【登山者が次々乗り換え中】冬のダウンパンツは「TAIONが正解」だった…!
機能とデザイン、どちらも妥協しない「TAION」 2016年に誕生した日本発のインナーダウンブランド<TAION(タイオン)>。確かな機能性に加え、アパレル発ブランドらしいスタイリッシュな見た目で、街からアウトドアまで幅 […]
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イチオシスト
機能とデザイン、どちらも妥協しない「TAION」

2016年に誕生した日本発のインナーダウンブランド<TAION(タイオン)>。確かな機能性に加え、アパレル発ブランドらしいスタイリッシュな見た目で、街からアウトドアまで幅広いシーンで活躍するアイテムがラインナップされています。
また、高品質なダウンを使用しながらも、手に取りやすい価格帯を実現している点も大きな魅力です。
そんなTAIONのアイテムの中でも、特にアウトドアで活躍するのが「MOUNTAIN LINE(マウンテンライン)」。軽量で丈夫な素材を採用し、登山やキャンプといったアクティブシーンにも対応する設計になっています。
高品質ダウンで「軽い」と「暖かい」を両立

ダウンの保温力を示す指標の一つである「FP(フィルパワー)」。
一般的には600〜700FPあれば良質なダウンとされていますが、MOUNTAIN LINEのダウンパンツはどれも800FP以上あり、寒い時期の登山でも十分活躍できるスペックです。
重量に対しての保温性に優れる点も特長で、今回紹介する4つのダウンパンツはすべて”軽くて暖かい”を高いレベルで実現しています。
MOUNTAIN LINE4モデルの製品重量一覧(メーカー公称値)
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マウンテン ダウンパンツ
(XSサイズ)270g、(Lサイズ)290g -
マウンテン ライトダウンパン
(XSサイズ)290g、(Lサイズ)320g -
マウンテン アクティブ ライトダウンパン
(XSサイズ)210g、(Lサイズ)250g -
マウンテン パッカブル ボリュームダウンパンツ
(XSサイズ)300g、(Lサイズ)360g
※実測値では、「マウンテン ダウンパンツ」よりも「マウンテン ライトダウンパン」の方が軽量でした
アウトドアでも安心の丈夫な生地

表面には高密度マイクロリップストップ生地が使われています。
リップストップ生地は登山ウェアやバックパックに用いられることも多く、軽さと高い耐久性が特長の素材です。その中でも、TAIONのダウンパンツに採用されている“マイクロ”リップストップは、生地目をより細かくすることで、なめらかで柔らかい質感を実現。シャカシャカ音のしない上質な風合いも魅力です。
軽撥水性も備えているため、小雨や雪の中でも使いやすく、アウトドアはもちろん日常でも快適に着用できます。
シームレスに使えるデザイン

「防寒着=もこもこして不格好」そんなイメージがありませんか?
TAIONのダウンパンツは暖かさをしっかり確保しながらも、膨らみすぎない設計で見た目は驚くほどスマート。美しいシルエットで、登山中もスタイリッシュに過ごすことができます。
また、シンプルで洗練されたデザインは、登山への移動時や街中でも自然に馴染むため、山から街までシームレスに使えます。
さらに、サイズ展開とカラーバリエーションの豊富さも圧巻。ほかのブランドにはないような色や柄のダウンパンツが手に入るんです。
暖かさは?着心地は?気になるスペックをチェック!

素材やダウンの量、ディテールの違いなどによって、それぞれに個性があるTAIONのダウンパンツ。今回はMAUNTAIN LINEの全4モデルを着用し、使い勝手や履き心地をチェックしてみました。
どんな違いがあるのか、「保温性」「シルエット」「ディテール」「携行性」「どんな人におすすめか」を見ていきましょう。
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マウンテン ダウンパンツ(左)
街でも山でもこれ一本 -
マウンテン ライトダウンパン(中央左)
軽い履き心地と使い勝手の良いフロントポケットを搭載 -
マウンテン アクティブ ライトダウンパ(中央右)
シリーズ最軽量!ハイスペックダウンを使用 -
マウンテン パッカブル ボリュームダウンパンツ(右)
真冬でも頼れる保温力
①街でも山でもこれ一本「マウンテン ダウンパンツ」

MAUNTAIN LINEの4モデルのうち、最も汎用性が高いのがマウンテン ダウンパンツです。機能性と快適性を兼ね備えたダウンパンツで、もたつき感のないスッキリとしたシルエットに仕上がっています。
保温性|冷えが気になる時に頼れる暖かさ

使用しているのは800FPのダウン。中綿量がしっかりと確保されており、十分な保温力があります。
冬の登山の休憩時など、寒さが気になる静止時にも頼れる暖かさです。
シルエット|4モデルの中で最も細身

実際に履いてみると、ややタイトめなフィット感でシルエットがとても美しい印象。街中でも違和感なく、スッキリと着こなせます。
また、ダウンパンツの上にオーバーパンツを重ねてもゴワつきが少なく快適。レイヤリングしやすい点も魅力です。

