関東大震災と東京大空襲から人々を守った「清澄庭園」 防災と戦争を考える企画展「震災と空襲の記録」を開催
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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1923(大正12)年9月1日の関東大震災では、避難した多くの人々を守った東京・江戸川区の「清澄庭園」。防災知識を深めることを目的とした防災企画展「震災と空襲の記録」を、8月23日(土)~9月1日(月)の期間、9時~16時30分に開催する。事前申し込み不要で自由に観覧できる。
今回で3回目を迎える同展。東京大空襲から80年の今年は、戦争についても触れ、改めて震災と戦災を知り、防災と戦争を考える機会となることを願い、資料や映像の展示に加え、近隣の中学校・高等学校とも連携した講演会を開催する。
講演会「<清澄庭園・中村学園通り>だより」は、8月30日(土)14時~15時30分。中村中学校・高等学校は、1909(明治42)年に「私立中村高等女学校」として設立され、関東大震災後、1925(大正14年)から、現在の場所に立地している。元校長・理事長で、『焼け野原からの伝言 一九四五 - 一九五一 女子生徒の言霊(ことだま)集』著者の小林和夫氏が、清澄庭園とのつながりや歴史的背景について講演する。定員80人、参加費無料。当日先着順。13時30分開場、受け付け開始。
防災に役立つ展示や、戦災時の貴重な資料の「展示コーナー」、令和5年に同園で実施した「関東大震災100年パネル展」を基に編集したスライドショー・DVDを視聴できる「動画視聴コーナー」は、期間中毎日公開。8月30日(土)は12時まで。詳細情報は清澄庭園公式ホームページ・公式Xで発信している。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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