絶対王者の『SM10』で58度より売れている意外なスペックは?【ウェッジ売り上げランキング】
ウェッジは今週もボーケイ『SM10』が圧倒的な販売シェアで1位になっている。昨年3月に発売された『SM10』は1年以上も1位をキープしている。その人気についてPGAツアースーパーストア入間店の水谷郁弥さんに話を聞いた。
「ウェッジとしての完成度、性能が高いことはもちろんですが、ロフトラインナップやグラインドの種類が豊富なことも売れている要因です」
『SM10』はロフトが46度から62度まであり、グラインド(ソール形状)も6タイプある。最近はどんなスペックがよく売れているのか?
「ロフトは50度、52度がよく売れています。最初に50度、52度のどちらかを買って、それが気に入ったら56度、58度を購入される方が多いです。ソールグラインドで言えば、今はTグラインドが人気です。20年以上の歴史がある『SMシリーズ』ですが、Tグラインドが追加されたのは『SM9』から。新しいグラインドということもあり、ボーケイユーザーでTグラインドを一度も使ったことがない方が購入されていきます。Tグラインドはローバンスでソールも薄めですが、『SM10』を使っている中・上級者には待ち望んでいたソールだったのかもしれません」
他の店舗に聞いても『SM10』は50度がよく売れているそうだ。かつてはウェッジと言えば「SW」の58度だったが、アイアンセットのロフトが変わってきたこともあり、「AW」を新しく買い替えている人が増えているようだ。
【ウェッジ売り上げトップ3】
1位 ボーケイ SM10
2位 クリーブランド RTZ
3位 フォーティーン FR-5
※データ提供:矢野経済研究所、6月16日~6月22日のデータ
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女子プロの使用ウェッジを調査。関連記事【メジャー優勝の西郷真央が使うSWの打痕が、トゥ寄りにあるのはなぜ?【女子プロの打痕調査】】を読めば、概要がわかります。
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