ルーキー・宮本勝昌、シニア初優勝ならずもシード権獲得「最低限の目標はクリアできた」【初シード選手コメント集】
更新日:
イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
<いわさき白露シニア 最終日◇27日◇いぶすきゴルフクラブ(鹿児島県)◇7052ヤード・パー72>
今季のシニアツアーは「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」をもって全14試合が終了。レギュラーツアーとシニアツアーの両ツアーでシード権を手にしていたシニアルーキーの宮本勝昌は、「最後まで迷ったけど、JTは諦めてこっちに来た」と、レギュラーの「カシオワールドオープン」ではなく、シニア最終戦を選択。過去3回制している「ゴルフ日本シリーズJTカップ」出場には届かないと判断して、シニア初優勝を目指したが、それを手にすることはできなかった。
深堀圭一郎が「足に力が入らないとき」に行う“片足スクワット”【動画】
最終日は首位と2打差のトータル8アンダー・4位タイからスタート。4番でバーディを先行させて1打差まで迫るも、そのあと2つのボギーを叩いて、最終的に優勝した渡部光洋とは4打差のトータル7アンダー・7位タイで終えた。「優勝を目指してやっていましたけど、ショットもパットもきょうはうまくいかなかった。仕方ないです」と肩を落とした。
それでも8月に50歳の誕生日を迎えてからレギュラーとシニアを掛け持ちし、シニアはわずか5試合の出場ながら、全試合トップ10入りで賞金ランキングは13位。賞金ランキング30位以内に与えられる賞金シード、来季の出場権を手に入れた。レギュラーツアーでも賞金ランキング56位で賞金シードを獲得。来シーズンもレギュラーとシニアを掛け持ちしてプレーする。
「本当はどっちも優勝したかったですけど、自分のなかでは最低限の目標はクリアできたと思っています。来年ですか? シニアツアーとレギュラーツアーで優勝する。同じ年というのが大事ですね。それを目指してあすから練習に励みます」。
同一年度での両ツアー優勝は、過去には金井清一や中嶋常幸、プラヤド・マークセン(タイ)が達成。今年の宮本はレギュラーでも優勝は叶わなかったが、「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」や「パナソニックオープン」では最終日最終組で回っており、達成の可能性は十分にある。
また今季シニアツアーで初シードを獲得したのは、宮本を含めて8人。賞金ランキング3位と躍進した兼本貴司、最終戦で優勝し7位に入った渡部光洋、平塚哲二(12位)、岩崎幸司(17位)、佐藤えいち(19位)、河井博大(23位)、横田真一(25位)が来季の出場権を勝ち獲った。以下、初シード選手のコメント。
■平塚哲二
「初シードはうれしいです。でも今年は体調が悪すぎた。腰が痛くてワキ腹が激痛になったりすると球も打てない。日本シニアオープンではラフのなかで振り回していたら、左手の親指を壊して、ダウンスイングでいまもズキンとくる。これで試合は終わりなので、ちょっと調子を良くして、オフはトレーニングに力を入れてやりたいですね。来年は勝ちたいと思います」
■岩崎幸司(予選会を1位で突破して初シード)
「初シードを獲れてホッとしています。うれしいです。今年は1回最終組で回らせてもらって、来年も優勝争いを1回か2回はしてみたい。狙って優勝できる力はないので、ショットが良いときにパターが入ってくれて、それが噛み合ったときに優勝争いできたらいいですね。今年よりももっと楽しい1年になるようにしたいです」
■佐藤えいち
「初シードはすごく喜ばしいことで、もうQTを受けないでシニアツアーに出られることは本当に良いことだと思うんですけど、その半面で腰のケガだったり、ドライバーが割れたり、腱鞘炎になったり。最後の4試合は握力がほとんど入らない状態でした。オフはケガをしない身体作りをしたい。そして来年は1つ2つ勝って、賞金ランキングの順位が良くないと出られない3ツアーズに出てみたいですね」
■河井博大
「沖縄の開幕戦で家族がコロナになって飛び立つ寸前にキャンセル。コマツとシニアオープンの2試合は、コマツの前日に自分がコロナにかかって出られなかった。けっこう精神的にやられましたね。どっちも大きい大会でシード確保が頭にあったので、そこからの連続5試合は必死でした。きのう尾崎直道さんに『何をやっているんだ』と喝を入れられて、この若いうちにもっともっと成績を出していかないとダメだと思います。来年の目標はもちろん優勝です」
■横田真一
「今年は途中から戦略を変えました。飛ばすためのスイングをすごく勉強して飛ぶようになったんだけど、それでは稼げないとわかったんです。地面反力を使って飛ばしていたのが、いまは真逆。池にあるハスの葉っぱの上でそっと打つ感じ。そうしてからはお金になるようになってきた。290ヤード飛んでいたのを275ヤードくらい。気持ち的には260ヤードでいいやって。今年はなんだかんだ忙しすぎたので、来年はもうちょっとゴルフに重きを置いて頑張ります」
