岩本蓮加“先輩”、ネットで調べて恐竜を描く冨里奈央“後輩”を一喝「うそとうわさの承認欲求の世界を信用するな」<ふたりエスケープ>
イチオシスト
(C)田口囁一・一迅社/「ふたりエスケープ」製作委員会「ふたりエスケープ」はLeminoプレミアムで独占配信中
乃木坂46・岩本蓮加、冨里奈央のW主演によるドラマ「ふたりエスケープ」(毎週土曜深夜0:55-1:25、テレビ大阪ほか/Leminoプレミアムで独占配信)の第6話が、11月8日に放送・配信。前回は石川・金沢を旅した先輩(岩本)と後輩(冨里)が、今回は“恐竜王国”福井を訪れ、先輩が恐竜への愛を見せた。(以下、ネタバレを含みます)
しっかりと旅の予定を組んで恐竜づくしの1日を満喫
「ふたりエスケープ」は、田口囁一による同名漫画を原作とした“現実逃避”コメディー。かわいいが取り柄の無職の“先輩”と、〆切に追われる漫画家の“後輩”が繰り広げる、現実逃避の日々を描く。
第6話では、福井のホテルで朝を迎えた2人。後輩はヘアアイロンを忘れてしまい、先輩が後輩の髪を整える。金沢旅とは打って変わって、しっかりと旅の予定を組んだ先輩は、恐竜づくしの1日を満喫するつもりだ。
今回の福井旅、その伏線は後輩が漫画に登場するキャラクターのTシャツに恐竜の絵を描いた、1カ月前から張られていた。後輩はティラノサウルスとステゴサウルスを描いたが、先輩は両者が同じ時代に存在していなかったことに気付く。
先輩は多少絵柄を変えた程度では譲らず、後輩は「誰も主人公のTシャツの柄なんて見てないですよ」と反論するが、「おまえは恐竜を描くことへのリスペクトが足りな過ぎる」と言い、細部までリアルさを追求。
恐竜に詳しくない後輩は、インターネットで調べて恐竜を描いていたが、先輩は「そんな、うそとうわさの承認欲求の世界を信用するな」と本質を突き、“本物”の恐竜の迫力を感じるため、福井まで後輩を連れ出すことに。
福井では、最初に恐竜の像が立ち並ぶ福井駅前へと向かう2人。先輩は「見えないものを想像して作る。これって漫画と同じだろ」と、はるか昔に絶滅した恐竜たちや、それを再現して出来た像にもロマンを感じている様子で、しかも恐竜は先輩にとって「人生を教えてくれたんだよ」という存在だと話す。
今回の旅のメインイベントは福井県立恐竜博物館(FPDM)訪問だが、それを前に空腹を満たすため、福井名物のソースカツ丼を食べることにする2人。「あっさりしたものがいいです」と言っていた後輩だったが、結果的には2人ともソースカツ丼に心が満たされたようで、恐竜ポーズを取るなどしてふざけ合うのだった。
先輩は恐竜の歴史に思いをはせ、思わず涙をこぼす
恐竜博物館には恐竜の復元化石が数多く並んでおり、その光景に恐竜愛が爆発する先輩。映画「ジュラシック・パーク」とブラキオサウルスについて熱弁し、後輩も「よく分かんないけど…分かんないけど、感じます。ロマン」と恐竜の大きさと迫力から中生代の熱気を想像。
すっかり楽しんでいる様子の後輩の側で、先輩は恐竜の興亡から現代までの歴史に思いをはせる。「悠久の時を思えば、私の一生なんて」と涙をこぼす先輩を見て、後輩からは「エモがバカになってる」という独特のワードが飛び出す。
また、2人の空気感は福井でも変わらず、後輩のカメラで互いの写真を撮り合い、金沢と同じく後輩は先輩の姿をカメラで捉えながら「かわいい」を連発。「さすが、かわいいだけが取り柄の女」という最大級の褒め言葉も。さらに、「像になるならどんなポーズがいいんだろう」と想像を巡らせ、フラダンスのような“ゆらゆらポーズ”を恐竜の像の前で決める。
なおも続く先輩の恐竜トークに、後輩がトリケラトプスやティラノサウルスにロマンを感じるようになっていく中、ふと恐竜に見入る女の子を見掛けた先輩。幼いころにこの博物館に連れられてきたことが、太古の恐竜という新しい世界を知るきっかけとなった、過去の自分を思い出していた。
その後、後輩は恐竜の被り物や縫いぐるみを土産に買い、「買い過ぎた~」と旅の非日常を楽しむ。ラジオからはディキシーランド・ジャズの代表曲「聖者の行進」が流れ、旅が終わりそうな寂しさをその軽快な音色が吹き飛ばす。
そして、福井から東京に帰るのかと思いきや、なぜか浴衣姿でスリッパ卓球に興じる2人。実は、帰る途中で温泉に行きたくなったため、勢いで新幹線を降り、軽井沢の旅館に立ち寄った2人。現実逃避旅の“延長戦”に突入するのだった。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
(C)田口囁一・一迅社/「ふたりエスケープ」製作委員会「ふたりエスケープ」キービジュアル
記事提供元:Lemino ニュース
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