都玲華が「66」で首位タイ発進! “沈み込み”で飛ばし、“同調”で安定させるスイングで初V&シード獲得へ【プロコーチが解説】
 イチオシスト
            イチオシスト
        きょう開幕した「樋口久子 三菱電機レディス」にて、1イーグル・6バーディ・1ダブルボギーの「66」をマークし、荒木優奈とともに首位発進を決めた都玲華。彼女の魅力と言えば、思い切りのいいスイングと平均240ヤードを超える飛距離。そんな都のスイングを、コーチである石井忍が解説する。
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手元が体の正面から外れないスイングをしているので、ヘッドがオンプレーン軌道から外れる瞬間がありません。バックスイングでクラブが上がり切る前に、左下にしっかり踏み込み、ダウンスイングを開始。その沈み込む動きで、上半身と下半身の捻転差が大きくなるため、飛距離も出るんです。
しっかり溜めたパワーを下から順番に解放していき、腕を振るスピードに変換。しかも、手元が正面にあることでインパクトのズレも少ないですし、フェースローテーションも抑えられるので曲がりません。
インパクトでは体の右ワキ腹を縮めて、体の右サイドがボールに寄ってくる。前傾角度がキープされるのはもちろん、右ヒジが曲がったまま当たるので、インパクトの剛性が高く当たり負けしないのです。効率的に飛ばせるスイングだと思います。
■都玲華
みやこ・れいか/2004年生まれ、徳島県出身。昨年、ステップ・アップ・ツアー「大王海運レディスオープン」で史上6人目のアマチュア優勝を達成し、4度目の挑戦となった昨年のJLPGAプロテストではトップに2打差の2位タイで合格。今季はこれまでに3度のトップ10入りをしており、メルセデス・ランキングはシード圏内の48位につけている。大東建託所属。
■石井忍
いしい・しのぶ/1974年生まれ、千葉県出身。98年にプロ転向し、かつてはツアープレーヤーとしてレギュラーツアーで戦っていた。現在は『エースゴルフクラブ』を主宰し、プロゴルファーやアマチュアの指導を行うほか、軽快なトークで解説者としても人気を博す。
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<ゴルフ情報ALBA Net>
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