「最後の3ホールは“入れ!”って感じ」 渋野日向子が見せた“意地”の3連続バーディ
<CPKC女子オープン 初日◇21日◇ミシサガG&CC(カナダ)◇6661ヤード・パー71>
米国女子ツアーは、1973年から続くカナダのナショナルオープンが開幕し、日本勢11人が出場。渋野日向子は5バーディ・4ボギーの「70」で回り、1アンダー・21位タイ発進を決めた。
ホールアウト後のWOWOWのインタビューでは「ショットの感覚は悪くなかったので、最後までパットが入ってくれればという感じだった。残り3ホールで取り切れてよかったです」と笑顔を見せる。
日本時間22日午前1時47分に11番からティオフした渋野は、序盤にボギーとバーディを重ねて前半を1オーバー。ショットは安定していたが、ポアナ芝のグリーンに苦戦し、「(ラインが)読みにくい。『本当にどこかで入ってくれれば…』というのがずっと続いていた。『そんな曲がり方する?』っていう」と後半もスコアが伸び悩んだ。
「2オーバーで残り3ホール迎えてしまったので、1個でもバーディが取れれば…と思っていたなかで、本当にいいショットが3ホールとも打てた。最近にしては珍しい流れだった」。終盤にギアを上げ、8番でベタピン、9番で2メートル弱、10番で3メートルを沈める3連続バーディで締め、スコアをアンダーに戻した。「最後の3ホールは『入れ!』って言う感じで打っていた。けっこう強かったけど」と意地を見せた。
この日、特によかったのはショット。「ショットはリズムが合えばなあと思っていた。きょうは、上半身の意識というよりかは下半身にすごく意識できて、リズムも意識できたていた」と話し、いい状態で挑めている。「いい流れで行きたいので、あしたもリズムよく打てるように頑張ります」と話した。
「あしたはきょうよりも風が吹かないのかなと思うので、やっぱり(スコアを)伸ばさないといけないのかなと思いますし、なるべくフェアウェイからショットが打てるように、ドライバーも頑張りたい。パッティングもタッチ合わせながらできたら。あしたもいいスコアで回れるように頑張ります」と2日目へ向けて意気込んだ。
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