親の介護と仕事の環境 4割が勤務先には介護に適した制度なしと回答
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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時系列でざっくりまとめてしまうと、子育てが一段落してほっとしたころに、今度は親の介護の問題に直面する。どちらも“家族の世話”という人生の“必須科目”だが、これに適した制度や風土が職場にもあるかは別問題。「親の介護と勤務先・仕事環境」に関する調査(シックスワン・東京)によると、4割の人が、勤務先に介護との両立に配慮した制度や風土がないと感じていた。
全国の20~50代で、今後親の介護を担う可能性がある150人に、選択式、自由記述形式のアンケート調査を6月25~26日に実施した。親の介護が必要になった際の仕事環境に関しては、「勤務時間の短縮」(30.7%)と「介護休暇・介護離職の取得」(27.3%)を希望している人が多い。最も現実的な選択肢として挙がったのも「勤務時間の短縮」(44%)と「介護休暇・介護離職の取得」(20.0%) だった。
介護についての不安で最も多かった回答は「経済的な負担(介護費用など)」(67.3%)。次点が「精神的な負担・ストレス」(61.3%)、そして「仕事との両立ができるか」(55.3%)と続いた。
会社に要望できるとしたら、どのようなサポートがあると助かるか尋ねると、働き方の柔軟化や介護休暇の取りやすさ、経済的なサポートなどを希望する人が多かった。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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