「どの場面でも強すぎる…!」エクストリミティズのグローブ、プロが選んだ“神5”はコレだ!
アイキャッチ画像撮影:筆者 手がかじかむツラい季節。 快適グローブを手に入れたい! うだるように暑かった夏が終わり、すごしやすい陽気にウキウキしていたのも束の間、徐々に寒さが身に沁みるようになり、すっかり防寒対策が必要な […]
The post 「どの場面でも強すぎる…!」エクストリミティズのグローブ、プロが選んだ“神5”はコレだ! first appeared on 登山メディアYAMA HACK(ヤマハック)|山の“知りたい“がここにある.
イチオシスト
アイキャッチ画像撮影:筆者
手がかじかむツラい季節。 快適グローブを手に入れたい!

うだるように暑かった夏が終わり、すごしやすい陽気にウキウキしていたのも束の間、徐々に寒さが身に沁みるようになり、すっかり防寒対策が必要な季節になりました。
ダウンジャケット、ニット帽、ネックウォーマー。秋冬登山に欠かせない防寒アイテムはいろいろありますが、なかでも重要なポジションを占めるのがグローブです。
寒さが厳しい季節、保温性の高いグローブをしていないと指先が霜焼けになる場合があり、氷点下が当たり前の雪山では凍傷を負うリスクが高まります。快適性をアップするためにも、雪山特有のトラブルを防ぐためにも、確かな性能をもつ高機能グローブはなくてはならないマストアイテムです。
迷ったらこれ!エクストリミティズの“鉄板モデル”、シーン別に一気見せ

秋冬登山用のグローブは各ブランドからリリースされていて、種類も豊富。一体なにを買えばいいのか路頭に迷ってしまう人は少なくないことでしょう。そこで今回は、イギリスに拠点を置くブランド<エクストリミティズ>に注目!
エクストリミティズのブランド名を目にしたことがない方でも、軽量テントで人気の<テラノヴァ>は知っているという人は多いかもしれません。テラノヴァとエクストリミティズは同じ会社の兄弟ブランド。主に登山ギアをラインナップするテラノヴァに対して、アウトドアクロージングを手がけるブランドがエクストリミティズという位置づけです。
種類があまりにも多いので、おすすめを担当者に聞きました

エクストリミティズは、カジュアル路線からガチの登山用まで、ラインナップするアイテムの点数の多さが特徴です。登山用グローブだけで何十種類もあり、パッと見ただけでは、どれがどんなシーンにおすすめなのか理解しにくい……。
ということで、国内でいちばんエクストリミティズに詳しいブランド担当者に協力を依頼。シーン別に推しのグローブを一双づつ紹介してもらいました。
グローブ選びに迷ったらこれを選んでおけば間違いなし! エクストリミティズの定番グローブをさっそく見ていきましょう!
本気で頼れる!秋冬シーズンの“最適解グローブ”3選
昨今の秋冬シーズンは、雪の少ない低山ハイキングが人気です。雪山に行くほどではないけれど、しっかり温かい防寒グローブのおすすめが知りたいですよね。さらに、雪山登山向けとファストハイクやトレイルランニング向けもまとめてイチオシを聞きました。
①積雪のない冬の低山ハイク。寒さから指を守ろう!

まずは冬の低山ハイクから。雪はない(もしくは少ない)、でもしっかり寒い。そんなシーンにおすすめのグローブにはどれがいいのでしょうか?
イチオシは「シェルパグローブ」

- 価格:¥9,240
- サイズ展開:XS、S、M、L
- カラー展開:ブラックのみ
- 重量(実測):93g / Lサイズ
オリジナルの防水透湿素材「X-DRY」と毛足の長いボアフリースの組み合わせにより、プロテクション性と保温性を備える一双。中綿入りグローブと比べると握り心地がとて柔らかく、操作性の良さが伺えます。
付属するスタッフサックにまとめると手のひらサイズに収まるため、日常的に持ち歩きたくなるグローブです。

ー ー
<ブランド担当者の推しポイント> 毛足の長いフリースライナーで、ふわふわして気持ちのいい肌触りが特徴のひとつ。毛足が長いのでグローブのなかにエアポケットが生まれ、温かさが持続します。
雪の少ない低山ならこのグローブひとつで完結してくれるはずです。
②積雪のある雪山ハイク。安心の保温&防水性能を!

続いてのシーンは、白銀の世界が広がる雪山登山。氷点下のなかを安全に行動するには、保温性の高いグローブが欠かせません。
イチオシは「トーレスライトグローブ」

- 価格:¥9,900
- サイズ展開:XS、S、M、L、XL
- カラー展開:ブラックのみ
- 重量(実測):185g / Lサイズ
備える防水透湿&保温性はシェルパグローブと変わりませんが、中綿が入っている分、こちらのほうが温かさは上。手のひらに人工皮革を使い、擦れやすい人差し指と親指のあいだは当てを追加して補強。表地に厚みがあるため、耐久性も勝っています。
雪山登山だけでなく、ゲレンデスキーやスノーボードなどにも◎。

ー ー
<ブランド担当者の推しポイント> ハイロフトな中綿による十分な温かさをもち、テラノヴァ独自の防水フィルム「X-DRY」を採用した寒冷地に対応する防水グローブ。調節可能なリストストラップとドローコードがカフに付き、リサイクルポリエステルを採用したサスティナブルな仕様ながら、手に取りやすい価格を実現しました。
ワンカラーの本体にブランドカラーであるオレンジでエクストリミティズのロゴをプリントした日本限定カラーモデルです。
③ファストハイク&トレラン向け。高い通気性で手元を快適に!

