“見えない女”に取り憑かれた男…ホラー作家の戦慄の実体験
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8月14日(木)に放送した「真夏の怪奇ファイル 見えてしまった…招かれざるモノたち “最恐”の3時間半SP」。
異音、異臭、異変の証言が相次ぐ廃墟や古民家、事故物件でロケを敢行。背筋が凍る体験を映像化し、猛暑をも忘れさせる“最恐”の3時間半。
「テレ東プラス」では、ホラー作家・夜馬裕さんの恐怖体験をドラマ化した「見えない女」の内容を紹介する。
【動画】“見えない女”に取り憑かれた男…ホラー作家の戦慄の恐怖体験

大学卒業後、出版社で編集者として働いていた夜馬裕さん。ある日、知人から奇妙な電話を受けた。
「会社の同僚にヤベェ奴がいる。一度会ってみてほしい」
それ以上は語らず、「会えば分かるから」とだけ話す知人。人のエピソードを集めるのが好きだった夜馬さんは、興味をそそられ、その"ヤバい同僚"シンジと会う約束をした。

待ち合わせ場所に現れたシンジは、拍子抜けするほど普通の男だった。訝しむ夜馬裕さんに、シンジは驚くべきことを口にする。
「僕には女性の幽霊が取り付いてるんですよ。いつも家の中をうろついてて。正直、もう慣れちゃったんですけどね」
事故で恋人を亡くし、その恋人との間に生まれた娘と2人で暮らしているというシンジ。恋人が亡くなってから、家で不可解な現象が頻発するようになったという。
「家の中に彼女がいるんじゃないかって思うようになって。本当かどうか、一度確かめに来ませんか?」
怪奇現象が起こる家——夜馬裕さんは好奇心に突き動かされ、その夜、シンジの自宅を訪れた。

家に入った瞬間、不気味な気配に息をのむ。だがシンジは、「娘が寝てるので静かに。どうぞ」と平然と案内を続ける。
夜馬裕さんがダイニングの席に着いた、その時だった。
パリンッ!

突然、キッチンで皿が砕け散った。しかしシンジは顔色一つ変えず、ニコニコと笑っている。
「ほら、すごいでしょ。歓迎してくれてるんじゃないですか?」
夜馬裕さんは背筋に氷を差し込まれたような感覚に陥る。
「なんでシンジさんは平気なんですか…?」
「ああ、もう慣れてますから」
すると次の瞬間、「バタン!」とドアが閉まった。
「ほうら、今度はドアが勝手に閉まった」とうれしそうに話すシンジ。夜馬さんは恐怖に駆られ、思わず立ち上がる。その視線の先に…

女が、じっとりとした目でこちらを見つめていた。この女が、シンジに取り憑いているという亡くなった恋人なのか?
だが、女は生きているかのように鮮明にそこにいる。まるでシンジと共に暮らしているように。まさか、シンジには見えていないのか…? 夜馬さんは震える声で尋ねた。
「あの…この家に、他に人はいますか?」
「え? 僕と奥で寝てる娘の2人だけですけど」
嘘をついている気配はない。からかっている様子でもなさそうだ。夜馬裕さんは確信した。シンジには、本当にこの女が"見えていない"のだ。

その間にも、女は無言でお茶を淹れ、ことりとテーブルに置いた。その光景を前に、シンジがまた笑う。
「ほら、お茶が入りましたよ。飲んでってください」

「大丈夫ですよ…亡くなった人は毒なんて入れませんから」
恐怖のあまり、夜馬裕さんは女を指さし、口を開いたその瞬間——!