裾にはドローコードが搭載されており絞って着用することも可能。
ディテール|フラップ付きのポケットが3つ

ポケットは全部で3箇所。両サイドに加えてバックにも1つ配置されています。
サイドポケットに物を入れすぎるとせっかくのシルエットが崩れてしまうため、バックポケットも上手に活用するのがおすすめです。

ちなみに各ポケットにはフラップが付いており、ジップに干渉しづらくなっています。
携行性|超コンパクトとはいかないものの、負担にはならない収納サイズ


付属の収納袋に入れるとこんな感じ。
袋が大きめなので収納しやすいのが◎。よりコンパクトに収納したい場合は、ジップロックなど圧縮できる袋を活用するのがおすすめです。
街でもアウトドアでも兼用したい人におすすめ

このパンツを初めて着用した時、「あ、シルエットがすごく綺麗」と感じました。”ダウンパンツの中では”というわけではなく、シンプルにパンツとして綺麗なシルエットが魅力的です。
また、デザイン性に加えて機能性と快適性の3拍子が揃ったマウンテン ダウンパンツは街から山までシームレスに着用することができる汎用性の高いモデル。
どんな環境にも馴染むため、どれを購入するか悩んだ場合はまず手に取ってもらいたい1本です。
マウンテン ダウンパンツTAION

②軽い履き心地と使い勝手の良いフロントポケットを搭載した「マウンテン ライトダウンパンツ」

動きやすさと軽い履き心地を重視して開発されたのがマウンテン ライトダウンパンツ。他の3モデルにはないフロントポケットが搭載されているなど、特徴的なデザインも魅力です。
保温性|軽さと保温力を両立

マウンテン ライトダウンパンツもマウンテン ダウンパンツ同様、800FPのダウンが使用されています。
パンツ自体は軽量化されているものの中綿の量はほとんど変わらないため、十分な保温力を感じられるパンツです。
シルエット|ややゆったりで動きやすい

シルエットは「マウンテンダウンパンツ」と大差はありませんが、動きやすさを重視しているこのモデルは、全体的にややゆったりとした履き心地。脚を大きく上げてもつっぱり感がなく軽快に歩くことができます。

裾部にはドローコードが配置されており、絞って冷気の侵入を防いだり、シルエットを調節したりすることができます。
ディテール|ポケットは3つ。大きなフロントポケットが個性的

フロントに配置された大きなポケットは、デザインのアクセントになるとともに実用面でも大活躍。
特に存在感を感じるのが歩いている時。サイドポケットは物を取り出しづらいことがあるのですが、フロントポケットからはサッと出し入れできます。
また、ポケット開口部が真上を向いているため、ジップを閉めなくても物が落ちづらいのも嬉しいポイントです。

ポケットはフロントに1つとサイドに2つの合計3つ。後ろはポケットのないシンプルなデザインです。

ダウン量を減らさず軽さを追求するため、マウンテン ライトダウンパンツは細部にこだわっています。
例えば、フロントジップ部のスナップボタン。マウンテン ダウンパンツと比べると一回り小さなものになっており、軽量化に貢献しています。

また、サイドポケットのフラップは省略されており、ポケットの引き手も細いものに変更されています。
携帯性|軽量・コンパクトを実現


収納時のサイズはマウンテン ダウンパンツよりひと回りコンパクトになっています。
また、収納袋を除いた製品重量は実測で259g(Sサイズ)。
メーカー公称値では「マウンテンダウンパンツの重量<マウンテン ライトダウンパンツの重量」となっていますが、実際の計測ではマウンテン ライトダウンパンツの方が10g軽いという結果になりました。
軽快な履き心地やデザインを楽しみたい人におすすめ

マウンテン ライトダウンパンツは、軽い×暖かい×動きやすいを実現したバランスの良いパンツ。特徴的なフロントポケットにより使い勝手が良いのも魅力です。
程よくゆったりした履き心地でストレスなく過ごしたい、ダウンパンツでも個性あるデザインを楽しみたい、そんな方にぜひおすすめしたい1本です。
マウンテン ライトダウンパンツTAION

③シリーズ最軽量!ハイスペックダウンを使用した「マウンテン アクティブライト ダウンパンツ」

TAION最軽量のハイスペックダウンを使用しているマウンテン アクティブ ダウンパンツは、圧倒的な軽さと暖かい履き心地を実現しています。
足さばきも良いため、行動的なシーンに最適な一着です。
保温性|少ないダウン量でも熱を逃がしにくい

4モデルの中で唯一、900FP+のハイスペックダウンを使用しています。
その特性を活かし、ダウン量の抑制と保温性の確保を両立。少ないダウン量にも関わらずマウンテン ダウンパンツやマウンテン ライトダウンパンツを上回る保温性を誇ります。
また、ダウン量が抑えられているためゴワつき感が少なく、軽量で動きやすいのも魅力です。
シルエット|ゆったりとした着用感ながらスタイリッシュな印象

