元LIV戦士がPGAツアーに“復帰” 最後の出場から1年経てば…
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<ロケット・クラシック 事前情報◇23日◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7370ヤード・パー72>
今週行われる米国男子ツアーには、元LIVプレーヤーで2021年の「全米アマチュア選手権」覇者のジェームス・ピオット(米国)が推薦で出場する。23日、発表された。ミシガン州デトロイト郊外で育ったピオットはミシガン州立大出身で、初のデトロイトGCでのプレーとなる。
オークモントCCで開催された全米アマを制したピオットはPGAツアーでプロデビューを果たしたが、すぐさま22年6月に開幕したLIVゴルフを主戦場に選んだ。フィル・ミケルソン(米国)率いる『ハイフライヤーズGC』で2シーズンをプレーするも、23年以降は契約が更新されなかった。その後ピオットはアジアンツアーを転戦。今季の序盤には下部のコーンフェリー・ツアーのマンデートーナメントにも参加していた。
“統合”に向かって協議が進められているはずのPGAツアーとLIVゴルフだが、実際には現在もLIVプレーヤーはPGAツアーに参戦することは禁止されている。ただ最後のLIVゴルフ出場から1年が経過すれば、PGAツアーに出場することも可能。今年3月には、元LIVプレーヤーのローリー・キャンター(イングランド)が「プレーヤーズ選手権」でPGAツアー復帰を果たしている。
ピオットは地元開催の大会にマンデートーナメントから挑戦を予定していたが、スポンサー推薦で出場が決定した。(文・武川玲子=米国在住)
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