「もっと長く関わっていたい」「このパビリオンが一番好き」——万博の舞台裏で奮闘する人々
更新日:
イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
鈴木さんにとって万博とは。
「不思議な場所ですね。みんなが集まる不思議な場所。共創事業なのに、コロナ禍では10人以上の集会が禁止されるなど苦労もありましたが、当初想定していた70万人を大幅に上回り、150万人を超えるお客様に来ていただきました。万博会場の西の果てなのに。来場者から『ここのパビリオンが一番好き、万博らしい場所』と言っていただけたのがうれしかったですね」。
鈴木さんの出向は最長で来年3月末まで。自分たちが離れた後のことを見据え、閉幕後について考えている。
「11月には大阪南港のATCで、12月にはJR東日本(TAKANAWA GATEWAY CITY)で同窓会を用意しています。どちらも“共創パートナー”が中心となって、これらが、万博協会が離れた後の新しい共創の場の一つとなってほしいと思います。なります。共創のオンラインプラットフォームも何とか続けてくれないかとお願いしていて。動き出すのをちゃんと見届けたいと思っています」
万博の現場で働く彼らの声から浮かび上がったのは、華やかな表舞台を陰で支える人の力と、万博ならではの不思議な魅力だ。多様な人と共に挑み、感情を共有し、未来への希望を共に描くこと――その経験こそが、閉幕後も万博の記憶として息づいていくのだろう。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
