「タコベイトの効果抜群!」タチウオジギングで本命連発!【大阪・釣人家】
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「釣人家」でタチウオジギング釣行 9月15日、神戸三宮から出船する人気船「釣人家」に乗船し、今まさに最盛期のタチウオジギングに挑戦した。季節ごとの釣りを楽しめる「釣人家」は、強面ながらも釣らせることに …
人気船「釣人家」に乗船し、大阪湾タチウオジギング釣行に出かけた筆者。東京湾スタイルが通用し、タチウオを連発。気になるタコベイト装着の効果の有無も明確になった釣行をレポート!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・本間興貴)
「釣人家」でタチウオジギング釣行
9月15日、神戸三宮から出船する人気船「釣人家」に乗船し、今まさに最盛期のタチウオジギングに挑戦した。季節ごとの釣りを楽しめる「釣人家」は、強面ながらも釣らせることに情熱を注ぐ船長と、釣れる情報を惜しみなく共有してくれる中乗りのコンビが魅力。帰港時に見せる船長の笑顔も、釣行者の心を和ませる。
東京湾スタイルで大阪湾に挑戦
今回のテーマは、東京湾で主流となっているタングステンジグが大阪湾でも通用するのか、そしてタコベイトの有効性を検証すること。YouTubeなどで「タングステンで爆釣!」という動画を目にしたことはないだろうか。筆者もその一人であり、「ならば使うしかない」と意気込んでの釣行となった。
タックルとジグ
使用タックルは、ロッド:DAIWAアウトレイジスロージギングモデル。リール:グラップラー150XG。ライン:PE1号。リーダー:10号。ジグはTGベイト150g、カラーはタチウオ定番のピンクゼブラを選択。

開始直後からタチウオ連続ヒット!
釣り開始直後、タングステンジグでタチウオ4匹を立て続けにキャッチ。他のジギングアングラーと比較しても釣果に差はなく、東京湾同様に大阪湾でも十分通用することが確認できた。
だが、逆に言えば「タングステンでなければ釣れない」というわけではなく、高価なジグにこだわる必要はないという結論にも至る。

サゴシカッターの餌食
しかし、さらなる検証を進めようとした矢先、ラインカッターの餌食に。高価なタングステンジグを失い、涙を飲みながら次なる検証へ。ちなみにラインカッターをしたであろう犯人は確保済みである。サゴシだ……。

タコベイトは良型率高し!
次に試したのは「タコベイト」。以前、隣の釣り人が使用していた際にサイズの良いタチウオが多かったことが印象に残っていた。今回はその効果を自らの釣行で確かめることに。

効果あり!
まず驚いたのは、釣れるサイズが明らかに大きいこと。数こそ爆発的ではないが、1本1本のタチウオが太く、指3.5~4本クラスが多く混じった。リアフックへのアタックが増えたことも印象的で、これはタコベイトの柔らかいシルエットがタチウオの捕食本能を刺激している可能性がある。

ラインカットも激減!
さらに注目すべきは、ラインカットの激減。隣の釣り人が1日で9回もラインを切られていたのに対し、タコベイトを装着してからは一度も切られることがなかった。これは、タチウオがジグ本体ではなくタコベイトに集中してアタックしているため、ラインに触れる機会が減っていると考えられる。
また、以前はスレ掛かりが多かったが、今回は口にフックがかかる確率が高く、明らかに食い方が変化していた。フォール後にジグを止めておいても、タコベイトに反応する場面が何度もあり、針ごと飲み込んでいるケースも多かった。これは、タチウオがタコベイトを“エサ”として認識している証拠とも言える。
今後の展望と工夫の余地
タコベイトのカラーやサイズによっても反応が変わる可能性があり、今後はカラー別の検証や、フック位置の調整など、さらなる工夫の余地があると感じた。
高価なタングステンジグはロストが痛手。だからこそ、タコベイトとの併用は有効な選択肢となり得る。もちろん、使用は自己責任だが、釣果と安全性の両立を目指すなら、ぜひ試してみてほしい。
神戸沖のタチウオジギングは、今まさに最盛期。タングステンとタコベイト、それぞれの特性を理解し、状況に応じた使い分けで、次なる大物を狙ってみてはいかがだろうか。

釣行を動画で観る
<本間興貴/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
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