堤防エギングでアオリイカ3杯キャッチ成功【山陰】手前のブレイクで連続ヒット

普段筆者は狙っている釣り物は、フラットフィッシュとロックフィッシュばかりに偏っているが、何故か毎年秋になると、急にエギングがしたくなる。そこで今回は年に1シーズンしか、エギングをやらない筆者が、今が熱いアオリイカを求めて山陰エリアを調査してきた様子をレポートしよう。

（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・明石健太郎）

山陰エリアへエギング釣行

11月中旬、久しぶりにエギングに行くか！とふと思い立った。筆者の地元である岡山エリアでは、筆者の様なエギング素人には難易度が高いので、比較的魚影の濃い山陰エリアに、他の魚種も狙うついでに、プチ遠征してみることにした。

夜明けまでの短時間勝負

やってきたのは島根半島エリア、夜が明けてからは常時本命のフラットフィッシュと青物を狙う予定だったため、夜が明けるまでの短時間勝負になる。

午前2時、最初にポイントに選んだ所は、外洋に面した大きな湾内の少し内側にある堤防。エギングが熱いシーズンとはいえ、流石に平日の真夜中に人はいないようだ。

早々にアオリイカを手中！

浅めのレンジを広く探ってみる。少し風があってやりにくいが、まずは堤防の外向きにキャストし、表層の少し下から、中層付近を狙ってみる。風にラインを流されながらも、細かく探っていると、フォール中グッと重みが乗りすかさずフッキング！重みはそんなにないがグッグッと竿先が曲る。

開始早々に1杯キャッチ！（提供：TSURINEWSライター・明石健太郎）

そのまま寄せてきて抜き上げると、サイズは大きくはないが幸先よく1杯目！ヒットエギは「エギ王K　軍艦グリーン」。その後はそのポイントでは反応を得られずポイントチェンジ

ポイント移動

二か所目に入ったポイントは先程の場所より少し沖側にあり、全体的にシャローエリアになっているが潮が良く効いている、良ポイントだ。

足元はイカ墨だらけ（提供：TSURINEWSライター・明石健太郎）

シャローエリアで再開

狙っていた立ち位置は既に先駆者がいたため、邪魔にならないように少し離れたかなりシャロー箇所でやってみる。このシャロ―エリアは全体的にウィードが広く生えており、外洋からの潮が流れ込んでくる場所で過去にもいい思いができた実績ポイントだ。

しかし、流れもありボトムもゴツゴツしているので、しっかりカウントを取り、根掛りに注意しながら狙っていく。

足元で良型アオリがヒット

開始早々、潮が動き出したタイミングで良い位置に入っていた先駆者がそこそこな良型を掛けその後もまずまずなサイズを掛けていたので、時合いに入ったと考え、筆者も集中してブレイクがある箇所を丁寧に狙っていく。

すると、ブレイクに沿って探りながら、手前まで丁寧に探ろうと、足元から数メートル先でフォールさせていると、手元にガツンッと来るいいアタリ！すかさずフッキングを決め流れに乗って走られないように、慎重に寄せてくる。

重みもそこそこあり、ドラグがじわじわと出る。バラさないようにゆっくり寄せてきて、ゆっくり抜き上げる。

アオリイカを追加（提供：TSURINEWSライター・明石健太郎）

上がってきたのは、まずまずなサイズのアオリイカ！やはり時合いに入っていたのか、周りが釣れだしたタイミングで自分にも来てくれた。ヒットエギは、「エビQ　3号 数釣サクラエビ」。

同じパターンでアオリイカ追加

この時合いを逃すまいと、さっきのイカはキープしすぐにまた、同じポイントにキャスト。するとまた、さっきと同じ手前でのフォール中にグッと重みが乗る。今回も先程ではないにしても、そこそこな重みはある。

そのまま慎重に寄せてきて、抜き上げると、さっきの寄りはサイズは落ちたがこれも良いイカだ。その後は、何度かアタリはあるもすっぽ抜けたり、バラシてしまったりとミスが続き、潮どまりのタイミングで反応もなくなり、明るくなり始めたので終了となった。

遠征の夜明け前までの短時間勝負の釣りになったが、思ったより反応は良く、久しぶりに面白い釣りができたと思う。

＜明石健太郎／TSURINEWSライター＞