【2025年】ロードバイクホイールおすすめ15選!選び方のポイントもまとめました
この記事ではロードバイクホイールの選び方と、編集部が厳選したおすすめモデル15選をご紹介します。ご自身のロードバイクに使えるホイールを選ぶための互換性チェック、走りを変えるためのチェックポイントをわかりやすくまとめました。
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top画像出典:Flickr/Mitsukuni Sato
ホイール交換はロードバイクの定番カスタム!
ロードバイクと地面をつなぐホイールは重要なパーツの1つで、走りやデザインを大きく変えられる定番カスタムポイントです。まずは、ホイール交換でロードバイクがどのように変わるのかご紹介します。
ホイールで走りが大きく変わる

ロードバイクのホイールを交換することで、走行性能や乗り心地を大きく変えることができます。一般的なエントリー~ミドルグレードのロードバイクに標準装備されているホイールは重いものが多く、特にエントリーグレードのホイールは、2000g前後の重量で「鉄下駄」と呼ばれることもあります。
カスタム用のホイールに交換すると数百グラム軽量化でき、走り出しや速度維持などの走行性能が大きく変わります。数字だけ見ると差はわずかですが、高速で回転するホイールが軽くなると走り心地が変わることが多いです。
ロードバイクの見た目を変えたいときにもおすすめ

ホイールはロードバイクのパーツの中でも存在感が大きく、交換することで見た目をガラッと変えることができるのもメリットです。例えば、リムハイトが高いカーボンホイールに交換すると、ロードバイクの印象がスポーティー&スタイリッシュになります。
リムの形状やメーカーロゴなど、ホイールごとにデザインが違うため、ロードバイクに合わせてコーディネートするのも楽しみの1つです。ロードバイクのイメージを変えたい、もっとカッコよくしたいと思ったときも、ホイール交換を検討してみてください。
失敗しないためにまずは「互換性」をチェック
ロードバイクのホイールはさまざまな種類があり、自分のロードバイクのブレーキや変速との互換性をチェックする必要があります。互換性のないホイールを選ぶと取り付けできないため、まずは次の3つのポイントをチェックしましょう。
ロードバイクホイールの互換性チェックポイント
ブレーキ:「リムブレーキ」か「ディスクブレーキ」か確認
ロードバイクのブレーキは大きく分けると2種類あり、ホイールも対応するものを選ぶ必要があります。
自分のロードバイクが、上記の2種類どちらに該当するか確認しましょう。ホイールの固定方法がそれぞれ違い、リムブレーキはクイックリリース、ディスクブレーキはスルーアクスルが主流です。
ディスクブレーキには油圧式・機械式の2種類がありますが、ホイールはどちらにも使えます。ただし、ディスクブレーキの場合、ブレーキローターの取り付け方法が「センターロック」と「6ボルト」の2種類あるので、現在使っているものに合わせて選びましょう。
変速:段数とメーカーをチェック

ロードバイクのホイールを選ぶ際、カセットスプロケットと呼ばれる後輪のギアを正しく取り付けられるかどうかがポイントです。
このギアを取り付ける部分を「フリーボディ」と呼びますが、このフリーボディの形(規格)が、コンポーネント(変速機などの部品一式)のメーカーや変速の段数によって分かれています。この規格が違うホイールを買ってしまうと、ギアを取り付けることができなくなります。
ロードバイクホイールのフリーボディ規格
- メーカー:シマノ・スラム・カンパニョーロ
- リアの変速段数:8~13速
フリーボディの規格で主流なのはシマノ・スラム・カンパニョーロの3社で、メーカーが違うと取り付けできないことがあります。また、リアの変速段数はコンポーネントによって8~13速があり、スペーサーを入れて対応できることもありますが、互換性はかなり複雑です。
ご自身で互換性をチェックする自信がない方は、必ず購入する前にショップに問い合わせて今使っているホイールとの互換性があるか確認しましょう。
タイヤ:自分が使っているタイヤをチェック

