トラックマンで268ヤードを記録! 替えない女子プロ・桑木志帆が選んだ新ヘッド&新シャフトに「かなり満足」
クラブをあまり替えない女子プロとして知られる桑木志帆。しかし、ドライバーをブリヂストンの新ヘッドとフジクラの新シャフトに変更しているのを発見。「かなり満足している」というが、その詳細をレポートする。
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今季当初まで約8年間同じアイアンを使い続けてきた桑木。納得できないクラブは使わない彼女が最近導入したのが、『BX1LS』(9度)に『スピーダーNX ゴールド 50S』を組み合わせたドライバーだ。本人にその評価を聞いてみた。
「ハイスピンになりやすいので、浅重心ヘッドを選びました。今はスピン量に悩まなくなりましたね。スピン量は3000を切っています。以前は3000回転を超えていたので……。スピンが減ったのでアゲインストでも飛びますし、曲がりにくいですね。(網目状になっているフェースのトレッドパターンについて)前モデルから付いていましたけど、雨の日でも滑りにくいですし、普段でもボールがしっかりつかまります」
現在の平均飛距離はキャリーで230~240ヤード、トータルで250ヤードほど。この日のトラックマンではキャリー232ヤード、トータル268ヤード、HS41.2m/s、スピン量2317回転、ボール初速61.6m/sを記録。低スピンのライナー弾道で飛んでいることがわかる。
打感については「柔らか過ぎず硬過ぎず、ちょうどいい。少しボールがフェースにくっついてからパンと弾く感触が気に入っています」と話す。
さらに桑木が最も評価するのが、顔の安心感と座りの良さだ。
「外ブラのモデルだと座りが悪くて、ちょっと難しそうに見えるんです。座りが悪いとフェースが開いたり閉じたりして、真っすぐ向けない。安心感が持てないんです。その点、BSのヘッドはポンと置くだけで自然と真っすぐ向くので安心できますね」
シャフトも『ディアマナBB 53S』から、新登場の『スピーダーNX ゴールド 50S』に変更した。
「『ディアマナBB』は直進性も操作性も良かったんですが、スピンが多めでした。それを抑えるために替えたんです。『スピーダーNX ゴールド』は強い球が出ますし、ネジれない球になるので、風に強いのもシャフトのおかげだと思います」
新ドライバーでどんな強烈なショットを見せてくれるのか楽しみだ。
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