29年ぶりの里帰りで感動!孫YOUとジージのステキな夏休み:YOUは何しに日本へ?
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「緑いっぱい! 夢いっぱい! YOUの夏休みクライマックスSP」。夏休み最後のYOU祭り、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】孫YOUとジージの夏休み!29年ぶりの里帰りで感動&初密着から11年!老舗お茶屋に嫁いだ若旦那が一大決心

成田空港で声をかけたのは、カナダから初めて日本に来た10人の大家族。インタビューに答えたのは、はにかんだ笑顔が印象的なレミくん(13歳)。3週間の滞在で日本各地を巡る予定だ。
すると「"ジージ"が来たよ!」とレミくん。実は、"ジージ"ことレミくんの祖父・光彦さん(74歳)は日本生まれで、カナダ在住。今回は、ジージにとって29年ぶり! 長崎・平戸へ里帰りするという。

ジージは22歳でカナダへ渡り、帰国したのは母親が亡くなった時、一度きり。仕事と子育てに追われるうちに、長い年月が過ぎていたそう。そんなジージが思い出の地を訪れる夏休みの特別な旅に密着決定!
1週間後、取材Dは日本最西端の駅「たびら平戸口」へ。しかし、現れた一行の中にジージの姿がない。なんとジージは、「早く帰りたい」と1日早く到着し、先に故郷へ戻ったそう。急いで合流だ!

ジージの故郷・平戸市は九州本土の西北端に位置し、40の島々を有する。日本初のキリスト教伝来の地とされ、豊かな自然と海に囲まれた町だ。
車で山道を走ること40分、ようやく到着! ジージの弟・公一さんが出迎えてくれた。

一行が案内されたのは、地元の公民館。扉を開けると、そこには「30年ぶり おかえり」と書かれた横断幕と、ジージの小中学校時代の同級生たちが! 旧友の帰郷を祝うため、歓迎会を開いてくれたのだ。宴が始まると、青春時代の思い出話に花が咲く。

片道8kmの通学中に勉強をするなど、とにかく勤勉で、成績は常に学年トップ5に入っていたというジージ。高校卒業後は、18歳で「アルゼンチンに行ってみたい」という夢を実現するため、単身船で海を渡ったそう。
アルゼンチンを選んだきっかけは、名作「母をたずねて三千里」だった。「日本から飛び出して海外で挑戦したくなった」と、ジージは当時を振り返る。
アルゼンチンではシクラメンを栽培する農園で働くが、3年経った頃、社会情勢が不安定に。そこでジージは「南米の次は北米だ!」とカナダに移住する。

ジャガイモ農園で働き、夜はプログラミングの学校へ。27歳で結婚し、3人の子どもを授かったが、51歳の時に離婚。シングルファーザーになったジージは子どもたちを養うため、市役所の仕事や油田のトラック運転手などがむしゃらに働き、子どもを全員、大学に進学させた。
そして70歳で仕事を引退。多忙な日々を送る中、故郷は遠くなり、気づけば29年も帰っていなかったジージ。クリスマスパーティーで娘に「久々に日本に行ってみれば?」と言われ、「後悔しないために」帰郷を決めたという。

翌日、一家は船に乗り、ジージが小学生〜高校生の時によく釣りをしていた無人島へ。56年ぶりに故郷の海に出たジージは、「スゴい! 幸せだよ」と感無量!
「昔は素潜りでアワビを捕って、殻から剥がして食べていたなぁ」と、レミくんに少年時代の話を聞かせる。

釣り初体験のレミくんは、ジージに教えてもらいながらカサゴを釣り上げ、ガッツポーズ! 他にも、ササノハベラなど、みんなで大量の魚をゲットした。
釣った魚を、弟・公一さんの家で調理することに。

レミくんに魚の捌き方を教えるジージ。レミくんは初めてながらも真剣な手つきで、刺身を完成させた。他にも、カサゴの煮付けや、平戸名物のヤリイカ、川内かまぼこなど思い出の料理が並び、みんな大満足♪
そして食事が終わると、一通の手紙を読み始めるレミくん。なんとジージのために、サプライズで手紙を書いたのだ。

「ジージへ。平戸での昔話をいっぱい聞いて、ジージのことをもっと知れたよ。昼も夜も田んぼで働き、海で魚を捕っていたんだね。ジージの原点を知ることで、僕のルーツを知ることができた。日本との繋がりがあること、この家族の一員であることを誇りに思う。ジージ大好き」。

心のこもった手紙に、ジージは「心を打たれたね…天にも舞う気持ちだよ。自慢の孫だよ」と大感動!