ロードバイクのホイール選びでは、取り付けできるタイヤの種類の確認も必要です。
ロードバイクに使われるタイヤの種類は主に上記の3種類で、それぞれ使えるホイールが変わります。今使っているタイヤのタイプを変えない場合は、基本的に同じ種類のホイールを選べばOKです。ただし、ロードバイクの走り心地や走行性能を変えたい場合は、違うタイヤタイプを選ぶのもおすすめ。
例えば、今クリンチャーホイール+タイヤを使っている場合は、チューブレス対応ホイールを選べば乗り心地が良い最新のチューブレスタイヤに交換できます。チューブレスホイールの中には、チューブを入れてクリンチャータイヤを使えるモデルも。レベルアップに合わせて将来性能の高いタイヤを使いたい場合は、チューブレス・チューブレスレディ対応ホイールを選ぶのがおすすめです。
「リムの幅」もチェック
また、装着できるタイヤに影響するリム幅(内幅)もあわせてチェックしましょう。
上記のように、ホイールのリム幅によって装着できるタイヤ幅が変わってきます。一昔前は15~17mm、最近はタイヤのワイド化に伴い19mm以上のリム幅のホイールが増えています。タイヤ幅23~28cぐらいが限度の古いロードバイクは15~17mmのナローリム、30c以上のタイヤ幅にも対応できる現代スペックのロードバイクなら19mm以上のホイールを選ぶのがおすすめです。
走りを変えるためのホイールの選び方、3つのポイント
ロードバイクのホイールは目的に応じてさまざまな製品があるため、求める性能や走り方に合わせて選ぶ必要があります。ここでは、目的に合わせて走りを変えるためのホイール選びのポイントを3つご紹介します。
ロードバイクホイールの選び方
リムの素材:速さを求めるなら「カーボン」

レースやロングライドなど、速さや走行効率を重視する方は、リムの素材にカーボンを採用したホイールを選ぶのがおすすめです。カーボンは軽量で剛性が高い素材で、レースのようにスピードが求められるシーンで選ぶライダーが多いです。
ただし、カーボンはアルミに比べると価格が高く外部からの衝撃に弱いため、扱いには注意が必要。パフォーマンスの向上を最優先に考え、ロードバイクの走りを大きく変えたい方は、カーボン素材のホイールがおすすめです。
コスパ良く耐久性が高いのはアルミホイール

アルミ素材のリムを使ったホイールはコストパフォーマンスが高く、価格を抑えてロードバイクの走りを変えたい方におすすめです。アルミ素材のホイールはカーボンより価格が安いモデルが多く、普段使いからレース向けまでラインナップも幅広いです。アルミ素材でも標準装備のホイールより軽量で走行性能が高いモデルも多くあるため、走行性能をアップすることもできます。
また、アルミホイールは比較的丈夫で、カーボンホイールより破損リスクが少ないのもメリット。普段使いから休日のサイクリングなど、1台のロードバイクをさまざまなシーンで使う方にもおすすめです。
重量:軽さは正義

ホイールの重量は、ロードバイクの走りを大きく変える重要な要素の1つです。エントリーグレードの完成車に付属しているホイールは、前後セットで2,000g前後の重量で「鉄下駄」と呼ばれることが多いです。軽量なホイールに交換すると漕ぎだしが軽くなったり速度維持がしやすくなったりして、ロードバイクの走りをさらに楽しむことができます。
レースやアップダウンが多い場所を走るロングライドに使う場合は、1500~1600g前後の軽量なホイールを選ぶのがおすすめです。軽量ホイールは漕ぎだしが軽く、車体重量も軽くなるためヒルクライムでの負担も少なくなります。
街乗りや平地メインのサイクリングに使うなら、超軽量なホイールではなく、現在より軽いものを基準に選べばOKです。予算とのバランスも考えながら、今使っているホイールとの重量差をチェックしてみましょう。
リムの高さ:走るシーンに合わせて選ぶ
リムの高さもホイールの特性を大きく変える要素のため、走り方に合わせて選びましょう。
平地メインなら40~60mm前後

