。使用シーンを想定し、使い方に合ったモデルを選んでくださいね。
ポータブルヒーターの選び方のポイント
主にカーボンヒーターとセラミックヒーターの2種類

ポータブルヒーターは、主にカーボンヒーターとセラミックファンヒーターの2種類があります。
カーボンヒーターは、炭素繊維に電気を流し、放出された遠赤外線で暖める暖房器具。風を使わないため、乾燥しにくく、スポットで重点的に暖められる点が特徴です。ただし逆に言うと広い範囲を暖めるのは不向きとなります。
セラミックファンヒーターは、セラミックを加熱することで放出された遠赤外線を、ファンで送り出す仕組みのヒーター。風を使うためカーボンヒーターに比べて広い範囲を暖めることができますが、乾燥しやすいのがデメリットです。
使用する電源でまかなえる消費電力のモデルを選ぼう

ポータブルヒーターを選ぶ場合は、使用できる電源でまかなえる消費電力かどうかのチェックを忘れてはいけません。ヒーターの消費電力が、ポータブル電源・キャンプ場の電源・シガーソケットの定格出力を超える場合は使用できないので注意が必要です。
ヒーターを長時間使いたい場合は、ポータブル電源の容量が大きなものを選ぶか、消費電力の小さなヒーターを選びましょう。ポータブル電源の容量が2倍になるか、ヒータの消費電力が2分の1になれば、単純に使える時間が2倍になります。ポータブルヒーターは、300Wを超えるモデルが多いので、一晩つけっぱなしにしたい場合は3,000Wh以上のポータブル電源を選びましょう。
安全機能が充実していると安心

安全機能を搭載しているかどうかも要確認。万が一地震が起きた場合や、誤って倒してしまった場合などに転倒時自動OFF機能を搭載したモデルであれば、火事のリスクを軽減できます。また、人感センサーを搭載したモデルであればスイッチの切り忘れの防止や節電にもつながるのでおすすめです。
ポータブルヒーターのおすすめ6選

ポータブルヒーターのおすすめ商品をご紹介します。おしゃれなモデルやコンパクトなモデルなどさまざまな商品が販売されているので、お気に入りのモデルを見つけてくださいね。

1971年創業、小型家電を手がけるメーカー「トップランド」のセラミックヒーター。デスク上に置ける超小型サイズで、消費電力は200Wと省電力。電気代は1時間あたり約6円と気軽に使えます。
手元だけをピンポイントで温められるため、デスクワークに最適。4,000円以下で購入できる手頃さも魅力です。
おすすめポイント
⚫︎超小型サイズ。ピンポイントで温めるのに便利
⚫︎消費電力は200Wと省電力
⚫︎4,000円以下で購入できる


DCモーターを搭載した静音設計が魅力の、国内最小クラスのセラミックファンヒーター。側面サイズはハガキほどと非常にコンパクトで、デスクの足元や手元など、限られたスペースにもすっきり置けます。
操作は電源のオン・オフのみというシンプル仕様で、直感的に使えるのもポイント。小型ながら転倒時に自動で電源が切れる安全設計を備え、安心感も十分です。消費電力は300Wと省電力で、電気代は1時間あたり約8円。静かでムダなく使える、日常使いにちょうどいい一台です。
おすすめポイント
⚫︎超小型なので、デスク周りや足元にも置きやすい
⚫︎DCモーター搭載で静か
⚫︎消費電力300W。1時間あたりの電気代は約8円


デロンギのセラミックファンヒーターは、スタイリッシュなデザインが魅力。前面に配された特徴的なパネル構造により、風当たりがやわらかく、不快感を感じにくい設計です。
温度設定機能を備えており、設定した温度に達すると自動で運転を停止するので、無駄な稼働を抑えられます。さらに静音性にも優れ、消費電力も360Wと控えめなので、オフィスや在宅ワーク用としても快適に使えます。
おすすめポイント
⚫︎風当たりがやわらかく、不快感を感じにくい
⚫︎転倒時に自動で電源がOFFになる。火事の心配が少ない
⚫︎静音性が高く、仕事中にも使いやすい


レトロな雰囲気が目を引く、ドウシシャのポータブルヒーター。暖かさは強・弱の2段階で調整でき、タイマー機能やリモコン操作にも対応しているので、使い勝手も良好です。
活性炭脱臭フィルターを搭載しており、気になるニオイ対策にもひと役。さらに、転倒時に自動で電源がオフになる安全設計も備えています。カラーはスタイリッシュなブラックに加え、モカやグレーなど空間になじみやすいニュアンスカラーをラインナップ。
おすすめポイント
⚫︎レトロなデザインがかわいい
⚫︎リモコン操作可能。足元に置いても操作しやすい
⚫︎活性炭脱臭フィルターを搭載。車内の臭い対策にもおすすめ

出典:楽天市場
今回紹介するモデルのなかで唯一のカーボンヒーターが、日本発ベンチャー家電ブランド・QUADSの「CONE」。遠赤外線で暖めるため空気が乾燥しにくく、約70度の首振り機能により、カーボンヒーターの弱点とされる暖房範囲の狭さもカバーしています。
運転音はほとんど気にならない静音設計で、消費電力は300W。電気代は1時間あたり約9円と省エネなのも魅力。ころんとしたフォルムで、インテリアになじみやすい一台です。
おすすめポイント
⚫︎乾燥しにくいカーボンヒーター
⚫︎消費電力は300Wで、電気代は1時間あたり約9円
⚫︎約70度の首振りで暖房範囲をカバー


アイリスオーヤマのセラミックヒーターは、使う人数やシーンに合わせて形を変えられるのが特徴。閉じた状態なら正面と背面の両側から暖気を届けられるため、向かい合って座る2人を同時に暖めることができます。開いて角度をつければ、足元を囲うように使えたり、L字配置で広範囲をカバーしたりと、置き方の自由度も高め。片面だけの使用も可能です。
1時間・3時間で設定できる切タイマーに加え、温度過昇防止機能や傾斜センサー、チャイルドロックも搭載。デスクワークからリビングまで、家族で安心して使いやすい一台です。
おすすめポイント
⚫︎使う人数やシーンに合わせて形を変えられる可変デザイン
⚫︎片面運転もでき、省電力で効率よく暖められる
⚫︎タイマー・チャイルドロック付きで安全性が高い
便利なポータブルヒーターを手に入れよう

自宅だけでなく、キャンプや車中泊でも使用できるポータブルヒーター。手軽に暖を取りたい場合に重宝するアイテムです。サイズや消費電力などの異なるさまざまな商品が販売されているので、自分の使い方に合ったものを見つけてくださいね。
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記事提供元:CAMP HACK
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