PGAツアー3戦目で初V!23歳の超飛ばし屋、マイケル・ブレナンはタイトリストの何を使っている?【WITB】
イチオシスト
<バンク・オブ・ユタ選手権 最終日◇26日◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇7421ヤード・パー71>
PGAツアーの最終日は2打差の首位から出たマイケル・ブレナン(米国)が「66」を出しトータル22アンダーで初優勝。昨年プロ転向した23歳は、2023年6月の「全米オープン」以来の2季ぶりに推薦出場し、見事結果を出した。凄まじい飛ばしを武器にするブレナンと総合契約を結ぶ米国アクシネット社も初勝利を称え、使用ギア詳細をこう明かす。
「タイトリスト ブランドアンバサダーのマイケル・ブレナンは、3度目のPGAツアー出場かつプロ初大会でパワーと精度を兼ね備えたキャリアを変える一週間を送り、南ユタ州での4打差勝利にティからグリーンまで10打以上を稼ぎました。Pro V1とGT3 9.0を含むタイトリストのフルセットを使うブレナンは、平均351.1ヤードと89%のFWキープ率を組み合わせ、ティショットで+7.614ストロークを獲得。ツアーで年間最高のドライビングパフォーマンスを披露しました。彼は1970年以降でわずか7人目となる『PGAツアー初優勝を3戦以内で達成した選手』となり、パーオン率79.2%、スクランブル率73%は5位タイでした」(同社ツアー広報)
硬い地面でランの出るコース状況とはいえ、バックナインで飛んで曲がらない豪打を披露。『GT3』ドライバーを使った11番で「401yd」、12番では「418yd」をマークし、7番の計測ヘッドスピード129mph(57.66m/s)、12番のボール初速は192mph(85.83m/s)だった。
「タイトリストのツアー担当ニック・ガイヤーによると、ブレナンはGT3で様々な種類のショットを打つことを好み、軌道を変えたりティの高さなどで調整。GT3は寛容性を損わずスピードと操作性の完璧な融合を実現し、コースで必要なあらゆるショットを可能にします。ブレナンがティショットで選んだもう一つの選択肢は、バッグに新たに加えたGT1 14.5°FW。23歳の彼は今週ユタ州でガイヤーとFWを調整し複数テストした結果、D・1 SureFit設定のGT1に決め、重い可変ウェイトを前方にしました。彼はGT1のシャローフェースが好みで、芝からボールを簡単に浮かせられ、ティショットで好みの弾道を実現できました」
14番の短いパー4では、その新たな3Wで312ヤードをグリーン奥にワンオンさせ、2パットのバーディを奪うなど、早速武器にしたブレナン。スケールの大きなゴルフでいきなりツアーカードを獲得した23歳の今後にも注目だ。
【マイケル・ブレナンの優勝ギア】※ 全てタイトリスト
1W:GT3(9.0° HZRDUS Smoke Blue RDX 70TX)
3W:GT1(14.5° HZRDUS Yellow Hand Crafted 80TX)
3I:NEW T150(HZRDUS Black 105 HY TX)
4,5I:NEW T100(Project X 6.5)
6I~9I:620 CB(Project X 6.5)
PW:Vokey Design SM10(46.10F 〃 )
A,SW: 〃 (50.12F,54.10S Dynamic Gold S400)
LW:Wedge Works 60K*( 〃 )
PT:スコッティ・キャメロン Phantom 7.2 tour prototype
BALL:Pro V1
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