河川敷のサイクリングコースなど平地メインで走行性能を求めるなら、リムが高めの40~60mm前後のホイールを選ぶのがおすすめです。リムが高いと空力性能が向上し、高速域でスピードを維持しやすくなります。
ただし、リムが高いほど横風の影響を受けやすく、重量も増すためヒルクライムでは走りが重くなることが多いです。平地メインでも、たまにロングライドやヒルクライムをする可能性がある方は、あまりリムが高すぎない「セミディープホイール」を選ぶのがおすすめです。
ヒルクライムも含めた万能モデルは20~40mm前後

ロングライドなどでヒルクライムをすることが多い方は、リムが低めの20~40mm前後のホイールを選ぶのがおすすめです。特にリムの高さが30mm以下のものは「ローハイトリム」と呼ばれ、ホイール外周の重量が軽くなるためヒルクライムで有利になります。
リムの高さ40mm前後までのホイールは比較的万能タイプと言われているため、いろいろな場所を走りたい方は目安にしてみてください。
ロードバイクホイールの人気メーカー
ロードバイクのホイールを販売しているメーカーはたくさんあり、それぞれ強みや特徴が異なります。人気のホイールメーカーをピックアップしてご紹介しますので、選ぶときの参考にしてみてください。
ロードバイクのおすすめホイール15選
ここからは、編集部が厳選したロードバイクのおすすめホイールを、アルミ・カーボンの2種類に分けてご紹介します。比較的リーズナブルなエントリーモデルから、レースやロングライドにおすすめのミドル~ハイエンドモデルまで幅広くピックアップしました。予算や目的に合わせて、ご自身にマッチするホイールを見つけてみてください。
ロードバイクのおすすめホイール
アルミホイールのおすすめ7選
ロードバイク用のアルミホイールは、10万円以下のコストパフォーマンスに優れるモデルから、ロングライドやレースにもおすすめのハイスペックモデルまで幅広くピックアップしました。
WH-RS300SHIMANO(シマノ)

エントリーグレードのリムブレーキロードバイクについていることも多い、前後セットで2,000g前後のホイールからのレベルアップや、通勤通学などの普段使いにおすすめのエントリーモデルです。
価格を抑えつつ、エアロスポークや高い剛性により走行性能アップも期待できる設計が特徴。重量は前後セットで1800g台とそこまで軽量ではありませんが、平地のサイクリングや普段使いにはピッタリです。
おすすめポイント
- メンテナンス性に優れるカップ&コーンベアリングを採用
- シマノコンポの11速まで対応
- 17mmのリム幅で32cまでのクリンチャータイヤを使える
ZondaCampagnolo(カンパニョーロ)
リムブレーキのロードバイクカスタムで定番の、前後セットで1500g台と軽量でロングライドやレースにもおすすめのアルミホイールです。

カンパニョーロ独自のG3スポーク組みは、ホイールのテンションバランスが考えられていて、エントリーモデルからの交換で乗り心地や走行性能の向上が期待できます。見た目のインパクトも大きいため、カスタムでロードバイクのデザインを変えたい方にもおすすめ。
おすすめポイント
- 空力性能を重視したエアロスポークを採用
- スポークホールのないリムを採用しテープを使う必要がない
- 前後でリム高さを変えてバランスを取っている
E 1800 SPLINEDT Swiss(ディーティースイス)

価格を抑えたエントリーモデルながら、ワイドリムやチューブレスレディ対応などトレンドのスペックを取り入れたホイールです。

リムの幅は22mmとワイド設計で、トレンドの幅広チューブレスレディタイヤを装着できるようになっています。エアロ形状のスポークやDT SWISSの自社設計ハブなど、信頼性や走行性能へのこだわりも見られます。
おすすめポイント
- 回転効率を高めるベアリングテクノロジーを採用
- 税込参考価格6万台と購入しやすい価格帯
- シンプルなデザインとロゴで幅広いロードバイクに合わせやすい
C25ADTOKEN(トーケン)