少しゆとりを感じる履き心地なのですが、ハイスペックダウンならではの薄めの生地厚で綺麗なシルエットに仕上がっています。
見た目にもこもこ感はまったくなし。また、軽量な点も相まって足さばきもスムーズ。テント場での移動や設営時などに動きやすさを実感できます。

裾部分にドローコードがなく、ゴム仕様になっているのもこのモデルの特徴です。軽量化にも一役買っています。
ディテール|ポケットは2つ。軽さを極めたミニマルスタイル

バックスタイルはマウンテン ライトダウンパンツと同様、ポケットのないシンプルなデザインです。

また、軽量化のためにフロントのスナップボタンやサイドポケットもマウンテン ライトダウンパンツと同じ仕様。ひとまわり小さいボタンと、フラップなしのポケット&細いコードの引き手です。
携行性|シリーズ最軽量&コンパクト


収納時の大きさは、「マウンテン ライトダウンパンツ」と同様でコンパクトになります。
収納袋込みの重量は、実測でわずか217g(Sサイズ)。ザックに入れてもほとんど重さを感じないため、持ち運びの負担が少なく、寒さを感じたときにすぐ取り出して使えるのが魅力です。
登山でガッツリ使いたい人におすすめ

持った瞬間に「軽い!!」と実感できるのがこのモデル。携行性の高さだけでなく、軽快な履き心地と優れた保温性を兼ね備え、アクティブに動く登山シーンで真価を発揮します。
「軽くて暖かい」を追求したい人や足さばきの良いダウンパンツが欲しい人には間違いなくおすすめできる1本です。
マウンテン アクティブ ライトダウンパンツTAION

④真冬でも頼れる保温力「マウンテン パッカブル ボリュームダウンパンツ」

マウンテン パッカブル ボリュームダウンパンツは、その名の通りダウンの封入量が多く、ふっくらとしたボリューム感が特徴。雪山での登山や冬キャンプなど、しっかり暖かさを確保したいシーンで頼りになるモデルです。
保温性|圧倒的なボリューム感

豊富な中綿量でシリーズNo.1の保温性を誇るマウンテン パッカブル ボリュームダウンパンツ。ふかふかで厚みのある仕上がりは、寒さが厳しい時にも大きな安心感を与えてくれます。

ダウン量の多いこのモデルは、ダウンの潰れを防ぐため他モデルよりも大判の格子を採用しています。また、これによりダウンが含むことのできる空気量も増加。保温性能を最大限発揮します。
シルエット|ふっくらとした表情ながら動きやすさも損なわない

実際に履いてみると、見た目よりもかなり軽く感じます。また、ボリュームがあるのに動きを妨げない設計で膝の曲げ伸ばしもスムーズ。山小屋やテント場でもストレスなく過ごせます。
ふっくらとしたシルエットで保温性を確保しつつも、もたつきを感じにくい絶妙なバランスです。

裾部のドローコードはシルエットの調整や冷気の遮断に活用することができます。
ディテール|フラップ付きのポケットが3つ

ポケットは全部で3箇所。両サイドに加えてバックにも1つ配置されています。
「マウンテンダウンパンツ」と同様に、手袋をしていても開けやすい少し太めの引き手です。
携帯性|この暖かさでこのサイズ感なら、むしろコンパクトに感じる大きさ


ボリューム感のあるモデルなので、収納サイズは大きめ。重量も300gオーバーと、4モデルの中で重くなっています。
とは言っても、実際に手に取ってみると数値ほどの“かさばり感”はなく、アウトドアにも無理なく持って行くことのできるサイズ感です。
暖かさ重視の人はコレ一択

“アウターを収納袋で持ち運び”という発想から生まれたのがマウンテン パッカブル ボリュームダウンパンツ。履いた瞬間に他の3モデルとは明らかに異なる暖かさを実感できます。
かなりボリュームのあるダウンパンツですが、軽くてコンパクトに収納できるため、登山やキャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、出張などのビジネスシーンに持って行くのもおすすめ。
「寒さ対策を最優先したい」、「真冬でも外で快適に過ごしたい」そんな人にはぜひ試してほしい一本です。
マウンテン パッカブル ボリュームダウンパンツTAION

登山でも街でも活躍。冬の相棒にしたいTAIONのダウンパンツ

冬の登山を快適にするうえで欠かせないのが、防寒性と軽量性を兼ね備えたダウンパンツ。
なかでもTAIONの「MOUNTAIN LINE」は機能性が高いだけでなく、すべて1万円台という圧倒的なコスパを実現しています。
初めてのダウンパンツ選びに迷ったら、まずはTAIONから。寒さが厳しくなるこれからの季節、軽くて暖かい一本を体感してみてください。
今回紹介した「MOUNTAIN LINE」4モデル



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