長いティの用意はできてる? 米澤蓮直伝飛ばしの秘訣は“無意識アッパー”にあり【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は昨年国内男子ツアーで年間2勝を挙げている注目若手の米澤蓮。
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昨年2勝を挙げている米澤蓮は、今季これまで8試合に出場したうち、開幕戦の「東建ホームメイトカップ」での2位含めトップ10入りが6回。現在、国内男子ツアーの賞金ランキング4位に位置している。
今シーズンは「賞金王」になることを目指し、戦っている。そんな米澤が明かす“飛ばし”のコツ。それは「飛ばしたいときは、少しドローで打つようにして、できるだけスピンが減るようにしています」と話す。
その方法は「ティを高くして、フェースの少し上、センターより少し先(トウ側)くらいに当てるようにしています」と、フェースの上部分に当たることで、弾道が高くなりながらスピン量が減りボールが転がりやすくなり、トウ側に当てればドロー回転がかかりやすくなるため「キャリーもランも出て」飛びにつながるという考えだ。
米澤は「普段、スイングでどうこうやらずに、シンプルにやりたい」という意識を持っていることもあり、基本的にスイングの変動はない。「あまりアッパーに振ろうなど、スイングで意識を変えることはありません。ティを高くすればアッパーに打たざるを得なくなりますし、無意識に打てるのでおすすめです」。
ボールの位置が高くなれば、上から打つのではなく下から当てる意識になり、インパクトで入射角が自然とアッパーになりやすい。スイングを変えるのではなく、ティの高さを変えるだけ。これはだれにでもできる”ワンポイント”だ。そこのあなた、長いティの準備はできている?
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