コストパフォーマンスに優れる自転車パーツを多数ラインナップする台湾のTOKENの、ミドルグレードのアルミホイールです。さまざまなシーンで使いやすい25mmのリム高や、ディスクブレーキ仕様ながら1514gの軽さが魅力。チューブレスレディに対応しているため、最新タイヤを装着して走行性能や乗り心地を高めることも可能です。
おすすめポイント
- 回転性能にこだわったプレミアムベアリング採用
- カーボンリムのような軽さと剛性を両立した設計
- ワイドリムでトレンドの幅広タイヤにも対応
BOREAS
アルミホイールとしてはかなり軽量な1450gの重量で、デザインや走行性能にもこだわったハイコスパモデルです。19mmのワイドリムでチューブレスレディに対応し、幅広い走りに応えてくれるスペックです。価格も10万円以下に抑えられていて、初めてのホイール交換にピッタリ。
おすすめポイント
- かかりの良い36ノッチのフリーボディを採用
- 前後セット1450gの重量で加速や巡行、登り坂などさまざまなシーンをサポート
- シクロクロスにも対応しグラベルロード的な使い方にもおすすめ
KSYRIUM S DISCMavic(マビック)

ロードバイクホイールの定番メーカー「マビック」の、完成車からのグレードアップにピッタリなモデルです。

前後セットの重量は1600g台と超軽量ではありませんが、強度や剛性のバランスを考えて各パーツが設計されているのが特徴です。エアロスポークや自社開発のハブ・リムなど、数値以外の部分で走行性能にこだわっているのもマビックならでは。
おすすめポイント
- 耐久性とパワー伝達にこだわった360フリーボディ
- つなぎ目が見えないリムの溶接やマット仕上げもおしゃれ
- 自社開発で軽さと剛性にこだわったリム設計
Racing 3 DBFulcrum(フルクラム)

リムブレーキ時代からのロードバイクの定番ホイールで、ディスクブレーキへの対応と共に各部バージョンアップされたモデルです。

自社設計で防塵性に優れるハブや、フルクラム独自の「Two-to-one」スポーク組みなど、性能や耐久性へのこだわりがうかがえます。
おすすめポイント
- オリジナルのスポーク組みで見た目のインパクトも〇
- メンテナンス性に優れるカップ&コーンベアリングを採用
- 重量制限109kgで、体重が重いライダーでも使いやすい
カーボンホイールのおすすめ8選
比較的価格帯が高めのカーボンホイールですが、10~30万円台と幅広いモデルをピックアップしました。予算や目的にマッチするホイールを見つけてみてください。
ROAD CARBON WHEEL 4521 DISC TLRANTARES ( アンタレス )

大手総合自転車店のワイズロードのオリジナルブランドANTARESの、コストパフォーマンスに優れるカーボンホイールです。

オールラウンドに使いやすい45mmのリム高や、21mmのワイドリム、空力性能に優れるステンレス軽量スポークなど、細かい部分へのこだわりも。重量は1500g台とカーボンホイールとしては平均的ですが、税込11万円の価格を考えるとかなりコストパフォーマンスに優れるモデルです。
おすすめポイント
- 剛性や耐久性を重視したアルミ削り出しハブボディ採用
- クリンチャーとチューブレスレディ両方のタイヤに対応
- 走行性能と価格、扱いやすさのバランスが考えられた設計
WH-RS710Shimano(シマノ)

ロードバイクコンポーネントも展開するシマノの、105グレードのカーボンホイールです。リム高は32mmと46mmの2種類があり、ライディングスタイルに合わせて選ぶことができます。

故障時のアフターサービスやパーツ供給など、大手メーカーのシマノならではの安心感があるのもうれしいポイントです。シンプルなデザインでどのようなロードバイクに合わせやすいのも、コンポメーカーならではの工夫ですね。
おすすめポイント
- 21mmのワイドリムでトレンドの幅広タイヤにも対応
- リム高32mmモデルは1504gの重量でさまざまなシーンで使いやすい
- メンテナンスしながら長く使えるカップ&コーンベアリングを採用
S4 DiscScope(スコープ)

