【推理ロジック】徒競走で1位になったのは誰?3人の発言から真実を見抜け!
イチオシスト

【問題】
A、B、Cの3人が徒競走をしました。レース後の3人の発言から、たった1人の嘘つきを見破り、誰が1位だったのかを推理してください。
A、B、Cの3人が徒競走をしました。
同着(引き分け)はなく、順位は1位、2位、3位にはっきり分かれました。
レース後、3人は次のように話しています。
A:「私は1位ではありません」
B:「私は2位ではありません」
C:「私は3位ではありません」
この3人のうち、「1位になった人だけ」が嘘をついています。
2位と3位の人は本当のことを言っています。
さて、1位になった(嘘をついている)のは誰でしょうか?
A. A
B. B
C. C
★ ヒント
ヒント1:「1位の人だけが嘘をつく」という条件がカギです。順番に「もしこの人が1位(嘘つき)だったら?」と仮定してみましょう。
ヒント2:もしAが1位だとしたら、Aの発言「私は1位ではない」は嘘になります。つまり「私は1位だ」という意味になり、つじつまが合います。他の人の発言とも矛盾しないか確認してみましょう。
【解説】

正解:A
それぞれのパターンを仮定して検証します。
1. Aが1位(嘘つき)の場合
Aの発言「私は1位ではない」は嘘 → 真実は「私は1位だ」。矛盾しません。
B(2位か3位)は正直者。「私は2位ではない」→ Bは3位で確定。
C(2位か3位)は正直者。「私は3位ではない」→ Cは2位で確定。
順位:1位A、2位C、3位B。
全員の条件が矛盾なく成立します。
2. Bが1位(嘘つき)の場合
Bの発言「私は2位ではない」は嘘 → 真実は「私は2位だ」。
Bは1位と仮定しているのに、2位になってしまい矛盾します。
3. Cが1位(嘘つき)の場合
Cの発言「私は3位ではない」は嘘 → 真実は「私は3位だ」。
Cは1位と仮定しているのに、3位になってしまい矛盾します。
よって、矛盾なく成立するのはAが1位の場合だけです。
「嘘つきは誰か?」という条件と順位の組み合わせを整理する、典型的な論理パズルでした!
記事提供元:脳トレ日和
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