Kis-My-Ft2千賀健永「反撃心を抱いたことがある」トリンドル玲奈と"復讐"をめぐる本音トーク!:レプリカ 元妻の復讐
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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ドラマプレミア23「レプリカ 元妻の復讐」(毎週月曜夜11時6分)。顔も名前も捨てて生まれ変わった主人公が、因縁の相手に奪われた人生を奪い返す“整形復讐”エンターテインメント。主演のトリンドル玲奈さん、共演の千賀健永さんにインタビュー!
【動画】トリンドル玲奈と千賀健永が共演!壮絶な"整形復讐劇"「レプリカ」
役とギャップ? 2人の意外な素顔

——今回初共演となったお2人。お互いにどんな印象を持ちましたか?
千賀「とにかくよく笑う方で驚きました。僕は3日目から現場に合流したのですが、その時点でもう空気ができあがっていて。メイク室に入ろうとしたら、ドアの外まで笑い声が聞こえてきて、『朝のメイク室で何が起きてるんだ!?』と思ったくらい(笑)。そんな明るい空気を作ってくれるのが、トリンドルさんなんです」
トリンドル「初めて本読みをした時、"静かな方なのかな?"という印象を受けました。役柄の雰囲気も影響して、寡黙なタイプなのかと思っていましたが、実際は真逆でびっくりしました(笑)。
場を和ませてくれたり、『これ美味しいよ』っておすすめの食べ物を教えてくれたり、現場を盛り上げてくれる、とても素敵な方です」
——作品は復讐劇ですが、現場は和やかな雰囲気なんですね。
千賀「今回は出演者の年齢が近くて、話していてもジェネレーションギャップがなく、とても話しやすいです。
最初、すみれ(葵)の復讐相手・藤村花梨を演じる宮本茉由さんと『みんな、お互いのこと何て呼ぶ?』という話になって。小学生の頃みたいに、苗字の呼び捨てでいこうとなって、『千賀』『宮本』って呼び合い始めたんです。それがどんどん周りにも広まって」
トリンドル「その話を小耳にはさんで、私は千賀さんのことを『千賀』って呼んでいます(笑)」
千賀「ただ、その後みんなはどんどんあだ名に変わっていったのに、僕だけ"千賀"のまま止まってるんですよ(笑)。
あと意外だったのは、トリンドルさんって、美容のために食生活もすごく気を使ってるイメージだったんですけど、実はファーストフードがけっこう好きらしくて。それはちょっと驚きでした」
トリンドル「大好きなんです。ハンバーガーに、ケチャップをつけたフライドポテトを挟んで食べると、格段においしくなるんですよ!」
千賀「それ、がたいのいい海外の方がやる食べ方ですよ(笑)」
——顔も名前も変えて復讐を誓う主人公、<整形前>藤村葵/<整形後>伊藤すみれを演じるトリンドルさん。そして、すみれ(葵)の裏の顔にいち早く気づくバーテンダー・桐谷ミライを演じる千賀さん。それぞれの役作りで準備したこととは?

トリンドル「見た目はまったく別人になっても、中身は“整形前の葵”が軸だと思っていて。葵という存在を大切にしながら、その延長線上にすみれを丁寧に重ねていけたらと思っています」
千賀「ミライは謎の多いバーテンダーで、すみれ(葵)にとって味方なのか敵なのか…その曖昧さも見どころのひとつだと思います。見る人が“どっちなんだろう?”と戸惑えるような、ちょうどいいさじ加減のお芝居を探りながら演じています。
役作りでは、実際に一度シェイカーを振ってみたのですが、全然うまくできなくて(笑)。監督に『マラカス振ってるみたいだね』って言われました。
あと、バーテンダーの方って飲み物を作る時も姿勢がすごく綺麗なんですよね。体を前に倒さずに作っているあの感じは、家でも練習しました。撮影中も姿勢には気をつけています」
——葵は過去の自分を捨ててまで復讐を誓いますが、おふたりは復讐心を抱いたことはありますか?
千賀「復讐というほどじゃないけれど、小さな“反撃心”は抱いたことがあります。
僕には弟がいるんですけど、昔から僕より頭がよくてゲームも上手くて。『大乱闘スマッシュブラザーズ』が流行っていた頃、弟とよく対戦していたんですけど、20回に1回しか勝てなかったんです。だから心の中で『現実世界でいつか倒すぞ!』と思っていました(笑)」
トリンドル「うちは夫が穏やかなので、あまりケンカはしないんです。ある時、私だけが怒っている感じで全然相手にしてくれないので、もう!と思って歯ブラシを洗濯機の横の棚に置いたことがあります(笑)。その後はちゃんと謝りました。」
千賀「それって結構大きな復讐な気がします(笑)」
——作中では、すみれ(葵)が悩みや葛藤を抱える場面も多いですが、ご自身が落ち込んだときはどう対処していますか?
トリンドル「悩み事は人に相談して解決しています。ただ、特定の誰かだけに話すと、自分のことを全部知られてしまうような気がして…。なのでスタッフさんやマネージャーさんなど、その時目の前にいる人に話して、その都度サクッと気持ちを整理するタイプです。
千賀さんは人に相談しないタイプに見えますね」
千賀「ほぼ相談しないですね。何かあっても、3日もすれば忘れちゃいます(笑)。
悩みと同じくらい、あるいはそれ以上にワクワクできることを見つけて考えていると、『自分の悩みなんてちっぽけだ』って思えてくるんです。そうやって気持ちを切り替えています」
——最後に、読者にメッセージをお願いいたします。
トリンドル「物語は主にすみれの視点で進みますが、葵時代の回想シーンも散りばめられています。復讐心が芽生えるのも納得できるほどの過酷な過去がリアルに描かれているので、すみれ(葵)の気持ちはきっと視聴者の皆さんにも伝わると思います。ぜひ最初からじっくりご覧いただきたいです」
千賀「没入感が高く、自然とすみれの視点に引き込まれていく作品だと思います。彼女の巧妙な策略を体験しながら楽しめる“体感型ドラマ”と言えるほど、惹きつけられる展開が続くので、ぜひ毎週楽しみにご覧ください!」
【トリンドル玲奈 プロフィール】
1992年1月23日生まれ。オーストリア・ウィーン出身。ファッション誌「JJ」や「ViVi」の専属モデルを務め、俳優として、映画「リアル鬼ごっこ」、ドラマ「月読くんの禁断お夜食」(テレビ朝日系)、「ワタシってサバサバしてるから」(NHK総合)、「ウソ婚」(フジテレビ系)、舞台「グッバイ、レーニン!」などに出演。
【千賀健永 プロフィール】
1991年3月23日生まれ。愛知県出身。Kis-My-Ft2のメンバーとして2011年に「Everybody Go」でCDデビュー。2023年12月、台北で海外初となる個展「FiNGAiSM in台北」を開催。俳優として、ドラマ「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」(テレビ東京系)、「愛人転生 -サレ妻は死んだ後に復讐する-」(毎日放送)、「彼女がそれも愛と呼ぶなら」(日本テレビ系)などに出演。
(取材・文/伏見香織)
記事提供元:テレ東プラス
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