HS42m/sあれば250ヤード飛ばせる! 正しく力を伝えるコツは右足とワキにあり【力に頼らないスイングの秘密】
高校、大学と米国でゴルフの腕を磨き、2022年から23年まで「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」に出場していた佐々木理乃。平均250ヤードを誇るドライバーショットを武器に、昨年は最終プロテストに進出。そんな彼女の飛ばしの秘密を本人に直撃した。
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ヘッドスピードが42m/sあれば250ヤードは決して難しくありません。ただし、そのためにはボールに正しく力を伝えること、そしてミート率を上げることが大切になります。
力を伝えるポイントは「右足の踏み込み」です。アマチュアの方は、飛ばそうとして右足を蹴った瞬間に頭も体も浮き上がってしまうのでパワーが逃げてしまう。体全体の力をボールに伝えるためには、右足を“蹴る”イメージではなく“踏み込んで”、頭を上げずにボール方向(下方向)に力がかかったスイングを意識してください。
右足を踏み込むときに大切なことは、右のお尻から足元まで右足全体を使うこと。これなら右ヒザが前に出ず、体も頭も浮かなくなりますよ。
そして、ミート率を上げるためには両ワキにタオルをはさみ、スリークォーターの振り幅でショットする練習がオススメです。ワキが空くと打点が安定しないのでボールスピードが上がりません。ワキを締めて打てるようになると、腕と体が一体化したスイングになるのでボールに伝わるパワーも大きくなりますよ。また、ワキに強く力を入れようとすると腕全体に力が入ってしまうので、タオルが落ちない程度の力感でワキを締めてくださいね。
■佐々木理乃
ささき・りの/1998年生まれ、東京都出身。高校・大学を米国で過ごし、2019年の「全米女子アマ」ではベスト32に進出。帰国後は、ツアー外競技「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」に参戦し、500万円のかかる最終戦で優勝。昨年はJLPGA最終プロテストに進出した。
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