今度は未発表ウェッジ!新鮮なCALLAWAYロゴの『OPUS SP』、契約女子プロの第一印象は?
<アース・モンダミンカップ 事前情報◇24日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6688ヤード・パー72>
今週は最高賞金総額3億円のビッグトーナメントが26日から4日間の日程で行われる。ビッグマネーを狙うキャロウェイ選手たちの元に、今週届けられたのが未発表ウェッジ。2週前に『X FORGED MAX / MAX STAR』アイアンが供給されたばかりだが、今度はウェッジで、何やら現行の『OPUS』と違ってCALLAWAYロゴのフォントが新鮮な感じ。
最初に確認したのは、青木香奈子。なんと、供給された途端に、即スイッチしていた。現行の『OPUS』も「17枚刃でビタリ」がキャッチコピーになっているが、それよりもスピン性能を感じたとか。
「めちゃくちゃいいです。48-52-58の3本とももう替えちゃいました。スピン性能が全然違うと思います。くっつく感じがさらに大きくなっていて、48度がちょっとシュッとしたかなという感じで、顔も大きくは変わってないので違和感なく。ラフの抜けも悪くないし、50ヤードとかグリーン周りで58度のスピンが一番違うなと思います。ウェッジはスピンと58度の開きやすさを重視してますね」(青木)
次に練習場で打っていたのは政田夢乃。まだコースで試しておらず「これから試す」ところだったが、悪くない反応で、こちらもフェース面の摩擦に反応。
「打ちやすかったです。見た目も違和感なく替えられそうだったので、打ち込んでから替えようかなと思っています。フェースを触った感じでもスピンかかりそうだなと思います。溝も今までと違うので、ラフやグリーン周りでも試したいなと思います」(政田)
同じく、練習場でテストした第一印象を六車日那乃は「慣らし運転が必要」と、ウェッジの即投入には慎重だった。
「一番は打感がいいという感想で58度は顔も丸い感じで開きやすいなと。『OPUS』の48度はウェッジの顔だったのが、今回はアイアンっぽくなって、セットのPWからの流れが良くなりそう。58度で打った時はスピンが入ってそうだなと感じました。いきなりクラブを替えるのは怖いタイプなので、これからいろんな状況で打って慣らしていきたいなと思います」(六車)
同じく、重心高にシビアな河本結も、練習場でもさすがの重心フィール。
「顔がシャープで、フェースに乗る感じがあるのでコントロールしやすいなと思います。重心が高くなったことで一定の動きがしやすく、ミスが出にくいのでアマチュアの方にも打ちやすいんじゃないかと思います」(河本)
最後に、コースで試した手束雅は、自身の入射角の傾向に対する相性の良さを実感していた。
「私はダウンブローが強い方でスピンが安定しづらいんですけど、このウェッジはフェースに乗っている時間が長い感じがして、距離感が合いそうですね。私の感覚では前のモデルよりやさしく感じます。練習場でいろんな距離を試して、感覚と数値が合っていれば、そのまま使えるかなと思います。顔は丸くなった感じで、少し小さくなったように見えて同じ58-10Sですけど、バンスもこっちの方が好きです」(手束)
ショートゲームはどの選手にとっても生命線。青木加奈子は即投入を早くも決めたが、ビッグマネーがチラつく重要な大会で、他の4人はどう判断するだろうか。ちなみに、『OPUS SP』のスコアラインの本数も、現行の『OPUS』と同様で17本になっている。
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