尾関彩美悠が日々行っている練習法を伝授! 左右繰り返し「全力で振ってください」【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は、ツアー通算1勝の尾関彩美悠。
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2021年11月のプロテストでトップ合格。ルーキーイヤーの翌22年には9月の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」でツアー優勝も果たした尾関は、23、24年もシード入りを果たし、メルセデス・ランキング16位で終えた昨年はキャリアハイの成績も残した。
今季のドライビングディスタンスは236.38ヤードの55位と、飛距離はツアーでいうと中位につけるが、72.6190%で14位のフェアウェイキープ率など、その正確なショットが武器。今季はここまで予選落ちが目立ち、メルセデス・ランキングでも96位と苦しんでいるが、ここからの浮上が期待される。
その尾関に、飛距離アップのアドバイスを求めると、ひとつの練習法を教えてくれた。
「練習器具のなかに、ヘッドスピードを上げるため、重さが違う3本1セットの素振り棒があるんですけど、私もそれを使っていて、全力で振っています」
尾関流は、こうだ。「軽いものから徐々に重いものにシフトして、本気で振る。それをやると、ヘッドスピードが速くなります。だいたい、軽いものから10回ずつくらい連続で素振りしていく程度で大丈夫です。私は、それを左でもやっています」。
ただ、こんな注意ポイントも。「一番、飛距離につながるのはミート率だと思います。なので、ミート率がある程度ついてきて、さらに飛ばしたいとなった時はヘッドスピードを上げる練習をしてみてください」。プロも基礎的な練習をおろそかにはしない。日々の努力も垣間見える助言だった。
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