平均年齢80歳の女性たちが切り盛り 人気店を支える戦後の経験:有吉の深掘り大調査
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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世の中の驚くような情報を、タイトル通り深掘りしてお届けする情報番組「有吉の深掘り大調査」。「テレ東プラス」では、6月12日に放送された番組の中から「平均年齢80歳! 元気な女性3人組が切り盛りする人情うどん店」の内容を振り返る。
【動画】平均年齢80歳! 元気な女性3人組が切り盛りする人情うどん店
群馬県伊勢崎市に、81歳の女性店主が営むうどん店「せっちゃんうどん」がある。なぜ元気に厨房に立ち続けることができるのか、取材班はお店に12台の無人カメラを設置して密着。そこにはさまざまなドラマがあった。

メイン取材日の4月6日、開店4時間前の午前7時。「せっちゃん」こと店主の加藤節子さん(81)は、店内の電気をつけて回り、さっそく仕込みを始める。しばらくすると、息子の隆徳さん(53)も出勤してきた。ゆで卵に使う約70個の卵を用意し、1日50個以上使うというタマネギを切る。すぐ横で隆徳さんがうどんの生地を足で踏み、コシを出していた。
せっちゃんうどんは10年以上ともに働く、平均年齢80歳の3人で店を切り盛りしている。午後9時半を過ぎると、従業員の布施一江さん(83)と山田やよいさん(77)がやってきた。皆で仕込みにいそしむこの時点で、すでに約50人前の注文が入っている。

息子が踏んだうどんを加藤さんはめん棒で伸ばし、大きな包丁で細く切っていく。32歳からうどんを打ち始めて約50年。「せっちゃん」がつくるこのうどんが店の名物だ。
「あと10個どうした? うどん」。開店まであと10分。地元の警察から受けていた注文25人分のうち、10人分が見当たらない。先ほど、警察分以外の配達へ出た息子の隆徳さんが、間違えて持っていってしまったのか──。

オープン5分前の10時55分。すでに並ぶお客のため、早めに店を開ける。席は次々と埋まり、看板メニューの「せっちゃんうどん」をはじめ、日替わり定食などを注文する声が上がった。
午前11時35分には警察の男性が注文の品を取りにやってきたが、相変わらずうどん10人分は行方不明のままだ。20分後に配達から戻った隆徳さんに聞くも「持っていってるわけねえだべ」。単純に個数の勘違いだったようだ。加藤さんは急いで生地を伸ばし、包丁で切っていく。

客足は途切れることなく、昼時には忙しさはピークに。この時点でまたうどんがなくなった。客前で生地を足で踏み、その様子にお客は驚き「うどん踏んでる……」。その後もうどんがなくなっては生地を踏み、この日に打ったうどんは81人前。80歳を超えた加藤さんは朝から約10時間、厨房に立ち続けた。

閉店後に皆で片付けをし、加藤さん一人で翌日の仕込みを終えたのが午後7時。取材スタッフは「お客さんにうどんあげたり、アイスをあげたり。なぜ、そこまで?」と密着中に見た光景について尋ねる。
すると加藤さんは「私が昭和19年に生まれた。戦争が終わって世の中が貧乏だったじゃない? 物がなかった時代」「自分が食べたい物はお客さんも食べたいだろうなって」と答えた。
自分が食べられなかった分、腹いっぱい食べさせてやりたい──。その思いが、81歳をいまも奮い立たせている。
そんな人情あふれる人気うどん店の日常は「TVer」、「ネットもテレ東」で確認を。
木曜夜6時25分からは「有吉の深掘り大調査」【新企画!スーパー(秘)裏側で激安のからくり発見&厨房密着SP】を放送!
■【禁断の激安戦略!人気行列スーパー(秘)舞台裏を深掘り】
物価高の今、激安スーパー「スーパーマルサン」に30台の無人カメラを設置し、売り場からバックヤードまで深掘り密着することで激安価格の裏にある(秘)戦略を暴露!
★埼玉を拠点に展開するこの店では、食品菓子・惣菜部門と日配・連合部門が驚異の売上
バトルを繰り広げる。まさかの248円引き!激安50円味噌や39円格安ゼリーなど、タイムセールで瞬時に完売する商品の数々が!
★キーマンとなる店員佐野さんがバックヤードで叫ぶ「どうして売れないんだ?こんなに
安いのに!」それを聞いた有吉も思わず「面白い!」と唸った手に汗握る白熱のバトル。
果たしてどちらの部門が勝利を収めるのか?その結末をお見逃しなく!
他にも…
■【77歳大女将の店を守れ!絶品町中華ドキュメント!】
■【孤独ドラマ名店で6日間張り込みガチ調査!<リアル孤独のグルメさん>深掘りSP】
など盛りだくさんでお届けします!
お楽しみに!
【動画】平均年齢80歳! 元気な女性3人組が切り盛りする人情うどん店
切り盛りするのは平均年齢80歳の女性たち
群馬県伊勢崎市に、81歳の女性店主が営むうどん店「せっちゃんうどん」がある。なぜ元気に厨房に立ち続けることができるのか、取材班はお店に12台の無人カメラを設置して密着。そこにはさまざまなドラマがあった。

