スコッティ・シェフラーは今週も代役キャディと参戦 最終戦も不在の可能性
<BMW選手権 事前情報◇13日◇ケイブスバレーGC(メリーランド州)◇7601ヤード・パー70>
フェデックスカップ・ランキングポイントランキングのトップを走るスコッティ・シェフラー(米国)は今週のプレーオフ第2戦「BMW選手権」も代役キャディで臨む。
レギュラーキャディを務めるテッド・スコット氏は先週の「フェデックス・セントジュード選手権」の3日目の夜、「家族の緊急事態」により急遽自宅のあるルイジアナ州へと向かった。代わってバッグを担いだのは友人のブラッド・ペイン氏だった。
プレーオフ初戦でシェフラーは、2打差3位から逆転を目指したが1打及ばず、ジャスティン・ローズ(イングランド)とJ.J・スポーン(米国)のプレーオフに加われず3位で終えた。
今週の第2戦もテッド氏は戻ってくることが出来ず、今週は普段はクリス・カーク(米国)のキャディを務めるマイケル・クロミー氏とタッグを組む。カークはフェデックスカップポイント51位で第2戦に進むことができなかった。
スコット氏の突然の帰宅は「テッド(スコット)も僕も驚く事態だったが、彼は今は自分の居るべきところに居る。数回話すことができたが、おそらくバッグを担ぐことは彼の中で最も最後に考えることだろうし、それが当然だと思う。家族はみんな頑張っている。これ以上彼の家族について僕から話すことはない」と相棒を気遣った。
次週の最終戦「ツアー選手権」には「戻って来られるかもしれない」としたが、現在は未定とした。代役キャディについては「マイクは素晴らしい人。代役をしっかり務めてくれると思う」と今週はプロキャディを選んだという。「ルーティンとかヤーデージの伝えかとか聞いてきた。キャディもたくさんやることがあるんだ。だから彼のためにも何をするかをしっかり伝えた」と万全な準備で開幕を迎える。(文・武川玲子=米国在住)
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