女は、ゆっくりと人差し指を口元に当て、こちらを睨んでいた。血の気が引き、呼吸すらままならない夜馬裕さんに、シンジがさらに言う。
「せっかくだから娘も見てってくださいよ。そっちの寝室にいるので」

言われるがまま、おそるおそる寝室をのぞく夜馬裕さん。そして、衝撃の光景を目の当たりにする…!
この他、廃墟や事故物件、古民家に病棟…次々と怪奇現象が。さらに、不可解な現象や怪異の数々など、戦慄の実体験が続出する。続きは「TVer」、「ネットもテレ東」でチェック。
異音、異臭、異変の証言が相次ぐ廃墟や古民家、事故物件でロケを敢行。背筋が凍る体験を映像化し、猛暑をも忘れさせる“最恐”の3時間半。
「テレ東プラス」では、ホラー作家・夜馬裕さんの恐怖体験をドラマ化した「見えない女」の内容を紹介する。
【動画】“見えない女”に取り憑かれた男…ホラー作家の戦慄の恐怖体験

大学卒業後、出版社で編集者として働いていた夜馬裕さん。ある日、知人から奇妙な電話を受けた。
「会社の同僚にヤベェ奴がいる。一度会ってみてほしい」
それ以上は語らず、「会えば分かるから」とだけ話す知人。人のエピソードを集めるのが好きだった夜馬さんは、興味をそそられ、その"ヤバい同僚"シンジと会う約束をした。

待ち合わせ場所に現れたシンジは、拍子抜けするほど普通の男だった。訝しむ夜馬裕さんに、シンジは驚くべきことを口にする。
「僕には女性の幽霊が取り付いてるんですよ。いつも家の中をうろついてて。正直、もう慣れちゃったんですけどね」
事故で恋人を亡くし、その恋人との間に生まれた娘と2人で暮らしているというシンジ。恋人が亡くなってから、家で不可解な現象が頻発するようになったという。
「家の中に彼女がいるんじゃないかって思うようになって。本当かどうか、一度確かめに来ませんか?」
怪奇現象が起こる家——夜馬裕さんは好奇心に突き動かされ、その夜、シンジの自宅を訪れた。

家に入った瞬間、不気味な気配に息をのむ。だがシンジは、「娘が寝てるので静かに。どうぞ」と平然と案内を続ける。
夜馬裕さんがダイニングの席に着いた、その時だった。
パリンッ!

突然、キッチンで皿が砕け散った。しかしシンジは顔色一つ変えず、ニコニコと笑っている。
「ほら、すごいでしょ。歓迎してくれてるんじゃないですか?」
夜馬裕さんは背筋に氷を差し込まれたような感覚に陥る。
「なんでシンジさんは平気なんですか…?」
「ああ、もう慣れてますから」
すると次の瞬間、「バタン!」とドアが閉まった。
「ほうら、今度はドアが勝手に閉まった」とうれしそうに話すシンジ。夜馬さんは恐怖に駆られ、思わず立ち上がる。その視線の先に…

女が、じっとりとした目でこちらを見つめていた。この女が、シンジに取り憑いているという亡くなった恋人なのか?
だが、女は生きているかのように鮮明にそこにいる。まるでシンジと共に暮らしているように。まさか、シンジには見えていないのか…? 夜馬さんは震える声で尋ねた。
「あの…この家に、他に人はいますか?」
「え? 僕と奥で寝てる娘の2人だけですけど」
嘘をついている気配はない。からかっている様子でもなさそうだ。夜馬裕さんは確信した。シンジには、本当にこの女が"見えていない"のだ。

その間にも、女は無言でお茶を淹れ、ことりとテーブルに置いた。その光景を前に、シンジがまた笑う。
「ほら、お茶が入りましたよ。飲んでってください」

「大丈夫ですよ…亡くなった人は毒なんて入れませんから」
恐怖のあまり、夜馬裕さんは女を指さし、口を開いたその瞬間——!

女は、ゆっくりと人差し指を口元に当て、こちらを睨んでいた。血の気が引き、呼吸すらままならない夜馬裕さんに、シンジがさらに言う。
「せっかくだから娘も見てってくださいよ。そっちの寝室にいるので」

言われるがまま、おそるおそる寝室をのぞく夜馬裕さん。そして、衝撃の光景を目の当たりにする…!
この他、廃墟や事故物件、古民家に病棟…次々と怪奇現象が。さらに、不可解な現象や怪異の数々など、戦慄の実体験が続出する。続きは「TVer」、「ネットもテレ東」でチェック。
記事提供元:テレ東プラス
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