オランダ発のホイールブランド、スコープがラインナップするリム高45mmのオールラウンドモデルです。

上位モデルのRシリーズより価格を抑えつつ、1600g台の重量や剛性、空力性能などにしっかりこだわったハイコスパモデルです。オリジナルのハブや風洞実験を経て設計されたリムなど、「NO EXCUSE(言い訳はしない)」というブランドコンセプトがうかがえる造りになっています。
おすすめポイント
- 横剛性を考えたオリジナルスポークパターン
- 信頼性が高いサピム社のスポークを採用
- オリジナルダイヤモンドラチェット機構でフリーハブの回転性能を向上
WIND 55 DBFulcrum(フルクラム)

巡行速度を維持しやすい、サイクリングロードなど平坦のサイクリングにおすすめのディープリムホイールです。

55mmのリム高で高速走行時の空力性能を高めつつ、横風の影響を最小限にするための工夫も盛り込まれた設計です。ディープリムホイールは見た目のインパクトも大きく、ロードバイクのイメージを変えたい方にもおすすめ。
おすすめポイント
- 風洞実験と屋外テイストによって解析されたリム形状
- シマノ・カンパニョーロ・スラムのコンポに対応
- ディープリムながら1600g台の重量に抑えられている
COSMIC SL 32 DISC 21mmMavic(マビック)
前後ペアで1475と軽量に仕上げられた、ヒルクライム向けのホイールです。

軽量なUDカーボンリム、自社設計のインフィニティハブなど、マビックならではの細かい工夫により走行性能も高められています。リムの高さ32mmとオールラウンドに使いやすく、ヒルクライム以外のシーンにもおすすめです。
おすすめポイント
- 非接触式のスポークで音鳴りを防ぎパワー伝達を高める
- シンプルな形状とロゴ、ハブのイエローがおしゃれ
- スポークはスチール製で耐久性を高めている
SHAMAL CARBON DB 2WAYCampagnolo(カンパニョーロ)

カンパニョーロのアルミハイエンドホイール「SHAMAL」を、カーボンリムのエンデュランスモデルとしてアップデートしたホイールです。21mmのワイドリムで幅広タイヤにも対応し、チューブレスレディで乗り心地を高められるためロングライドにおすすめ。

カンパニョーロならではのG3組みスポークは、性能や乗り心地はもちろん、スタイリッシュなデザインも楽しむことができます。
おすすめポイント
- 前後ホイールでリム高を調整して空力性能や操作性を最適化
- カンパニョーロの専門技術者による手作業の組み立て
- エンデュランスモデルとして乗り心地や快適性も考えられている
PRC 1400 SPLINEDT Swiss(ディーティースイス)
最近では貴重な、リムブレーキに対応するハイエンドカーボンホイールです。年式の古いロードバイクのアップデートや、ヒルクライム向けの超軽量バイクを仕上げたい方におすすめ。リム幅18mmとリムブレーキのロードバイクにちょうど良いサイズで設計されており、クリンチャー/チューブレスレディどちらのタイヤも使えるのも魅力。
おすすめポイント
- 前後1486gと軽量で平坦から山岳まで幅広いシーンで活躍
- 自社製エアロスポークで空力性能を高めている
- DTスイス独自のラチェット機構で信頼性とメンテナンス性を向上
303S Tubeless DiscZipp(ジップ)

モータースポーツに原点を持ち高い技術力に定評があるZIPPの、価格を抑えつつ走行性能にもこだわったハイコスパモデルです。振動吸収性や路面抵抗の軽減で有利なフックレスリムを採用し、ホイールの強度や耐久性も向上。

23mmのワイドリムを採用しているため、幅の太いセミブロックタイヤでグラベルロードのような使い方にも適しています。
おすすめポイント
- トレンドのフックレスリムで走行性能や乗り心地を高めている
- オールラウンドに使いやすい45mmのリム高
- 1530gと軽量な仕上がり
よくある質問
ロードバイクのホイールを選ぶとき、よくある質問をまとめました。
中古ホイールはどう?

