<交渉の技術>イ・ジェフン“ジュノ”、日本出張で青木崇高演じる工場長と対峙

「交渉の技術」はLeminoで配信中
イ・ジェフン主演による韓国ドラマ「交渉の技術」の第11、12話が6月8日にLeminoで配信。前回に続いて日本・静岡を舞台に交渉に臨む“伝説の交渉人”ユン・ジュノ(ジェフン)だったが、契約交渉成立を目前に工場長・ナイトウ(青木崇高)が待ったをかけた。(以下、ネタバレがあります)
ジュノらM&Aチームが日本の部品メーカーとの交渉を進めていく
大手企業のM&A専門家ジュノと、そのチームが繰り広げる究極の頭脳戦を描く企業ドラマ「交渉の技術」。韓国JTBCで2025年3月、4月に放送され、回を重ねるごとに視聴率を上げるなど、話題となった。
経営危機に陥った大手企業のサンイングループ。その再建のため、ジュノは11兆ウォンという莫大な資金の調達を託される。第4話までで、会社の主軸であった建設事業を市場価値よりも高い8兆5億ウォンでの売却に成功したジュノは、第5~8話でEコマース進出のため、ゲーム会社を買収することを成功させた。

「交渉の技術」第11話より
これまで順調にミッションを遂行していたが、ネガティブな記事の影響もあってサンイングループの株価が急落する。ジュノらM&Aチームは株価を立て直すため、グループの不安材料となっている自動車メーカー・ウインドの部品調達交渉をすることに。第11、12話では、日本の静岡にある部品メーカー・シミズとの水面下での交渉が描かれた。
ジンス(チャ・ガンユン)は、シミズ側の若手社員・ヒロセ(宮内ひとみ)と話してシミズの事情を把握。また、ジュノはシミズ側の部長・ヨシダ(三浦誠己)との事前交渉も行うなど、M&Aチームは慎重に交渉を進め、あとは契約書に押印するのみ、という段階に。
だが、契約書を読んで何かに気付いたシミズの工場長・ナイトウは、突然「申し訳ありません。私は署名できません」と言い出す。ジュノらM&Aチームも、ヨシダらシミズの面々も困惑する中、ジュノはナイトウが態度を変えた理由を冷静に分析し、対応策を練っていく。

「交渉の技術」第12話より
ナイトウがジュノらを拒絶「一度約束を破った会社というのは、また約束を破ります」
今回の第11、12話では青木演じるナイトウが存在感を見せた。ある事情からウインドに対して不信感をあらわにし、ジュノの説得にも「よく分かりません」と聞く耳を持たないナイトウ。真っすぐにジュノの目を見て「一度約束を破った会社というのは、また約束を破ります。私はそれを分かってますから」と冷たく告げて、会議室から出ていってしまう。
ジュノの説得を拒絶する様子や不信感に満ちたジュノへの視線など、ナイトウからはプライドを傷つけられた職人の怒りが伝わってきた。さらに、工場まで弁明にやって来たジュノたちに軽蔑の視線を投げ掛け、その後ある事実を知って涙を流すまで、大きく上下するナイトウの感情の起伏。父親の工場を受け継いで、実直にモノづくりの世界で生きてきたナイトウの誇りを、青木はしっかり体現していた。

「交渉の技術」第12話より
日本出張を描いた第9~12話を経て、第13話ではサンインのソン・ジェシク会長(ソン・ドンイル)が個人株を担保に受けていた融資から問題が浮上し、ジュノらは会社を守るため奔走する。
「交渉の技術」(全24話)は毎週土日に2話ずつLeminoで独占配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「交渉の技術」より

「交渉の技術」第11話より

「交渉の技術」第11話より

「交渉の技術」より

「交渉の技術」キービジュアル
記事提供元:Lemino ニュース
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