伊藤健太郎、「北方謙三 水滸伝」で武松役に抜擢 ワイルドなロングヘア姿に反響続出
イチオシスト

俳優の伊藤健太郎(28)が11月7日、自身のInstagramを更新し、WOWOWの連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」に出演することを発表した。
投稿では「『北方謙三 水滸伝』にて武松を演じさせて頂きました。お楽しみに」とコメントを添え、撮影時のショットを公開した。
公開された写真には、汚れた顔にウェーブがかったロングヘアをなびかせ、鋭いまなざしを向ける伊藤の姿が映し出されている。
荒々しくも力強いビジュアルにファンからは、「男らしさ、セクシーさが増し増し」「野性味あふれる健太郎君の姿に感激してます」「武松のワイルドな感じもすごく素敵ですね」「この画面だけでも引き込まれそうです」といった絶賛の声が寄せられた。
「北方謙三 水滸伝」は、シリーズ累計発行部数1,160万部を超える作家・北方謙三による大河小説を初めて映像化する話題作だ。
織田裕二が主人公・宋江を演じ、反町隆史(晁蓋役)、亀梨和也(林冲役)、満島真之介(楊志役)、波瑠(済仁美役)ら豪華キャストが集結する。
ドラマは、腐敗した世の中に抗う“はみ出し者”たちの闘いを描き、現代にも通じる「理不尽な権力への怒り」や「仲間との絆」をテーマにした群像劇となっている。
伊藤が演じる武松は、義理人情に厚く、並外れた腕力を持つ豪傑として知られる人物だ。
原作でも特に人気の高いキャラクターであり、「虎退治」の逸話をはじめとする名場面が多く、正義と激情の象徴として描かれている。
伊藤は今回、泥や汗にまみれた荒々しい姿でこの役に挑戦しており、これまでの端正なイメージとは一線を画す迫力ある表情を見せている。
Instagramの投稿には、虎と拳を表す絵文字が添えられており、自身の中でも強い思い入れを持ってこの役に臨んでいることが伝わる。
今回発表された新キャストは総勢27名にのぼり、物語を支える豪華俳優陣が勢ぞろいした。
織田裕二と反町隆史という平成を代表する2人のスターの共演に加え、伊藤健太郎のような実力派若手の参加が、作品全体に新たな熱を与えている。
「水滸伝」は、社会に翻弄されながらも仲間と共に正義を貫く男たちの生き様を描く壮大な物語だ。
北方謙三による現代的な再解釈を経て生まれた本作は、時代劇でありながら普遍的なテーマを内包し、幅広い世代からの支持を集めている。
伊藤はこれまで、映画『今日から俺は!!劇場版』や『冬薔薇(ふゆそうび)』などで繊細な役柄から熱血的なキャラクターまで幅広く演じてきた。
今回の武松役では、肉体と精神をぶつけるような激しい演技が求められるとみられ、俳優としての新境地を切り開く挑戦となる。
放送は2026年2月15日からWOWOWでスタートする予定だ。
伊藤の野性味あふれる演技と、北方謙三の壮大な世界観がどのように融合するのか、放送前から大きな注目が集まっている。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
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