最近は中古自転車ショップやフリマサイトなどで中古ホイールも多く出回っていますが、初心者の方にはあまりおすすめできません。中古のホイールは使われ方やメンテナンス状況が分からず、リムやスポークの破損、ハブのベアリング摩耗など、目に見えないトラブルが隠れている可能性があるためです。
見た目はきれいな中古ホイールでも、ニップルが緩んでバランスが崩れていると、本来の性能を発揮できないケースもあります。信頼できる自転車ショップが点検・整備したものなどを除いて、初心者の方は基本的に新品のホイールを買うのがおすすめです。
ホイールは軽い方がいいの?

ホイールの重量は軽い方が漕ぎだしが軽く軽快感を楽しめる傾向がありますが、必ずしも最軽量のものが良いとは限りません。例えば、平坦でストップ&ゴーが少ないサイクリングロードを走る場合は、最軽量のホイールよりリムの高さがあり直進性や速度維持性能が高いモデルの方がマッチするケースもあります。
ヒルクライムのレースなどでは、重量が軽いホイールの方が有利なのは確かです。しかし、ロードバイクのホイールはハブの回転性能や空力性能などさまざまな要素が走りに影響するため、目的に合わせてトータルバランスで選びましょう。
安いホイールはダメ?

通勤通学などの普段使いなら、ある程度価格が安いエントリーグレードのホイールを選ぶのもアリです。価格が安くても、ロードバイクの標準仕様のホイールよりグレードが高ければ、軽快な走りを楽しむことができます。
ただし、レースやロングライドなどで走行性能を高める目的の場合は、安いホイールを選ぶのはあまりおすすめできません。性能重視の方が安いホイールを選ぶと、あまり走りが変わらず後悔するリスクがあるためです。
廉価モデルとミドルグレード以上のモデルでは、剛性やベアリングの回転性能など目に見えない部分が違います。特にホイールは高速回転するパーツなので、リムの精度やスポークの空力性能など細かい部分も走りに影響します。ホイールの性能は見た目で分かりにくいため、悩んだらショップに問い合わせたり知り合いに相談したりするのがおすすめです。
手組みホイールと完組ホイールはどっちがおすすめ?

今回ご紹介したメーカーの完組ホイール以外に、パーツを自分で選んでショップに組み立ててもらう手組みホイールという選択肢もあります。基本的には、性能やコスパを重視するなら完組ホイール、デザインやオリジナリティを重視するなら手組みホイールを選ぶのがおすすめです。
手組みホイールはハブ・リム・スポークなどのパーツを自由に組み合わせることができ、完組ホイールにはないデザインやカラーを選べるのがメリットです。しかし、走行性能やコスパはメーカーの完組ホイールの方が優れていると言われています。基本的には完組ホイールを探してみて、気に入ったデザインが見つからない場合は手組みホイールを検討してみるのが良いでしょう。
リムブレーキ&カーボンホイールはない?

最近のロードバイクはディスクブレーキが主流で、リムブレーキのカーボンホイールはかなり少数派になっているのが現状です。現在でもリムブレーキのカーボンホイールをラインナップしているメーカーはありますが、どちらかというとレース向けのハイエンドモデルが中心です。カーボンホイールはリムブレーキの効きが弱く、峠の下りなどで長時間ブレーキをかけると熱で変形・破損するなど扱いが難しいため、ディスクブレーキに移行している傾向があります。
リムブレーキのロードバイクでコストパフォーマンスを重視するなら、アルミリムのホイールを視野に入れるのがおすすめです。リムブレーキ×アルミホイールでもミドルグレード以上のモデルを選ぶことができ、価格を抑えつつ走行性能を高めることも可能です。
ホイール交換でロードバイクをもっと楽しもう!

ホイールはロードバイクの走行性能やデザインに大きく影響するパーツで、カスタムの費用対効果も大きいです。ロードバイクでもっと軽快に走りたい、かっこいいデザインにしたいと感じたら、ぜひホイール交換を検討してみてください。目的に合わせたホイールを選んで、ロードバイクをもっと楽しみましょう!
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