平凡な高校生パク・ジフ“ウヨン”がチョ・ジュニョン“ギジョン”ら個性豊かな色を持つ仲間たちと出会い、新たな一歩を踏み出す<スピリット・フィンガーズ>
イチオシスト
(C)2025 Number Three Pictures, MI Corp.「スピリット・フィンガーズ」第1話より、ウヨン(パク・ジフ)
パク・ジフ、チョ・ジュニョンら注目の若手キャスト共演による韓国ドラマ「スピリット・フィンガーズ」が10月29日、Leminoで配信スタート。第1、2話ではジフ演じる自己肯定感ゼロの女子高校生ソン・ウヨンが、ジュニョン演じる自信家の同級生ナム・ギジョンと出会い、彼に背中を押されて一歩前に進むことになった。(以下、ネタバレがあります)
成長ヒーリングロマンス漫画を若手キャスト陣の共演でドラマ化
「スピリット・フィンガーズ」は、2015年に韓国のNAVER WEBTOONで公開されて以来、累計13億ビューを突破し、人生を彩った“青春のバイブル”として韓国だけでなく、世界中で人気を誇る成長ヒーリングロマンス漫画。
映画「はちどり」やドラマ「四季の春~恋めぐる僕らの季節~」のジフ、「バニーとお兄さんたち」のジュニョン、「A-TEEN 2」で主演を務めたGolden Child出身のチェ・ボミンといった若手キャスト陣の出演と、原作との圧倒的なシンクロ率が話題を呼んでいる。
第1、2話ではウヨンが、純粋に絵を描くことが好きな人々が集まるサークル“スピリット・フィンガーズ”のメンバーたちと知り合うことに。高校2年生のウヨンは、自信も人生の目標もなく、自己肯定感もゼロ。そんなウヨンはある日、サークル創設者の1人でイケメンの大学生ク・ソノ(ボミン)に声を掛けられる。
ウヨンは彼に心を奪われ、誘われるままサークルに加入。だが、サークルでスタイル抜群のイケメン高校生・ギジョンと再会。ウヨンは以前、駅のトイレで不良女子高校生のグループに絡まれた際に、ギジョンと最悪の出会いを果たしていた。
気まずさを感じ、その場から逃げ出そうとするウヨン。だが、そんなウヨンの態度に、今まで女子に逃げられたことのないギジョンはかえって興味をそそられるのだった。
(C)2025 Number Three Pictures, MI Corp.「スピリット・フィンガーズ」キービジュアル
“スピリット・フィンガーズ”の会合がウヨンにとってスタート地点に
それぞれ自分の好きな色を持ち、互いのことを“ブルー・フィンガー”“ミント・フィンガー”“ピンク・フィンガー”などと呼び合う“スピリット・フィンガーズ”のメンバーたち。サークルの会合に初めて参加したウヨンは、「ウヨンはどうする? 好きな色はある?」とソノから聞かれる。
困惑しながら「特には…。自分の色がないんです」と答えるウヨンに、ソノは「ウヨンを見たときに思い浮かんだんだ」というベイビーブルーを提案。「この色にします」とうなずいたウヨンは、この瞬間から“べブル(ベイビーブルー)・フィンガー”となる。
無造作に束ねた髪の毛に眼鏡という地味な外見、そして無色透明で個性も全くない平凡な高校生だったウヨンにとって、ここがスタート地点となった。
スピリット・フィンガーズのメンバーはそれぞれ確固たる“自分の色”を持っており、中でも完璧なルックスと抜群のスタイルを誇る同級生のギジョンは、ウヨンの度肝を抜く。
ギジョンは、サークル創設者の1人“ミント・フィンガー”ことナム・グリン(パク・ユナ)の弟。絵のモデルとして会に呼ばれており、ヌードモデルも引き受ける気満々で服を脱ぎ始めるギジョンを見て、ウヨンは戸惑い、あきれてしまう。
そんなギジョンとウヨンは2話で共に街へ出掛け、そこで距離が縮まっていくことに。ウヨンは、駅のトイレで絡まれた不良グループとカフェで再び遭遇。逃げ出そうとするウヨンだが、事情を知っているギジョンはそれを許さず、「胸を張れ。非はないだろ」「やり返してこい。あのときとは違う。おまえには俺がいる」とウヨンの背中を力強く押す。
あの日、怖くて不良グループの言いなりになってしまったウヨン。そんな自分を打ち消し、自身の言葉で対抗するため、ウヨンは彼女たちと向き合うのだった。
(C)2025 Number Three Pictures, MI Corp.「スピリット・フィンガーズ」第2話より、ソノ(チェ・ボミン)
ウヨンへの思いを自覚し始めるギジョン
笑顔のすてきな先輩・ソノ、変人の同級生・ギジョン。全く違うタイプのイケメン2人と出会い、ギジョンに背中を押されて一歩前に進んだウヨン。第1、2話ではウヨンの心境の変化がテンポ良く描かれた。
また、ギジョンはウヨンへの思いを少しずつ自覚し始めるが、そんなギジョンのことを変わり者の同級生と思っている様子のウヨン。第3話以降では、ウヨンがギジョンの思いを知り、自分の気持ちに向き合っていく。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
