【読解クイズ】文章に入る言葉は何?(Vol.12)
イチオシスト

【問題】
次の文章を読んで、文中の( 1 )に入る最も適切な言葉を選びなさい。
最近、健康のために毎日牛乳を飲む習慣をつけました。毎朝コップ一杯飲むだけで、なんだか体に良いことをしている気分になれます。( 1 )、飲み始めた頃、なぜかお腹の調子が優れない日が続きました。原因が分からず困っていたのですが、ある日、友人に相談したところ、「もしかして冷たいまま飲んでる?」と聞かれました。牛乳は冷たいと、お腹を冷やしてしまい、調子を崩しやすいのだそうです。私はそれ以来、牛乳をレンジで少し温めてから飲むようにしました。すると不思議なことに、あれほど優れなかったお腹の調子が嘘のように改善したのです。何事も、正しい知識を持って取り組むことが大切だと改めて実感しました。
問:( 1 )に当てはまる接続詞を選びなさい。
A. だから
B. しかし
C. そこで
D. たとえば
★ ヒント
ヒント1:前では、牛乳を飲み始めたという「体に良い行動」について述べています。
ヒント2:後では、「お腹の調子が優れない」という、行動とは逆の「予期せぬ不調」について述べています。良い行動に対する逆の結果を提示する言葉が入ります。
【解説】

正解:B. しかし
【解説】
( 1 )の前の文章では、健康のために牛乳を飲んでいるというポジティブな行動を述べています。一方、( 1 )の後の文章では、それにもかかわらずお腹の調子が悪いというネガティブな事実を述べています。前の事柄と矛盾する内容を述べる逆説の接続詞「しかし」が最も適切です。他の選択肢は以下の理由で不適切です。・A(だから):順当な結果を導く場合に使います。・C(そこで):前の状況を受けて行動を起こす場合に使います。・D(たとえば):具体例を挙げる場合に使います。
いかがでしたか?健康法も体質によって合わないことがありますね。自分にとって何が最適か、試行錯誤することも脳の良い訓練になります。
記事提供元:脳トレ日和
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