スパイとなった牧師の物語「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」
第二次世界大戦下のドイツでスパイ活動に身を投じてナチスと闘った実在の牧師、ディートリヒ・ボンヘッファー(1906年 – 1945年)の生きざまを描いた「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」が、11月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で公開される。ポスタービジュアルが到着した。
ナチスの台頭により変革期を迎えたドイツで、独裁者ヒトラーを神のように崇める聖職者たちが現れ始める。事態を危惧した牧師のボンヘッファーは「教会は聖域であり、権力の場ではない」と反発。そしてドイツ教会を守るためスパイとなり、政権を崩壊させるためヒトラー暗殺計画に加わるが、過酷な運命が待っていた──。
「ハドソン川の奇跡」「博士と狂人」の脚本家であるトッド・コマーニキが監督を務め、ボンヘッファー役を「屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ」のヨナス・ダスラーが務める。共演には「イングロリアス・バスターズ」「名もなき生涯」のアウグスト・ディールや「エイリアン:ロムルス」のデヴィッド・ジョンソンなど。
勤勉な聖職者で、家族思いの青年で、抵抗運動の闘士。その短くも濃厚な生涯を見届けたい。
「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」
監督・脚本・製作:トッド・コマーニキ
出演:ヨナス・ダスラー、アウグスト・ディール、デヴィット・ジョンソン、モーリッツ・ブライブトロイ
2024年/アメリカ・ベルギー・アイルランド/英語/132分/5.1ch/スコープサイズ/カラー
映倫:G 字幕翻訳:大塚美佐恵 字幕監修:小川政弘
配給:ハーク 配給協力:フリック
© 2024 Crow’s Nest Productions Limited
公式サイト:www.hark3.com/bonhoeffer
記事提供元:キネマ旬報WEB
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