「私、感覚派なので…(笑)」精密機械・古江彩佳がスピードより重視するもの【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか?ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました!毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう!今回は、メジャー覇者の古江彩佳。
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「私、飛ばし屋じゃないから…」。最初にそんなひと言をもらした古江。今季のドライビングディスタンスは253.08ヤードで全体127位だが、その一方で、フェアウェイキープ率は81.52%で5位につけている。飛距離より精度を求めているが、それでも米ツアーに初参戦した2022年から248.65yd→245.44yd→250.41yd→250.41ydと、じわじわ伸びてきている。
「スピードも大事だと思うけれど、しなりで飛ばす方がいいんじゃないかな。しなりを感じるのは、すぐにできなくもないことなので」
飛ばしたいと思えば思うほど、どれだけヘッドスピードを上げられるかを考えがち。だが、ゆったりとしたスイングの持ち主である古江は、「急ぎ打ちじゃなくて、芯に当てるイメージにしたほうが飛ぶと思っています。急がずにゆったり…」と、自身のスイングテンポを崩さずに組み立てていくことが大事と話す。
しなりを感じる方法について聞くと、「難しいですね…。私、感覚派なので(笑)」と苦笑い。古江のスイングはいつもゆったりとした同じテンポで、トップではややループしているが、これがしなりを感じられるポイントなのかも?
「しなりが全く出ないので“パンパーン”のテンポはダメです。ゆっくり振って、速くするのはインパクトのあとだけですよ」。一度肩の力を抜いて、シャフトのしなりを感じてみてほしい。
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