構えずに楽しめる外車! オーナー4人が語る「ロイヤルエンフィールド」という選択【後編】

イチオシスト

東京・杉並区の正規ディーラー「ROYAL ENFIELD TOKYO CENTRAL」で出会った、4人のロイヤルエンフィールドオーナー。
前編では、彼らが愛車との出会いとして「ロイヤルエンフィールドを選んだキッカケ」や「取りまわし・重量感・お気に入りのポイント」などを語ってくれた。
後編では、それぞれのオーナーが愛車と過ごす日々を通して、実際の乗り味やロイヤルエンフィールドを選んでよかった点、さらには維持費など気になるリアルを紹介していく。

「バイクらしい時間」を届ける世界最古級ブランド
1901年創業、英国発祥の世界最古級モーターサイクルブランド「ロイヤルエンフィールド」。
現在はインドを拠点に、クラシカルな造形とシンプルな構成、そして「人の感覚で操る楽しさ」を大切にしたモデルづくりを続けている。
外車でありながら価格や維持費のハードルが低く、「等身大で楽しめるクラシック」として幅広い層から支持され、日常の足としても週末のツーリングパートナーとしても、「バイクと生きる時間」を静かに彩るブランドだ。

4人のオーナーが語る「自分にとってロイヤルエンフィールドとは?」
ロイヤルエンフィールドを選んだ理由はそれぞれ違っても、4人のオーナーが語るのは共通して「バイクと生きる時間」の豊かさだった。
クラシカルな造形と素朴な鼓動が、オーナーたちの心にどんな新しい風を吹かせたのか。
実際の乗り味や維持費などのリアル、そして「ロイヤルエンフィールドを選んでよかった」と感じる理由を聞いた。
「愛車は彼氏ー!!」/METEOR 350 × うっちーさん(50代女性)

大型から乗り換えて、初のロイヤルエンフィールドとなるメテオ350を楽しむうっちーさん。
単気筒でトコトコ走るのも楽しく、心地よいエンジンの振動やとくに排気音が大好きだそう。
仲間や家族とともに、近〜遠距離まで気持ちよくツーリングできる!

実際乗り出してからは、普段のツーリングはもちろん長距離ツーリング後でも「首や肩、お尻などが痛くならない」楽なポジショニングやシートに感動していたという。
足着きや取りまわしが楽で、走行の疲労も残らないので、時間を見つけては走り出しているうっちーさんは、「本当に気持ちよく走れるの!」とメテオ350を選んで良かったと熱く語ってくれた。

「国産車の足着きと比べて、外車なのに本当に足着きがいいんですよ!」という言葉通り、自然体で跨るうっちーさんの後ろ姿は悠然としてキマッていた。
維持費やトラブルについて
「ショットガンは生き方そのもの」/SHOTGUN 650 × ワカイさん(40代男性)

初の大型&初のロイヤルエンフィールドとなるショットガン650を楽しむワカイさん。
「風を切ってカッコよく走りつつも、ムリなすり抜けなどはせずにゆとりを持って走りたい」と思わせてくれたショットガン650との出会いで、「そういうふうに生きていきたい」と自分の人生に繋がったと語ってくれた。
まだ遠くへ走りには行けてないけど、耳でも楽しんでいます!

「エンジンブレーキをかけた時の”キャィィィィィン!“という音が好きなんですよ」というその音は、アンパンマンに出てくるチーズの声に似ているそうだ。
また、ショットガン650のライディングポジションはこじんまりせず余裕があり、かつバイクと身体との体幹を合わせやすいステップ位置など快適そのもので走りを楽しめるという。

うるさいバイクが好きではないので、エンジン始動時の音がうるさすぎず品のある音質なのも、ショットガン650のお気に入りポイントだそう。
維持費やトラブルについて
「荷を積んでどこまでも連れてってくれるお馬さん」/CLASSIC 350 × りくさん(20代男性)

プライベート・ファーストバイクを初ロイヤルエンフィールドとした、郵便局員のりくさん。
バイクに興味がなかったとは思えぬほど、クラシック350を購入してから精力的に走りを楽しんでいるそう。
「購入してから遠出が増えましたね。楽しいです! シートが素晴らしく良いのでお尻がまったく痛くならないし、足着きよくてゆったり乗れるポジションだから全然疲れないんですよ」とニコニコしながら語ってくれた。
先輩たちとキャンプツーリング!!