暑くない時期はファストハイクやトレイルランニングのベストシーズン。運動量の多いアクティビティ向けのグローブには、一体どんなおすすめがあるのでしょうか?
イチオシは「フラックスグローブ」

- 価格:¥4,620
- サイズ展開:XS、S、M、L
- カラー展開:ブラックのみ
- 重量(実測):47g / Lサイズ
グリッドフリースで作られているサーマルグローブ。単体で使用するだけでなく、中厚手なので防水グローブと組み合わせる使い方もあり。
ややタイトなシルエットですがストレッチ性があるので、手の形にぴったりフィット。生地がもたつきにくいため、靴紐を結ぶなど細かい作業も行いやすいです。

ー ー
<ブランド担当者の推しポイント> なんといっても通気性の高さが特徴。グリッドフリースで温かさを保ちつつ、ハードに動いたときに生じる熱気は外へ逃がしてくれます。
フィット感と耐久性が高いので、インナーとしてもアウターとしても使用可能。少し温かさをプラスしたいときや雨天時には、モンスーンミットを組み合わせる使い方もおすすめです。
手元が変わると山が変わる!グリーンシーズンの“快適グローブ”2選
エクストリミティズは、春夏向けグローブのランナップも充実しています。長く登山を続けるうちに必要になる無雪期用のグローブについても“推しモデルを”聞きました。
①無雪期の雨対策。レイングローブはこれで決まり!

雨が多い日本の山岳シーンでは、春でも夏でも雨で指先を冷やさないように、レイングローブが必須アイテム。軽くて小さくなるグローブを一双用意しておくと安心です。
イチオシは「モンスーンミット」

- 価格:¥7,920
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラックのみ
- 重量(実測):37g / Lサイズ
ブランドを代表するベストセラー。オリジナルの防水透湿素材「X-DRY」を使い価格を抑えながら、高いプロテクション性能を実現。生地がとても薄いので、かなり軽く、コンパクトに収納することも可能です。
春夏シーズンだけでなく、雪山のバックアップ用にも重宝します。

ー ー
<ブランド担当者の推しポイント> 素材は手の動きに追従するしなやかなとストレッチ性があり、内側はすべてシームテープで止水処理が施されているので確かな防水性と透湿性も併せもちます。
超軽量でコンパクト性にも優れるので、つねにバックパックの中に入れておきたいアイテムです。
②無雪期のトレッキング向け。冷え対策やグリップ力アップ!

特に標高の高い山は、夏の時期でも朝晩は冷えるもの。そんな環境でクサリやハシコ゚を掴むことを想定して、薄手のグローブも用意しておくと山行中の快適性がアップします。
イチオシは「リバートグローブ」

- 価格:¥8,580
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラックのみ
- 重量(実測):108g / Lサイズ
「X-BLOCK」というオリジナルの防水素材をインサートする防風グローブ。ライナーが微起毛しているので適度な保温性も併せもちます。
一見、ベーシックなファイブフィンガーグローブのようですが、手首のネオプレーンカフにミトンカバーを内蔵。風が強いときや寒さを感じるときは、カバーを被せて保温性を高められる優れものです。

ー ー
<ブランド担当者の推しポイント> ちょうどいい厚さが使いやすい一双です。手のひらにAmara(アマラ)という人工スウェードを使い、柔らかな質感をもちつつ引張強度と引き裂き強度に優れます。
さらに、手のひらで擦れやすい箇所は部分的に補強されているので、トレッキングポールなども安心して扱うことが可能です。
寒さを凌いで秋冬登山を楽しもう!

体が震えるような寒い季節。登山には高機能グローブが欠かせません。
イギリス発のアウトドアクロージングブランド<エクストリミティズ>は、秋冬シーズンにぴったりのグローブを多数ラインナップ。冬の低山、雪山登山、トレイルランニングやファストハイキングなど、シーン別のおすすめアイテムを手に入れて、各アクティビティを思う存分楽しみましょう!
エクストリミティズ 公式HPを見るシェルパグローブ[積雪のない冬の低山ハイクにおすすめ]エクストリミティズ
トーレスライトグローブ[積雪のある雪山ハイクにおすすめ]エクストリミティズ

フラックスグローブ[ファストハイク&トレランにおすすめ]エクストリミティズ

モンスーンミット[無雪期の雨対策におすすめ]エクストリミティズ

リバートグローブ[無雪期のトレッキングにおすすめ]エクストリミティズ

関連記事:雨専用ではなく、U.L.アイテムとして“寒さ”に備えたい。アクシーズクインの「レイングローブ」が群を抜いてる!
関連記事:あえての指なしが大正解!防寒の名脇役「ハンドウォーマー」おすすめ10選
記事提供元:YAMA HACK
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