メイン取材日の4月6日、開店4時間前の午前7時。「せっちゃん」こと店主の加藤節子さん(81)は、店内の電気をつけて回り、さっそく仕込みを始める。しばらくすると、息子の隆徳さん(53)も出勤してきた。ゆで卵に使う約70個の卵を用意し、1日50個以上使うというタマネギを切る。すぐ横で隆徳さんがうどんの生地を足で踏み、コシを出していた。
せっちゃんうどんは10年以上ともに働く、平均年齢80歳の3人で店を切り盛りしている。午後9時半を過ぎると、従業員の布施一江さん(83)と山田やよいさん(77)がやってきた。皆で仕込みにいそしむこの時点で、すでに約50人前の注文が入っている。

息子が踏んだうどんを加藤さんはめん棒で伸ばし、大きな包丁で細く切っていく。32歳からうどんを打ち始めて約50年。「せっちゃん」がつくるこのうどんが店の名物だ。
行方不明のうどん10人前はどこに?
「あと10個どうした? うどん」。開店まであと10分。地元の警察から受けていた注文25人分のうち、10人分が見当たらない。先ほど、警察分以外の配達へ出た息子の隆徳さんが、間違えて持っていってしまったのか──。

オープン5分前の10時55分。すでに並ぶお客のため、早めに店を開ける。席は次々と埋まり、看板メニューの「せっちゃんうどん」をはじめ、日替わり定食などを注文する声が上がった。
午前11時35分には警察の男性が注文の品を取りにやってきたが、相変わらずうどん10人分は行方不明のままだ。20分後に配達から戻った隆徳さんに聞くも「持っていってるわけねえだべ」。単純に個数の勘違いだったようだ。加藤さんは急いで生地を伸ばし、包丁で切っていく。

客足は途切れることなく、昼時には忙しさはピークに。この時点でまたうどんがなくなった。客前で生地を足で踏み、その様子にお客は驚き「うどん踏んでる……」。その後もうどんがなくなっては生地を踏み、この日に打ったうどんは81人前。80歳を超えた加藤さんは朝から約10時間、厨房に立ち続けた。

閉店後に皆で片付けをし、加藤さん一人で翌日の仕込みを終えたのが午後7時。取材スタッフは「お客さんにうどんあげたり、アイスをあげたり。なぜ、そこまで?」と密着中に見た光景について尋ねる。
すると加藤さんは「私が昭和19年に生まれた。戦争が終わって世の中が貧乏だったじゃない? 物がなかった時代」「自分が食べたい物はお客さんも食べたいだろうなって」と答えた。
自分が食べられなかった分、腹いっぱい食べさせてやりたい──。その思いが、81歳をいまも奮い立たせている。
そんな人情あふれる人気うどん店の日常は「TVer」、「ネットもテレ東」で確認を。
木曜夜6時25分からは「有吉の深掘り大調査」【新企画!スーパー(秘)裏側で激安のからくり発見&厨房密着SP】を放送!
■【禁断の激安戦略!人気行列スーパー(秘)舞台裏を深掘り】
物価高の今、激安スーパー「スーパーマルサン」に30台の無人カメラを設置し、売り場からバックヤードまで深掘り密着することで激安価格の裏にある(秘)戦略を暴露!
★埼玉を拠点に展開するこの店では、食品菓子・惣菜部門と日配・連合部門が驚異の売上
バトルを繰り広げる。まさかの248円引き!激安50円味噌や39円格安ゼリーなど、タイムセールで瞬時に完売する商品の数々が!
★キーマンとなる店員佐野さんがバックヤードで叫ぶ「どうして売れないんだ?こんなに
安いのに!」それを聞いた有吉も思わず「面白い!」と唸った手に汗握る白熱のバトル。
果たしてどちらの部門が勝利を収めるのか?その結末をお見逃しなく!
他にも…
■【77歳大女将の店を守れ!絶品町中華ドキュメント!】
■【孤独ドラマ名店で6日間張り込みガチ調査!<リアル孤独のグルメさん>深掘りSP】
など盛りだくさんでお届けします!
お楽しみに!
記事提供元:テレ東プラス
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