出光など4社開発の「姫路蓄電所」が運転開始 蓄電池ビジネスのモデル構築
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出光興産(東京都千代田区)など4社の共同設立会社が開発した、兵庫県姫路市の「姫路蓄電所」が10月10日、運転を開始した。
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出光興産(東京都千代田区)など4社の共同設立会社が開発した、兵庫県姫路市の「姫路蓄電所」が10月10日、運転を開始した。
共同設立会社は、出光興産、レノバ(東京都中央区)、長瀬産業(東京都千代田区)、SMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)の4社が設立した合同会社姫路蓄電所(姫路市)。出資比率は出光興産51%、レノバ22%、長瀬産業22%、SMFLみらいパートナーズ5%。
蓄電所は、出光興産兵庫製油所跡地の遊休地に、送配電ネットワークへ直接接続する蓄電池(リチウムイオン電池)システムを設置。時間帯に応じて電力を充放電して電力需給バランスを調整する。蓄電容量は48MWh(メガワット時)。電力の需給バランスをリアルタイムで調整する「需給調整市場」や将来の発電供給力をあらかじめ確保する「容量市場」を活用した“蓄電池ビジネス”を展開するという。
出光興産は「これまで培った電力・再生可能エネルギー事業のノウハウや人材を活用し、蓄電池を用いたビジネスの収益モデルの確立を目指す」としている。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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