芥屋の夏フェスが今年も開催 “涼しいゴルフ観戦”が実現? スタンドにはミストの設備
ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント」が行われている芥屋ゴルフ倶楽部 (福岡県)から。
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国内男子ツアーで一番“暑い”大会と言われる芥屋戦。今年も開幕前から最高気温35度を超える暑さが続いており、初日は『熱中症アラート』がでていたぐらい。そんな“危険”とも言える状況でも男子プロのプレーを観に来たギャラリーは2331人(初日)。会場内を歩いていると、ところどころに大会側が準備した“熱中症対策”エリアを発見した。
最終18番のグリーン奥にあるギャラリースタンドにはミストが設置され、テントのなかにはいると涼しさを感じる。今大会の大会事務局長によると「昨年はミストがなく、暑さの影響でスタンドで観戦されるギャラリーが少なかったんです」と、少しでも観戦者が涼しみながらゆっくり観れるように今回の対策を実行。木曜日から多くのひとで溢れていた。
さらにギャラリープラザには、『いつでもドリンク』というエリアがあり、無料で水と麦茶の配布を行っていた。持参している水筒や、大会側が準備した使い捨てのコップなどに注いでくれる。実際に飲んでいるひとたちは「あー! 最高! つめたいね~」と清々しい表情で休憩をしていた。
そしてこの対策は、ギャラリーだけでなかった。選手とキャディには、タイガー魔法瓶株式会社(本社、大阪)からステンレスボトルが提供された。コース内には『タイガーチャージステーション』という給水エリアが前半、後半で1カ所ずつ設置されている。スポーツドリンクと水が準備されていた。
今大会はこういった対策をしながら、ギャラリーが楽しめるイベントが盛りだくさん。ここ芥屋で家族、恋人、友達と楽しいサマーバケーションを過ごしてみては?
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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