最終日は、ご先祖様が眠るお墓でお墓参り。「みんなのおかげだよ。帰ってきて大正解だった」(ジージ)。29年ぶりの里帰りは、家族にとって忘れられない旅となった。
今回のテーマは、「緑いっぱい! 夢いっぱい! YOUの夏休みクライマックスSP」。夏休み最後のYOU祭り、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】孫YOUとジージの夏休み!29年ぶりの里帰りで感動&初密着から11年!老舗お茶屋に嫁いだ若旦那が一大決心

成田空港で声をかけたのは、カナダから初めて日本に来た10人の大家族。インタビューに答えたのは、はにかんだ笑顔が印象的なレミくん(13歳)。3週間の滞在で日本各地を巡る予定だ。
すると「"ジージ"が来たよ!」とレミくん。実は、"ジージ"ことレミくんの祖父・光彦さん(74歳)は日本生まれで、カナダ在住。今回は、ジージにとって29年ぶり! 長崎・平戸へ里帰りするという。

ジージは22歳でカナダへ渡り、帰国したのは母親が亡くなった時、一度きり。仕事と子育てに追われるうちに、長い年月が過ぎていたそう。そんなジージが思い出の地を訪れる夏休みの特別な旅に密着決定!
1週間後、取材Dは日本最西端の駅「たびら平戸口」へ。しかし、現れた一行の中にジージの姿がない。なんとジージは、「早く帰りたい」と1日早く到着し、先に故郷へ戻ったそう。急いで合流だ!

ジージの故郷・平戸市は九州本土の西北端に位置し、40の島々を有する。日本初のキリスト教伝来の地とされ、豊かな自然と海に囲まれた町だ。
車で山道を走ること40分、ようやく到着! ジージの弟・公一さんが出迎えてくれた。

一行が案内されたのは、地元の公民館。扉を開けると、そこには「30年ぶり おかえり」と書かれた横断幕と、ジージの小中学校時代の同級生たちが! 旧友の帰郷を祝うため、歓迎会を開いてくれたのだ。宴が始まると、青春時代の思い出話に花が咲く。

片道8kmの通学中に勉強をするなど、とにかく勤勉で、成績は常に学年トップ5に入っていたというジージ。高校卒業後は、18歳で「アルゼンチンに行ってみたい」という夢を実現するため、単身船で海を渡ったそう。
アルゼンチンを選んだきっかけは、名作「母をたずねて三千里」だった。「日本から飛び出して海外で挑戦したくなった」と、ジージは当時を振り返る。
アルゼンチンではシクラメンを栽培する農園で働くが、3年経った頃、社会情勢が不安定に。そこでジージは「南米の次は北米だ!」とカナダに移住する。

ジャガイモ農園で働き、夜はプログラミングの学校へ。27歳で結婚し、3人の子どもを授かったが、51歳の時に離婚。シングルファーザーになったジージは子どもたちを養うため、市役所の仕事や油田のトラック運転手などがむしゃらに働き、子どもを全員、大学に進学させた。
そして70歳で仕事を引退。多忙な日々を送る中、故郷は遠くなり、気づけば29年も帰っていなかったジージ。クリスマスパーティーで娘に「久々に日本に行ってみれば?」と言われ、「後悔しないために」帰郷を決めたという。

翌日、一家は船に乗り、ジージが小学生〜高校生の時によく釣りをしていた無人島へ。56年ぶりに故郷の海に出たジージは、「スゴい! 幸せだよ」と感無量!
「昔は素潜りでアワビを捕って、殻から剥がして食べていたなぁ」と、レミくんに少年時代の話を聞かせる。

釣り初体験のレミくんは、ジージに教えてもらいながらカサゴを釣り上げ、ガッツポーズ! 他にも、ササノハベラなど、みんなで大量の魚をゲットした。
釣った魚を、弟・公一さんの家で調理することに。

レミくんに魚の捌き方を教えるジージ。レミくんは初めてながらも真剣な手つきで、刺身を完成させた。他にも、カサゴの煮付けや、平戸名物のヤリイカ、川内かまぼこなど思い出の料理が並び、みんな大満足♪
そして食事が終わると、一通の手紙を読み始めるレミくん。なんとジージのために、サプライズで手紙を書いたのだ。

「ジージへ。平戸での昔話をいっぱい聞いて、ジージのことをもっと知れたよ。昼も夜も田んぼで働き、海で魚を捕っていたんだね。ジージの原点を知ることで、僕のルーツを知ることができた。日本との繋がりがあること、この家族の一員であることを誇りに思う。ジージ大好き」。

心のこもった手紙に、ジージは「心を打たれたね…天にも舞う気持ちだよ。自慢の孫だよ」と大感動!

最終日は、ご先祖様が眠るお墓でお墓参り。「みんなのおかげだよ。帰ってきて大正解だった」(ジージ)。29年ぶりの里帰りは、家族にとって忘れられない旅となった。
記事提供元:テレ東プラス
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