<ゴルフ情報ALBA Net>
今季のシニアツアーは「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」をもって全14試合が終了。レギュラーツアーとシニアツアーの両ツアーでシード権を手にしていたシニアルーキーの宮本勝昌は、「最後まで迷ったけど、JTは諦めてこっちに来た」と、レギュラーの「カシオワールドオープン」ではなく、シニア最終戦を選択。過去3回制している「ゴルフ日本シリーズJTカップ」出場には届かないと判断して、シニア初優勝を目指したが、それを手にすることはできなかった。
深堀圭一郎が「足に力が入らないとき」に行う“片足スクワット”【動画】
最終日は首位と2打差のトータル8アンダー・4位タイからスタート。4番でバーディを先行させて1打差まで迫るも、そのあと2つのボギーを叩いて、最終的に優勝した渡部光洋とは4打差のトータル7アンダー・7位タイで終えた。「優勝を目指してやっていましたけど、ショットもパットもきょうはうまくいかなかった。仕方ないです」と肩を落とした。
それでも8月に50歳の誕生日を迎えてからレギュラーとシニアを掛け持ちし、シニアはわずか5試合の出場ながら、全試合トップ10入りで賞金ランキングは13位。賞金ランキング30位以内に与えられる賞金シード、来季の出場権を手に入れた。レギュラーツアーでも賞金ランキング56位で賞金シードを獲得。来シーズンもレギュラーとシニアを掛け持ちしてプレーする。
「本当はどっちも優勝したかったですけど、自分のなかでは最低限の目標はクリアできたと思っています。来年ですか? シニアツアーとレギュラーツアーで優勝する。同じ年というのが大事ですね。それを目指してあすから練習に励みます」。
同一年度での両ツアー優勝は、過去には金井清一や中嶋常幸、プラヤド・マークセン(タイ)が達成。今年の宮本はレギュラーでも優勝は叶わなかったが、「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」や「パナソニックオープン」では最終日最終組で回っており、達成の可能性は十分にある。
また今季シニアツアーで初シードを獲得したのは、宮本を含めて8人。賞金ランキング3位と躍進した兼本貴司、最終戦で優勝し7位に入った渡部光洋、平塚哲二(12位)、岩崎幸司(17位)、佐藤えいち(19位)、河井博大(23位)、横田真一(25位)が来季の出場権を勝ち獲った。以下、初シード選手のコメント。
■平塚哲二
「初シードはうれしいです。でも今年は体調が悪すぎた。腰が痛くてワキ腹が激痛になったりすると球も打てない。日本シニアオープンではラフのなかで振り回していたら、左手の親指を壊して、ダウンスイングでいまもズキンとくる。これで試合は終わりなので、ちょっと調子を良くして、オフはトレーニングに力を入れてやりたいですね。来年は勝ちたいと思います」
■岩崎幸司(予選会を1位で突破して初シード)
「初シードを獲れてホッとしています。うれしいです。今年は1回最終組で回らせてもらって、来年も優勝争いを1回か2回はしてみたい。狙って優勝できる力はないので、ショットが良いときにパターが入ってくれて、それが噛み合ったときに優勝争いできたらいいですね。今年よりももっと楽しい1年になるようにしたいです」
■佐藤えいち
「初シードはすごく喜ばしいことで、もうQTを受けないでシニアツアーに出られることは本当に良いことだと思うんですけど、その半面で腰のケガだったり、ドライバーが割れたり、腱鞘炎になったり。最後の4試合は握力がほとんど入らない状態でした。オフはケガをしない身体作りをしたい。そして来年は1つ2つ勝って、賞金ランキングの順位が良くないと出られない3ツアーズに出てみたいですね」
■河井博大
「沖縄の開幕戦で家族がコロナになって飛び立つ寸前にキャンセル。コマツとシニアオープンの2試合は、コマツの前日に自分がコロナにかかって出られなかった。けっこう精神的にやられましたね。どっちも大きい大会でシード確保が頭にあったので、そこからの連続5試合は必死でした。きのう尾崎直道さんに『何をやっているんだ』と喝を入れられて、この若いうちにもっともっと成績を出していかないとダメだと思います。来年の目標はもちろん優勝です」
■横田真一
「今年は途中から戦略を変えました。飛ばすためのスイングをすごく勉強して飛ぶようになったんだけど、それでは稼げないとわかったんです。地面反力を使って飛ばしていたのが、いまは真逆。池にあるハスの葉っぱの上でそっと打つ感じ。そうしてからはお金になるようになってきた。290ヤード飛んでいたのを275ヤードくらい。気持ち的には260ヤードでいいやって。今年はなんだかんだ忙しすぎたので、来年はもうちょっとゴルフに重きを置いて頑張ります」
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
