イ・ジェフン“ジュノ”、550億円の現金を調達するためリゾートホテルの売却を視野に現地調査へ<交渉の技術>

「交渉の技術」はLeminoで配信中
イ・ジェフン主演による韓国ドラマ「交渉の技術」の第13、14話がLeminoで配信中。サンイングループのソン・ジェシク会長(ソン・ドンイル)が個人株を担保に500億ウォンの融資を受けて済州島のリゾートホテルを購入したことで、ユン・ジュノ(ジェフン)らM&Aチームが利子を含め550億ウォンの返済に奔走する姿が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
大手企業のM&A専門家ジュノと、そのチームが繰り広げる究極の頭脳戦を描く企業ドラマ「交渉の技術」。韓国JTBCで2025年3月、4月に放送され、回を重ねるごとに視聴率を上げるなど、話題となった。
第13話では、着々とミッションを遂行するジュノらM&Aチームの前にまたも難題が突然襲い掛かる。ソン会長が個人株を担保に借りた500億ウォンの融資の返済期限が1カ月後に迫っているそうで、利子を含めると550億ウォンの現金を用意しなくてはならなくなった。
返済のためにソン会長が自社株を売れば、市場はソン会長が会社の破綻前に株を売り抜けたと見て株価の暴落は避けられないし、借り換えに動けば、サンインにはわずか550億ウォンの現金もないことが知れ渡る。
最善策はソン会長が買ったリゾートを売って現金を作ることだと判断したジュノらは、早速リゾート売却を視野に現地調査を開始した。

「交渉の技術」第13話より
クォン・ユリ演じる謎の女性ソン・ジオが登場
リゾートホテルの部屋に入ったクァク・ミンジョン(アン・ヒョンホ)が室内のチェックをしていると、背後から「こんにちは」と声を掛けられる。振り返ると、隣室との垣根のあたりに柔和な笑顔の女性・ジオが立っていた。「123号室の者です」「私は1人だから退屈してるんです。友達になりましょ」とフランクに話し掛けてくる女性に、ミンジョンは戸惑うばかり。
さらに、ジオはミンジョンがレストランでオ・スニョン弁護士(キム・デミョン)やチェ・ジンス(チャ・ガンユン)と食事しているところにも現れ「ご一緒してもいいですか?」と相席を希望。
そのリゾートホテルに1年住んでいると話し、「私、ここがすごく大好きなんです」「泳ぎませんか?私の部屋にプールがあるんです。招待します」とリゾートホテルに1年も滞在していることや、泊まっているのが1泊800万ウォンもするスイートルームであることなどを匂わせ、ミンジョンやオ弁護士、ジンスを驚かせた。

「交渉の技術」より
少女時代での活動に加え俳優としても活躍!
金持ちなのか、事情があるのか。謎多き女性・ジオを演じているのは、少女時代のユリとしても活動するクォン・ユリ。音楽活動のかたわら「ファッション王」(2012年)で本格的に俳優活動を開始し、「被告人」(2017年)の新人国選弁護人ソ・ウネ役や「チャングムの末裔」(2018年)での大食いヒロイン・スンア役などで演技力を培った。
時代劇初挑戦だったドラマ「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」(2021年)では、寡婦となっても王女としての品格を忘れず芯の強さで困難を乗り越えるファイン翁主スギョンを好演して視聴者に鮮烈な印象を残した。
「ポッサムー」での、“時代劇不敗プリンス”チョン・イルとの相性の良さは評判となり、のちにドラマ「グッジョブ」(2022年)で再共演を果たした。すでに俳優としてのキャリアも10年を超え、最近では「ソンジェ背負って走れ」(2024年)に本人役でカメオ出演も果たすなど、話題を振りまいている。
そんな彼女が「交渉の技術」でミステリアスなキャラクター・ジオとして登場すると、視聴者からもその正体不明な雰囲気、立ち居振る舞いに注目が集まった。
「交渉の技術」(全24話)は毎週土日に2話ずつLeminoで独占配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「交渉の技術」より

「交渉の技術」より
記事提供元:Lemino ニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。