りくさんのクラシック350のコンセプトは「旅」。
出会いのきっかけをくれた職場の先輩(上司)たちとは、ツーリングだけでなくキャンプツーリングも楽しんでいるそうだ。楽しんでいる写真が何枚もあり、いい職場だなーとホンワカしてしまったほど。
「街中でも峠でも気持ちよく走れますよ!」と、充実したバイクライフを楽しんでいた。

クラシックなデザインや構造なのにカラーリングがギラギラと現代的で好き! というだけあって、ツーリング先での撮影は捗りまくり。
維持費やトラブルについて
「足! お気に入りの移動手段」/CLASSIC 350 × キシモトさん(30代男性)

「バイクは純粋に移動手段としての足なんですよ」というキシモトさん。
クラシック350は加速がスムーズで、気持ちよく走れるという。また、移動手段ゆえに、一番信頼できる「ノーマル状態」で乗りたいというこだわりも。
そして「足」だからこそ、造形やカラーリングにこだわってロイヤルエンフィールドと出会ったことに、キシモトさんの強い意思とクラシック350への愛が感じられた。
「これしかない」貴重なバイクショット

そもそもスマホで写真自体をほぼ撮らないというキシモトさんの、唯一ともいえる貴重ツーリング? ショット。タンデムで友達を乗せることもあり、その時に撮られた写真だそう。
デザインとカラーリングで一目惚れしたという、クラシカルな造形とマッチするキシモトさんの佇まいは、クラシック350が日常に「完璧な足」として存在することを感じさせてくれた。

余計なものを加えず、自分が良いと思えるものや感性に響くものをしっかり見極め、確固たる方向性で生きてるように見える姿と、ロイヤルエンフィールドの在り方がマッチしていて印象的だった。
維持費やトラブルについて
4つの生き方、ひとつのクラフトマンシップ

4人のオーナーが語る言葉には、それぞれの「時間」と「想い」があった。バイクは趣味であり、日常の一部であり、ときに人生そのものになる。
前編でお届けした「ロイヤルエンフィールドとの出会い」。そして後編では、ロイヤルエンフィールドとの時間が4人のオーナーの生き方を映し出した。
メテオ650は人生を共に走る「相棒」として、ショットガン650は”こうありたい”という「生き方そのもの」として。
そしてクラシック350は「自由をくれる頼れる相棒」であり、造形美を楽しみながら日常を走る「足」でもあった。
それぞれの理由やモデルが違えど、ロイヤルエンフィールドがオーナーたちにもたらしてくれたのは、乗る人の時間と心をよりよい道へと導くロイヤルエンフィールドのクラフトマンシップそのものだった。
【スペック】METEOR 350/SHOTGUN 650/CLASSIC 350
METEOR 350:“スピードよりも時間を味わう”ための一台

穏やかな鼓動で走るたびに心をほぐしてくれるミドルクルーザーモデル・METEOR 350。低回転から力強い349ccの空冷単気筒エンジンで流れるような加速が心地よし。
安定感のあるフレームと低重心設計で、街中でもロングツーリングでもゆったりと安心して景色を楽しめるモデル。

SHOTGUN 650:“力強さと静けさを併せ持つ”大人のための一台

無骨さの中に品格を宿すネオクラシッククルーザーモデル・SHOTGUN 650。厚みのあるトルクと滑らかな鼓動を堪能できる648cc空冷並列2気筒エンジンを搭載。
しっかりとした足まわりと重量バランスが高速でも安心の安定感を生み、街を流すもよし、長距離を走っても快適かつ絵になるモデル。

CLASSIC 350:初心者にも優しく“バイクらしさ”が純粋に味わえる一台

初心者にも優しく、ベテランには懐かしいエンジンフィールにしっとりしたハンドリングを楽しめるネオクラシックモデル・CLASSIC 350。低中速域でのトルク特性に優れ、街乗りからツーリングまで扱いやすい349cc空冷単気筒エンジンを搭載。
クラシカルな外観に最新の信頼性を融合した「日常で乗れるヴィンテージ」として、ゆっくり走ることの贅沢を教えてくれるモデル。

ROYAL ENFIELD TOKYO CENTRAL


気のいいスタッフさんに加え、椅子までこだわった本気で居心地のいいロイヤルエンフィールド正規ディーラー。
各種モーターサイクルの展示や試乗案内だけでなく、整備などアフターサポートも充実。また、パーツやアパレルの注文販売も受け付けている。
Royal Enfield Tokyo Central
ロイヤルエンフィールド正規ディーラー
住所:東京都杉並区宮前4-25-19 Tel:03-5941-7753
営業時間:10:00〜19:00 定休日:木曜日
※駐車場あり(2台)
※全モデルの試乗あり(事前予約がおすすめ)
※オリジナルパーツを装着した展示車も用意
(編集協力:Royal Enfield Tokyo Central)


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