引退後はゴルファーに転身? NBAのスーパースターがゴルフを楽しむ姿を公開、ファンの“憶測”も…
独立記念日の週末を迎えた米国で、オフシーズンを楽しむNBAのスーパースターの姿がSNSに投稿された。それがロサンゼルス・レーカーズのレブロン・ジェームズ(米国)がゴルフをエンジョイしている姿だ。
自身のインスタグラム、アカウント名『kingjames(キングジェームズ)』に、地元オハイオ州アクロンで2日間のゴルフトーナメントに友人たちと参加し、葉巻をくわえつつカジュアルなゴルフウエアでティショットを打つ動画をアップした。
「正式にトライして2日目!なんて頭を使うんだ。それでもとても楽しんでるよ、ハハハ! このスポーツはどうやら奥が深い。まだまだ雑言が飛んできそうだが…ヘイ!素晴らしい時間だ」というコメントも載せている。
ティショットを打つとトラッシュトーク(挑発的な言葉)の連続…。ジェームズの叫び声は“ピー音”でかき消されたが、ドライバーのコンタクトはなかなかのもの、バスケットコートでは見られない超リラックスした笑顔だった。
ジェームズは6月末に、プレーヤーオプションを行使して来季もレーカーズに残留、現役続行を決めたばかり。その契約金は5260万ドル(約76億2700万円)とも言われている。
現在40歳で、NBA最長の23年目のシーズンを迎える。しかし、このジェームズのゴルフ動画アップを見たNBAファンからの「単なる趣味とは思えない」、「来季が最後のシーズンになるに違いない」、「良いゴルファーになりたいとの公言は、NBAキャリアの終了は近い」などという憶測も飛び交っている。
バスケット選手には、ゴルフ通も多い。ジェームズの憧れ、マイケル・ジョーダン(米国)はNBAのスーパースターだったが大のゴルフ好きでも知られている。今ではフロリダ州に自身のプライベートコース、“グローブXXⅢ”を所有するほど。ゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリー(米国)はプロ級の腕前で、ツアーにも参戦。「NBAを引退したらゴルフに転身する」とも公言している。
ジェームズの地元オハイオ州アクロンは以前、男子の世界選手権「WGC-ブリヂストン招待」を開催していたファイアーストーンCCがある場所。2017年に松山英樹が最終日に「61」をマークし逆転勝利している。現在は同コースでPGAツアー・チャンピオンズ(シニアツアー)の試合が開催されるなど、もともとゴルフが盛んな地域でもある。
スコアなどジェームズの腕前は定かでないが、米ゴルフメディアは、NFLのスーパースター、トム・ブレイディらセレブも参戦する『ザ・マッチ』にジェームズが出場する日が来るかもしれないと期待の声をあげている。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。