トランプ大統領が強力な“援護射撃” 自国主将ブラッドリーへ「絶対にプレーするべきだ」
トランプ大統領が自身のソーシャルメディア『トルゥー・ソーシャル』で、9月の「ライダーカップ」で米国チームのキャプテンを務めるキーガン・ブラッドリーに“プレーイングキャプテン”を務めるよう声援を送った。
「キーガン・ブラッドリーは“絶対”に選手として米国チームでプレーするべきだ。彼は素晴らしい人物。偉大なライダーカップになる」と投稿。さらに「PGAツアーから招待を受けた。金曜日に現地に行く予定だ」と観戦することも発表した。
今週のPGAツアー最終戦「ツアー選手権」の終了後、27日(水)にブラッドリーがキャプテンピックの6選手を選出する。もし自身をプレーヤーとして選択すれば、故アーノルド・パーマー以来62年ぶりの選手兼任キャプテン誕生となる。
ただ、ライダーカップに過去8度出場したサム・トーランス(スコットランド)らは「選手兼任は難しい」と警告。「キャプテンがコースにいると必要な指示を出せない」と否定的な声も上がっている
現在、ライダーカップのポイントランキング11位につけているブラッドリー。ツアー選手権では上位を争っており、この結果がキャプテン推薦に大きな影響をあ与えそうだ。
トランプ大統領は第一期の大統領を務めていた2017年、ニュージャージー州のリバティ・ナショナルGCで開催された大陸別対抗戦「プレジデンツカップ」を現地観戦し、表彰式にも出席した。2026年のPGAツアーでは、トランプ大統領が保有するマイアミのトランプナショナル・ドラールで10年ぶりに試合が開催されることが発表された。
ちなみにライダーカップの米国側を主催するのはPGA・オブ・アメリカだが、トランプ大統領は「PGAツアーから招待を受けた」と話している。(文・武川玲子=米国在住)
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